3歳、乳歯に茶色いシミを見つけた。虫歯の予防方法について
相談者:
るる7733さん (3歳:男性)
投稿日時:2014-05-10 12:12:55
3歳8か月の子供の歯について相談させてください。
数日前、気づきました。
@右下の乳犬歯と第一乳臼歯間が少し茶色い
A第一乳臼歯の歯茎から1ミリ程度上あたりに、2ミリほどの薄茶色のシミがあります
虫歯になってしまってますよね。。。
2週間後に予防で通っている歯医者へ予約をいれていたのですが、そこまで待って大丈夫でしょうか。
それから、虫歯にならないよう気を付けていたつもりでしたが、私の責任ですので、これまでの予防方法でこの先良いのかいろいろな先生に伺いたいので教えてください。
・歯医者について
1歳前に初めて歯医者へ行き、フッ素を塗布
その後5,6か月ごとに歯医者へ行き、フッ素を塗布
その都度、検診とアドバイスをもらっています。
・歯磨きについて
夜、寝る前に私(母)が仕上げ磨き(歯磨き粉はすすぎ不要の赤ちゃん用のものとレノビーゴを2回吹きかけて磨いています)と赤ちゃん用のフロス、その後キシリトールのタブレットを2つあげています。
ここまですすぎをしていません。
寝る前に水を飲みます。
朝はほとんど磨けていません。(日中は保育園のため磨いていません)
茶色い歯を見つけてからは朝も磨いています。
・食べ物について
3歳過ぎまで甘いお菓子は食べておりませんでしたが、ここ2か月ほどチョコレートを食べ始めてしまいました。
平日は保育園のため、帰宅後夕食の前にチョコを1つ食べたりしています。
休日は2,3個食べています。またスナック菓子やラムネを食べる時もあります。
夜の歯磨き後に食べ物は食べさせていません。
・飲み物について
外食(月に数回)時にオレンジジュースを飲むことがありますが、それ以外は水かお茶です。
保育園では麦茶と牛乳です。
今後、どのような予防をすれば虫歯を防いでいけるのか改善点を教えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
数日前、気づきました。
@右下の乳犬歯と第一乳臼歯間が少し茶色い
A第一乳臼歯の歯茎から1ミリ程度上あたりに、2ミリほどの薄茶色のシミがあります
虫歯になってしまってますよね。。。
2週間後に予防で通っている歯医者へ予約をいれていたのですが、そこまで待って大丈夫でしょうか。
それから、虫歯にならないよう気を付けていたつもりでしたが、私の責任ですので、これまでの予防方法でこの先良いのかいろいろな先生に伺いたいので教えてください。
・歯医者について
1歳前に初めて歯医者へ行き、フッ素を塗布
その後5,6か月ごとに歯医者へ行き、フッ素を塗布
その都度、検診とアドバイスをもらっています。
・歯磨きについて
夜、寝る前に私(母)が仕上げ磨き(歯磨き粉はすすぎ不要の赤ちゃん用のものとレノビーゴを2回吹きかけて磨いています)と赤ちゃん用のフロス、その後キシリトールのタブレットを2つあげています。
ここまですすぎをしていません。
寝る前に水を飲みます。
朝はほとんど磨けていません。(日中は保育園のため磨いていません)
茶色い歯を見つけてからは朝も磨いています。
・食べ物について
3歳過ぎまで甘いお菓子は食べておりませんでしたが、ここ2か月ほどチョコレートを食べ始めてしまいました。
平日は保育園のため、帰宅後夕食の前にチョコを1つ食べたりしています。
休日は2,3個食べています。またスナック菓子やラムネを食べる時もあります。
夜の歯磨き後に食べ物は食べさせていません。
・飲み物について
外食(月に数回)時にオレンジジュースを飲むことがありますが、それ以外は水かお茶です。
保育園では麦茶と牛乳です。
今後、どのような予防をすれば虫歯を防いでいけるのか改善点を教えていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2014-05-10 12:23:37
>虫歯になってしまってますよね。。。
これだけではむし歯かどうかは断定できません。
2週間後で問題はないと思いますので、かかりつけの歯科医院で診断を受けてください。
