外科矯正のプレート除去手術後の顔の変化(米国)
相談者:
ハミングバードさん (48歳:女性)
投稿日時:2014-05-15 06:09:00
こんにちは。
北米在住です。
非常に悩んでおり、誰に相談して良いのか判らないのでこちらで相談させていただきます。
宜しくお願いします。
数年前に左右不対象の外科矯正を行い、同時に顎を出す手術もしました。
Eラインも美しく満足のいく仕上がりでしたが、スクリュー周辺に原因不明の痛みが続いたため、念のため昨年すべてのスクリューとプレートを除去する手術を行いました(左右顎のスクリュー、頤のプレート、鼻の下を止めてあったプレート)。
プレート除去手術後、上唇(鼻下)部分が突出したような風貌になり、自慢だったEラインは消失し、上唇が下唇の上に重なる形になってしまいました。
話をすると上唇全体がひらひらして不自然で、鼻の下がムズムズしたような感覚がとれません。
また頤が非常に硬くなってしまいました。
術後のフォローアップで上記のことを訴えたのですが、腫れは落ち着くまでは人によって1年かかる事もあると言われたので、我慢して1年待ったのですが全く状況は変わらず、意を決して手術をした口腔外科医に会いにゆきました。
その際、頤の硬さは内部瘢痕の可能性があるということで、頤部分、ついでに鼻の下の部分にもステロイド注射を打ってもらいました。
その結果、頤部分の硬さは和らぎましたが、鼻の下はまったく変わらない状態で、ドクターは
「気にしすぎ。
年のせいもあるのでは。
これはもう美容外科の分野でしょう」
と美容整形外科医の電話番号を渡され、さじを投げられたような状況になってしまいました。
ドクターは以前の顔をほとんど覚えていかったようなので、術前の横顔の写真を見せようと携帯をいじって
「この写真を見ればわかるように、、、」
と言って見せかけると、ちらっと見て
「でもそれは違う人の写真でしょ?」
と言われました。
私だと言ったら少し驚いた様子でした。
一見して他人と思われるくらい違うということを判ってもらって少し嬉しかったのですが
「確かに上唇部分が違うけど、理由は良くわからない、僕は骨が専門で、軟組織は専門外だから」
と言われ、やはり美容外科にいくように勧められました。
しかしその後、自分の顔を見ていて気が付いたことがあります。
歯茎と口との境目、上唇をビロっとめくって見える一番奥の部分が非常に深くなっているのです。
口の上に空気を入れて膨らませてみると鼻が持ち上がってぴくぴく動きますし、指を入れてみると指で鼻の穴のあたりを持ち上げることができる状態です。
唇の裏にあった筋のようなものもなくなっていました。
素人考えですが、上唇部分は普通は鼻の下のラインで留まっているのに、上までスペースが空いてしまっているので、その重みで微妙に全体が下がり、話をした時にはきちんと上唇が留まっていないのでひらひら動くのではないかと思います。
鼻の下のムズムズ感も、それが原因であると確信してしまいます。
鼻下のプレートを除去した際に縫い合わせる場所が間違った、あるいは縫い合わせたのに裂けてしまったというようなことはあり得るのでしょうか?
その場合、素人的に考えると、もう一度縫い合わせてもらえれば良いと簡単に考えてしまうのですが、そう簡単なことではないのでしょうか?
「最初からこの位置だった」「誰でもこれくらい空いている」「顔が変わったのはこのせいではない」と言われた場合、私には何も証明できるものがありません。
美容外科なら何とかしてもらえるかもしれませんが、除去手術のせいでこうなったとすると、美容整形で治すのは納得いきません。
英語でのコミュニケーションなので、できるだけクリアにこちらの問題を伝えたいのですが、美容整形外科に行けと追い返された直後のため、私の言い分がクレイジーなのかどうか知りたいのです。
長くなりましたが、一番知りたいのが次の3点です。
1)上の歯茎の上唇部分とつながっている縫い目の部分は、通常どれくらいの深さなのでしょうか?
私のように空気を入れて鼻が持ち上がるくらいまで深くても「普通」と言われてしまうのでしょうか?
2)プレート除去手術の際に、縫合位置がずれて私のような状況になることは、有り得ることでしょうか?
3) 理由は何であれ、私はこの部分を正しい位置に縫い直してほしいのですが、そういった手術を口腔外科医に頼むことは可能でしょうか?