また、予防方法についても実際に診察した上での方が具体的かつ個別的なアドバイスができるかと思います。
これだけではむし歯かどうかは断定できません。
2週間後で問題はないと思いますので、かかりつけの歯科医院で診断を受けてください。
また、予防方法についても実際に診察した上での方が具体的かつ個別的なアドバイスができるかと思います。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-05-10 12:51:27
るる7733 さん、今日は
予防は効果があるといわれる物を何でもすれば宵という物ではありません。
今までの予防法を振り返って少し整理してみましょう。
3歳でむし歯が既にできているという仮定でお話しします。
1)歯科医院での定期的な検診と、フッ化物の塗布は良いと思います。
2)歯磨き時のフッ化物の使用について。
レノビーゴは濃度が低すぎて、ほとんど効果はありません。
3歳未満では500ppmの使用が望ましいのですが、今後について。
3歳以上6歳未満では、約1,000ppmの歯磨剤か、ジェルを歯ブラシの横幅分の量を使用して歯磨きを行い、つばを吐くだけ。
3)フロスの使用
これからも続けられると良いと思います。
個人的には、できれば、フッ化物を用いて歯磨きをした後に、フッ化物を歯と歯の間に塗り籠むつもりで使われると良いと思います。
4)キシリトールについて
キシリトールは、砂糖の摂取量を減らす為の、変わりの甘味料です。
もともと、甘味料の制限は必要な3歳未満のお子さんに積極的に与えるのは帰って逆効果のように思います。
また、フッ化物を使用した後にキシリトールのタブレットを与えると、唾液が出て、フッ化物が早くに流されてしまい、フッ化物の効果が半減してしまいます。
歯磨きの後に、キシリトールのタブレットを与えるのはやめましょう。
甘い物をほしがった時に、砂糖の変わりに与えるのなら良いでしょう。
5)朝の歯磨きについて
時間がないようでしたら、簡単でもよいので、フッ化物を用いて歯磨きをして、つばを吐くだけにした方が良いでしょう。
6)飲食について
味覚形成の大切な時期です。
また、消化器系の未発達な小児にとって、おやつは大切な栄養補給となります。
栄養のバランスを考えた、おやつを与えると良いでしょう。
甘い物を与える場合の注意点として
・できるだけ控える
・キシリトール等の代用糖を用いる(積極的に与えるのではなく、どうしても甘い物をほしがる場合の、砂糖の変わりと考えて下さい。できれば、代用糖も少ない方が良いでしょう)
・時間を決めて与える
・飲食回数を減らす(例えば、食事の後、すぐに与える。飲み物も1回と考え、ジュース等とお菓子を同時に与える)
・口の中から早くなくなる物を選ぶ(例えば、チョコレートなら、ナッツやキャラメルの入った物より、チョコレートだけで、早く融けてしまうもの。)
・組み合わせを工夫する(例えば、甘い物の後に、代用糖のガムを噛んで、唾液で口の中を洗い流す。
最悪な例として、クッキーとジュース、この組み合わせは、歯にこびりついた、クッキーのかすに、ジュースの糖分が浸透して、長時間糖分が歯の表面に残ってしまう。)
予防は効果があるといわれる物を何でもすれば宵という物ではありません。
今までの予防法を振り返って少し整理してみましょう。
3歳でむし歯が既にできているという仮定でお話しします。
1)歯科医院での定期的な検診と、フッ化物の塗布は良いと思います。
2)歯磨き時のフッ化物の使用について。
レノビーゴは濃度が低すぎて、ほとんど効果はありません。
3歳未満では500ppmの使用が望ましいのですが、今後について。
3歳以上6歳未満では、約1,000ppmの歯磨剤か、ジェルを歯ブラシの横幅分の量を使用して歯磨きを行い、つばを吐くだけ。
3)フロスの使用
これからも続けられると良いと思います。
個人的には、できれば、フッ化物を用いて歯磨きをした後に、フッ化物を歯と歯の間に塗り籠むつもりで使われると良いと思います。
4)キシリトールについて
キシリトールは、砂糖の摂取量を減らす為の、変わりの甘味料です。
もともと、甘味料の制限は必要な3歳未満のお子さんに積極的に与えるのは帰って逆効果のように思います。
また、フッ化物を使用した後にキシリトールのタブレットを与えると、唾液が出て、フッ化物が早くに流されてしまい、フッ化物の効果が半減してしまいます。
歯磨きの後に、キシリトールのタブレットを与えるのはやめましょう。
甘い物をほしがった時に、砂糖の変わりに与えるのなら良いでしょう。
5)朝の歯磨きについて
時間がないようでしたら、簡単でもよいので、フッ化物を用いて歯磨きをして、つばを吐くだけにした方が良いでしょう。
6)飲食について
味覚形成の大切な時期です。
また、消化器系の未発達な小児にとって、おやつは大切な栄養補給となります。
栄養のバランスを考えた、おやつを与えると良いでしょう。
甘い物を与える場合の注意点として
・できるだけ控える
・キシリトール等の代用糖を用いる(積極的に与えるのではなく、どうしても甘い物をほしがる場合の、砂糖の変わりと考えて下さい。できれば、代用糖も少ない方が良いでしょう)
・時間を決めて与える
・飲食回数を減らす(例えば、食事の後、すぐに与える。飲み物も1回と考え、ジュース等とお菓子を同時に与える)
・口の中から早くなくなる物を選ぶ(例えば、チョコレートなら、ナッツやキャラメルの入った物より、チョコレートだけで、早く融けてしまうもの。)
・組み合わせを工夫する(例えば、甘い物の後に、代用糖のガムを噛んで、唾液で口の中を洗い流す。
最悪な例として、クッキーとジュース、この組み合わせは、歯にこびりついた、クッキーのかすに、ジュースの糖分が浸透して、長時間糖分が歯の表面に残ってしまう。)
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-05-11 10:41:12
おはようございます。
一般的なむし歯予防の考え方とはずいぶん違っていると認識していますが、私の師匠の故丸森賢二先生がたどりついたむし歯予防の方法を紹介します。
この方法は、現在も横浜歯科臨床座談会で実践され日々進歩しています。
先ずむし歯予防は3歳までは食べ物でします、具体的には3歳まで絶対にお菓子を与えない育児をすることです。
一番大きな目的は甘党に育てないということです、一旦甘党に育ってしまえば一生甘党ですからいつも甘いものを制限し続けるという大変な苦労を強いられます。
これは実は大変なことです、即ち食べたいお菓子を我慢し続けなければならないということを意味します、甘党の方ならよく御存じでしょうが結構つらい作業になります。
もう一つは口腔内のエコロジーの問題です、お菓子即ちおさとうの摂取量が多い人は口腔内の球菌類の中に占めるミュータンス菌の割合が多いということです、つまりむし歯になりやすいということになります。
一方お菓子としてのおさとうを摂取せずに育てた人に中のミュータンス菌の割合は、かなり少ないことも判かっています、つまりむし歯になりにくいということになります。
このような口腔内のエコロジーが一旦定着すると、なかなか変化しないことも証明されています。
これは何を意味するかというと、お菓子としてのおさとうを摂取せずに育てたお子さんは、同じおさとうの量を摂取してもミュータンス菌が少ないわけですから、むし歯にはなりにくいということです。
お菓子をたくさん食べてもむし歯になりにくい方がいることは、歯科医なら経験したことがあると思いますが、個人的にはこのような方がそれにあたると理解しています。
つまり3歳までお菓子を与えない育児を我々が提唱しているのは、この2点を目指しているからです、ほかにも好き嫌いのない味覚を作るという意味もあります(本来実はこれを目的に定めているのですがむし歯予防ということなのでこれは割愛いたします)。
このような方法ではフッ素利用とかキシリトールの出る幕は全くありません、一番本質的なむし歯予防を目指しているからに他ならないからです。
このような育児では仕上げ磨きの必要もありません、個人的には仕上げ磨き事態もむし歯予防にはかえってよくないと考えています。
理由は仕上げ磨きをすれば歯磨きを人に頼ってしまう子供に育つからです、歯磨きは子供さん自身が積極的に自分でする必要があるのですが仕上げ磨きをし続けるということは、歯磨きをしたがらない子供さんに育ってしまいます、これもしばしば経験します。