以上、よろしくお願いします。
北米在住です。
非常に悩んでおり、誰に相談して良いのか判らないのでこちらで相談させていただきます。
宜しくお願いします。
数年前に左右不対象の外科矯正を行い、同時に顎を出す手術もしました。
Eラインも美しく満足のいく仕上がりでしたが、スクリュー周辺に原因不明の痛みが続いたため、念のため昨年すべてのスクリューとプレートを除去する手術を行いました(左右顎のスクリュー、頤のプレート、鼻の下を止めてあったプレート)。
プレート除去手術後、上唇(鼻下)部分が突出したような風貌になり、自慢だったEラインは消失し、上唇が下唇の上に重なる形になってしまいました。
話をすると上唇全体がひらひらして不自然で、鼻の下がムズムズしたような感覚がとれません。
また頤が非常に硬くなってしまいました。
術後のフォローアップで上記のことを訴えたのですが、腫れは落ち着くまでは人によって1年かかる事もあると言われたので、我慢して1年待ったのですが全く状況は変わらず、意を決して手術をした口腔外科医に会いにゆきました。
その際、頤の硬さは内部瘢痕の可能性があるということで、頤部分、ついでに鼻の下の部分にもステロイド注射を打ってもらいました。
その結果、頤部分の硬さは和らぎましたが、鼻の下はまったく変わらない状態で、ドクターは
「気にしすぎ。
年のせいもあるのでは。
これはもう美容外科の分野でしょう」
と美容整形外科医の電話番号を渡され、さじを投げられたような状況になってしまいました。
ドクターは以前の顔をほとんど覚えていかったようなので、術前の横顔の写真を見せようと携帯をいじって
「この写真を見ればわかるように、、、」
と言って見せかけると、ちらっと見て
「でもそれは違う人の写真でしょ?」
と言われました。
私だと言ったら少し驚いた様子でした。
一見して他人と思われるくらい違うということを判ってもらって少し嬉しかったのですが
「確かに上唇部分が違うけど、理由は良くわからない、僕は骨が専門で、軟組織は専門外だから」
と言われ、やはり美容外科にいくように勧められました。
しかしその後、自分の顔を見ていて気が付いたことがあります。
歯茎と口との境目、上唇をビロっとめくって見える一番奥の部分が非常に深くなっているのです。
口の上に空気を入れて膨らませてみると鼻が持ち上がってぴくぴく動きますし、指を入れてみると指で鼻の穴のあたりを持ち上げることができる状態です。
唇の裏にあった筋のようなものもなくなっていました。
素人考えですが、上唇部分は普通は鼻の下のラインで留まっているのに、上までスペースが空いてしまっているので、その重みで微妙に全体が下がり、話をした時にはきちんと上唇が留まっていないのでひらひら動くのではないかと思います。
鼻の下のムズムズ感も、それが原因であると確信してしまいます。
鼻下のプレートを除去した際に縫い合わせる場所が間違った、あるいは縫い合わせたのに裂けてしまったというようなことはあり得るのでしょうか?
その場合、素人的に考えると、もう一度縫い合わせてもらえれば良いと簡単に考えてしまうのですが、そう簡単なことではないのでしょうか?
「最初からこの位置だった」「誰でもこれくらい空いている」「顔が変わったのはこのせいではない」と言われた場合、私には何も証明できるものがありません。
美容外科なら何とかしてもらえるかもしれませんが、除去手術のせいでこうなったとすると、美容整形で治すのは納得いきません。
英語でのコミュニケーションなので、できるだけクリアにこちらの問題を伝えたいのですが、美容整形外科に行けと追い返された直後のため、私の言い分がクレイジーなのかどうか知りたいのです。
長くなりましたが、一番知りたいのが次の3点です。
1)上の歯茎の上唇部分とつながっている縫い目の部分は、通常どれくらいの深さなのでしょうか?
私のように空気を入れて鼻が持ち上がるくらいまで深くても「普通」と言われてしまうのでしょうか?
2)プレート除去手術の際に、縫合位置がずれて私のような状況になることは、有り得ることでしょうか?
3) 理由は何であれ、私はこの部分を正しい位置に縫い直してほしいのですが、そういった手術を口腔外科医に頼むことは可能でしょうか?