それでは歯磨きをどうするかということになりますが、3歳まではお菓子としてのおさとうは食べていないわけですからむし歯の原因はほとんどありません。
また口腔内の環境は、むし歯になりにくいエコロジーになっているので、むし歯のリスクは著しく低くなっています、したがって先ずむし歯はできません。
所が3歳を過ぎると、お友達のところへ遊びに行くようになります、そうすればたいていの場合お友達のところでお菓子を食べることになります。
そうすると歯磨きを始めなくてはなりません、したがって3歳頃から歯磨き練習を始める必要がでてくるのです、そこで歯科医や歯科衛生士の仕事が重要な意味を持ってきます。
私共の歯科医院では3歳から歯科衛生士による歯磨き練習を開始します、最初は子供さんに自分の歯に興味を持ってもらえるよう接していきます。
歯に興味がないのに歯磨きを積極的にするわけがないからです、興味が出てきたら技術的な練習にうつります。
目標は6歳臼歯が萌出する頃に6歳臼歯を磨ける技術の習得です、次の目標は6年生までに自分の歯を磨こうと思えばすべて磨けるようになっていることです、これで歯磨き練習は終了となります。
このような育児、および歯磨き練習をすれば確実に一生むし歯ゼロが実現できます、それほど難しいことではありません。
そのほかいろいろ年齢によって配慮が必要な点がないわけではありませんが、3歳から12歳までお付き合いしているわけですからそれぞれれ配慮が必要な所は我々にはわかってきます。
それらのポイントについては、判明した時点で伝わるようにお話をしています。
このようなむし歯予防を実践すれば、スーパーマーケットのお菓子売り場でお菓子を買ってくれとダダをこねることなどありません。
また誕生日にケーキを切り分けた時食べ終わってお母さんもっと頂戴とは決して言いません、甘党にはなっていないので少し食べれば満足します、もちろんフッ素やキシリトールなんて全く必要ではありません。
むし歯予防に熱心なお母さんで1歳頃からフッ素を塗っていたがむし歯ができてしまって、ショックだと仰られて来院されることを時々経験します。
これはお菓子の食べすぎがあれば、フッ素なんて何の役にも立たないことを意味しています。
またキシリトールはどうでしょうかと尋ねられることもよくありますが、甘党にさえ育てていなければ子供さんが甘いものをほしがることはありません、したがってキシリトールの出番もありません。
つまり本質的なむし歯予防をせず、フッ素やキシリトールに頼ってむし歯予防をしようとしていることから起きている問題です。
残念なことに歯科界自体もその方向に向かっているように感じています、つまりむし歯予防は歯医者が管理しますよといって健康管理を患者さん自身に任せずに、歯医者自らがしようという思い上がった考えだ方だと思います。
これでは管理者がいなくなると、たちまちむし歯ができてしまうということになりかねません。
自分の健康は自分で守ることにつきます、我々歯科医側はあくまでもサポート役に徹するべきだと常々考えています、つまり健康教育事こそ真の健康につながってくるということです。
歯周病においても然りです、半年に一度定期検査に来てくださいと称してリコール葉書を送っているところが多いようですが、ご自身で判断して自主的に歯医者を受診するのが本来の姿だと思います。
これが歯科界のごく少数意見だということは十分認識はしていますがこのような考え方こそが健康を維持増進できでしょう。
ところでるる7733さんですが文面から推測するとむし歯にはなっていないような気がいたします、一度信頼に足る歯科医に診ていただいてお話を聞いていただくのがいいと思います。
むし歯を作らない子育て http://yamadashika.jp/prevent.html#01
むし歯ができてしまったら http://yamadashika.jp/prevent.html#03
参考になさってください。
一般的なむし歯予防の考え方とはずいぶん違っていると認識していますが、私の師匠の故丸森賢二先生がたどりついたむし歯予防の方法を紹介します。