以上、よろしくお願いします。
回答1
団地会館歯科(神奈川県厚木市)の沢辺です。
回答日時:2014-05-15 08:20:42
おはようございます
推測ですいません
https://www.youtube.com/watch?v=wsuAMsl7TBo
lefort 1
の術後鼻の下を止めてあったプレートインプラント体が整ったEラインや軟組織の位置関係を整えていたのかと想像しますが。
痛みと形態の異常で何を優先するか困る所かと思います。
軟組織だけで修正可能かどうか口腔外科医とご相談してはどうでしょうか。
推測ですいません。
お大事に
推測ですいません
https://www.youtube.com/watch?v=wsuAMsl7TBo
lefort 1
の術後鼻の下を止めてあったプレートインプラント体が整ったEラインや軟組織の位置関係を整えていたのかと想像しますが。
痛みと形態の異常で何を優先するか困る所かと思います。
軟組織だけで修正可能かどうか口腔外科医とご相談してはどうでしょうか。
推測ですいません。
お大事に
相談者からの返信
相談者:
ハミングバードさん
返信日時:2014-05-15 10:28:56
沢辺先生、早速のご返信、本当にありがとうございました。
誰に相談して良いのか判らなかったので、迅速な回答を頂けて本当に感謝しています。
動画もありがとうございました。
このような手術を受けていたのですね。。。。
最後まで見れませんでした。。。
実は痛みがあったのは顎関節の左側だけで、鼻の下と頤に関しては、どうせ手術するなら一緒に取ってしまおう、という安易な気持ちでした。
このようなことになってしまうとは思いもしませんでした。
プレートで形が維持されていたとすれば、プレートを除去した今、以前と同じ形に戻すことは不可能ということになりますね。
プレート除去が軟組織にまで影響を与える可能性があるとは考えませんでした。
ショックです。
ひとつだけ、どうしても知りたいことがあるのですが、本文に書いたように、上の前歯と上唇の間に指を入れると、かなり上まで指が入り、鼻が持ち上がるところまで到達するのですが、これが手術の影響である可能性はありますか?
元からそうであったのに気が付かなかった、あるいは誰でもそれくらい深いものなのでしょうか?
通常はどのあたりまで通じているものなのでしょうか?
口いっぱいに空気を入れた時、手術前はこんなに鼻が持ち上がることはなかったと思うのですが、確かめようもありません。
手術のせいでこの距離が深くなり、そのせいで上唇が垂れてきているという推測が常識の範囲内なのであれば、もう一度同じドクターに修正をお願いするのはおかしくないと思うのですが、そんなことは普通は有り得ないのであれば、前回同様「そんなに気になるなら美容外科に行ってくれ」と言われるのが目に見えています。
外科矯正プレート除去手術のせいで、縫合部の位置が変わってしまうということは、医学的見地から見て有り得ることでしょうか、それとも有り得ないことなのでしょうか、それが知りたいです。
悩みすぎて、自分の言っていることが常識はずれなのかどうかすら判らない状態になってしまっています。
ご教示いただければ嬉しいです。
誰に相談して良いのか判らなかったので、迅速な回答を頂けて本当に感謝しています。
動画もありがとうございました。
このような手術を受けていたのですね。。。。
最後まで見れませんでした。。。
実は痛みがあったのは顎関節の左側だけで、鼻の下と頤に関しては、どうせ手術するなら一緒に取ってしまおう、という安易な気持ちでした。
このようなことになってしまうとは思いもしませんでした。
プレートで形が維持されていたとすれば、プレートを除去した今、以前と同じ形に戻すことは不可能ということになりますね。
プレート除去が軟組織にまで影響を与える可能性があるとは考えませんでした。
ショックです。
ひとつだけ、どうしても知りたいことがあるのですが、本文に書いたように、上の前歯と上唇の間に指を入れると、かなり上まで指が入り、鼻が持ち上がるところまで到達するのですが、これが手術の影響である可能性はありますか?
元からそうであったのに気が付かなかった、あるいは誰でもそれくらい深いものなのでしょうか?
通常はどのあたりまで通じているものなのでしょうか?
口いっぱいに空気を入れた時、手術前はこんなに鼻が持ち上がることはなかったと思うのですが、確かめようもありません。
手術のせいでこの距離が深くなり、そのせいで上唇が垂れてきているという推測が常識の範囲内なのであれば、もう一度同じドクターに修正をお願いするのはおかしくないと思うのですが、そんなことは普通は有り得ないのであれば、前回同様「そんなに気になるなら美容外科に行ってくれ」と言われるのが目に見えています。
外科矯正プレート除去手術のせいで、縫合部の位置が変わってしまうということは、医学的見地から見て有り得ることでしょうか、それとも有り得ないことなのでしょうか、それが知りたいです。
悩みすぎて、自分の言っていることが常識はずれなのかどうかすら判らない状態になってしまっています。
ご教示いただければ嬉しいです。
回答2
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2014-05-15 17:17:37
一般論になってしまいますが、口腔外科執刀医にも、相談者さんのお悩みの原因がわからず、対応することができないということであれば、これまでのレントゲンやカルテなどを、担当された病院歯科や矯正歯科医院から、借りて、別の病院歯科へ、意見を求めてはいかがでしょうか?