この方法は、現在も横浜歯科臨床座談会で実践され日々進歩しています。
先ずむし歯予防は3歳までは食べ物でします、具体的には3歳まで絶対にお菓子を与えない育児をすることです。
一番大きな目的は甘党に育てないということです、一旦甘党に育ってしまえば一生甘党ですからいつも甘いものを制限し続けるという大変な苦労を強いられます。
これは実は大変なことです、即ち食べたいお菓子を我慢し続けなければならないということを意味します、甘党の方ならよく御存じでしょうが結構つらい作業になります。
もう一つは口腔内のエコロジーの問題です、お菓子即ちおさとうの摂取量が多い人は口腔内の球菌類の中に占めるミュータンス菌の割合が多いということです、つまりむし歯になりやすいということになります。
一方お菓子としてのおさとうを摂取せずに育てた人に中のミュータンス菌の割合は、かなり少ないことも判かっています、つまりむし歯になりにくいということになります。
このような口腔内のエコロジーが一旦定着すると、なかなか変化しないことも証明されています。
これは何を意味するかというと、お菓子としてのおさとうを摂取せずに育てたお子さんは、同じおさとうの量を摂取してもミュータンス菌が少ないわけですから、むし歯にはなりにくいということです。
お菓子をたくさん食べてもむし歯になりにくい方がいることは、歯科医なら経験したことがあると思いますが、個人的にはこのような方がそれにあたると理解しています。
つまり3歳までお菓子を与えない育児を我々が提唱しているのは、この2点を目指しているからです、ほかにも好き嫌いのない味覚を作るという意味もあります(本来実はこれを目的に定めているのですがむし歯予防ということなのでこれは割愛いたします)。
このような方法ではフッ素利用とかキシリトールの出る幕は全くありません、一番本質的なむし歯予防を目指しているからに他ならないからです。
このような育児では仕上げ磨きの必要もありません、個人的には仕上げ磨き事態もむし歯予防にはかえってよくないと考えています。
理由は仕上げ磨きをすれば歯磨きを人に頼ってしまう子供に育つからです、歯磨きは子供さん自身が積極的に自分でする必要があるのですが仕上げ磨きをし続けるということは、歯磨きをしたがらない子供さんに育ってしまいます、これもしばしば経験します。
それでは歯磨きをどうするかということになりますが、3歳まではお菓子としてのおさとうは食べていないわけですからむし歯の原因はほとんどありません。
また口腔内の環境は、むし歯になりにくいエコロジーになっているので、むし歯のリスクは著しく低くなっています、したがって先ずむし歯はできません。
所が3歳を過ぎると、お友達のところへ遊びに行くようになります、そうすればたいていの場合お友達のところでお菓子を食べることになります。
そうすると歯磨きを始めなくてはなりません、したがって3歳頃から歯磨き練習を始める必要がでてくるのです、そこで歯科医や歯科衛生士の仕事が重要な意味を持ってきます。
私共の歯科医院では3歳から歯科衛生士による歯磨き練習を開始します、最初は子供さんに自分の歯に興味を持ってもらえるよう接していきます。
歯に興味がないのに歯磨きを積極的にするわけがないからです、興味が出てきたら技術的な練習にうつります。
目標は6歳臼歯が萌出する頃に6歳臼歯を磨ける技術の習得です、次の目標は6年生までに自分の歯を磨こうと思えばすべて磨けるようになっていることです、これで歯磨き練習は終了となります。
このような育児、および歯磨き練習をすれば確実に一生むし歯ゼロが実現できます、それほど難しいことではありません。
そのほかいろいろ年齢によって配慮が必要な点がないわけではありませんが、3歳から12歳までお付き合いしているわけですからそれぞれれ配慮が必要な所は我々にはわかってきます。
それらのポイントについては、判明した時点で伝わるようにお話をしています。
このようなむし歯予防を実践すれば、スーパーマーケットのお菓子売り場でお菓子を買ってくれとダダをこねることなどありません。
また誕生日にケーキを切り分けた時食べ終わってお母さんもっと頂戴とは決して言いません、甘党にはなっていないので少し食べれば満足します、もちろんフッ素やキシリトールなんて全く必要ではありません。
むし歯予防に熱心なお母さんで1歳頃からフッ素を塗っていたがむし歯ができてしまって、ショックだと仰られて来院されることを時々経験します。
これはお菓子の食べすぎがあれば、フッ素なんて何の役にも立たないことを意味しています。
またキシリトールはどうでしょうかと尋ねられることもよくありますが、甘党にさえ育てていなければ子供さんが甘いものをほしがることはありません、したがってキシリトールの出番もありません。
つまり本質的なむし歯予防をせず、フッ素やキシリトールに頼ってむし歯予防をしようとしていることから起きている問題です。
残念なことに歯科界自体もその方向に向かっているように感じています、つまりむし歯予防は歯医者が管理しますよといって健康管理を患者さん自身に任せずに、歯医者自らがしようという思い上がった考えだ方だと思います。
これでは管理者がいなくなると、たちまちむし歯ができてしまうということになりかねません。
自分の健康は自分で守ることにつきます、我々歯科医側はあくまでもサポート役に徹するべきだと常々考えています、つまり健康教育事こそ真の健康につながってくるということです。
歯周病においても然りです、半年に一度定期検査に来てくださいと称してリコール葉書を送っているところが多いようですが、ご自身で判断して自主的に歯医者を受診するのが本来の姿だと思います。
これが歯科界のごく少数意見だということは十分認識はしていますがこのような考え方こそが健康を維持増進できでしょう。
ところでるる7733さんですが文面から推測するとむし歯にはなっていないような気がいたします、一度信頼に足る歯科医に診ていただいてお話を聞いていただくのがいいと思います。
むし歯を作らない子育て http://yamadashika.jp/prevent.html#01
むし歯ができてしまったら http://yamadashika.jp/prevent.html#03
参考になさってください。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-05-11 16:54:39
>今後、どのような予防をすれば虫歯を防いでいけるのか改善点を教えていただければと思います。
まずは堀先生も書かてれいるように、むし歯かどうかの確認が先決です。
虫歯でないのであれば、現段階で特に変える必要はないんじゃないでしょうか。
むし歯であったのであれば、何らかの変更を行う必要がありますので、担当医とよく相談し、小牧先生が書かれているようなことも念頭に置いて改善していけばよろしいかと思います。
あと、山田先生が書かれていることは完全に間違いとまでは言えませんが、個人個人のリスクの違いを無視した画一的な対処法を行うことは現在は一般的ではありません。
かかりつけ医の方針と照らし合わせて、部分的に取り入れることはあってもすべてを鵜呑みにはされないほうがよろしいかと思います。
まずは堀先生も書かてれいるように、むし歯かどうかの確認が先決です。
虫歯でないのであれば、現段階で特に変える必要はないんじゃないでしょうか。
むし歯であったのであれば、何らかの変更を行う必要がありますので、担当医とよく相談し、小牧先生が書かれているようなことも念頭に置いて改善していけばよろしいかと思います。
あと、山田先生が書かれていることは完全に間違いとまでは言えませんが、個人個人のリスクの違いを無視した画一的な対処法を行うことは現在は一般的ではありません。
かかりつけ医の方針と照らし合わせて、部分的に取り入れることはあってもすべてを鵜呑みにはされないほうがよろしいかと思います。
タイトル | 3歳、乳歯に茶色いシミを見つけた。虫歯の予防方法について |
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質問者 | るる7733さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 3歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。