場合によっては、日本に帰国された際に、日本の病院歯科や大学病院を受診されることも有効である可能性があります。
また、外科矯正治療において、術前・術後の矯正治療を担当した、矯正担当医は、現在の問題に対してどのように対応した方がよいと意見されていますか?
まずは、矯正担当医が、どのような意見なのかを、確認してみることも、問題の解決にあたって、有効である可能性があります。
場合によっては、日本に帰国された際に、日本の病院歯科や大学病院を受診されることも有効である可能性があります。
また、外科矯正治療において、術前・術後の矯正治療を担当した、矯正担当医は、現在の問題に対してどのように対応した方がよいと意見されていますか?
まずは、矯正担当医が、どのような意見なのかを、確認してみることも、問題の解決にあたって、有効である可能性があります。
相談者からの返信
相談者:
ハミングバードさん
返信日時:2014-05-16 01:58:57
堀内先生、ご回答ありがとうございます。
海外で頼る人が少ないので、本当に心強いです。
私が知りたかった、口の縫い目の部分が変わった可能性についていは、両先生とも触れられていないということは、やはりあまりにも素人的な考えで、言及しないほうが良いということでしょうか。。。。
堀内先生のおっしゃるように、セカンドオピニオンを求めるというのが、解決に向けてのステップかもしれないですね。
手術当時にかかっていた矯正歯科の先生は高齢で引退されてしまっているのですが、診療所を別の先生が引き継いでいらっしゃるようなので、その先生に相談するのが今の私にとって一番現実的かもしれないですね。
骨や歯自体に関することではなさそうなので、軟組織の外観について相手にしてもらえるかどうか微妙に感じますが、直接第三者に意見を求めるという意味では、自分の考えている方向が正しいのか誤っているか判断する上で重要かもしれません。
このような軟組織の緩みについては、通常、他の口腔外科に行っても対応していただくことはできるでしょうか??
今の先生の「骨は治癒している。僕は骨の専門だから、軟組織のことはわからない」と言われたことが頭に残っており、他の口腔外科に行っても同じことを言われる気がして二の足を踏んでしまいます。
日本では口腔外科に行くとこのような軟組織の問題も対応していただけるのでしょうか?
ここでは、歯に限らず医療については、少しでも自分の専門外の事になると「私には判らない」と一刀両断に切られてしまうので、非常にストレスがたまります。
毎朝、鏡を見るたびに気持ちが落ち込んでしまいますが、このようにご回答がいただけると少し勇気が湧いてきます。
ありがとうございます。
海外で頼る人が少ないので、本当に心強いです。
私が知りたかった、口の縫い目の部分が変わった可能性についていは、両先生とも触れられていないということは、やはりあまりにも素人的な考えで、言及しないほうが良いということでしょうか。。。。
堀内先生のおっしゃるように、セカンドオピニオンを求めるというのが、解決に向けてのステップかもしれないですね。
手術当時にかかっていた矯正歯科の先生は高齢で引退されてしまっているのですが、診療所を別の先生が引き継いでいらっしゃるようなので、その先生に相談するのが今の私にとって一番現実的かもしれないですね。
骨や歯自体に関することではなさそうなので、軟組織の外観について相手にしてもらえるかどうか微妙に感じますが、直接第三者に意見を求めるという意味では、自分の考えている方向が正しいのか誤っているか判断する上で重要かもしれません。
このような軟組織の緩みについては、通常、他の口腔外科に行っても対応していただくことはできるでしょうか??
今の先生の「骨は治癒している。僕は骨の専門だから、軟組織のことはわからない」と言われたことが頭に残っており、他の口腔外科に行っても同じことを言われる気がして二の足を踏んでしまいます。
日本では口腔外科に行くとこのような軟組織の問題も対応していただけるのでしょうか?
ここでは、歯に限らず医療については、少しでも自分の専門外の事になると「私には判らない」と一刀両断に切られてしまうので、非常にストレスがたまります。
毎朝、鏡を見るたびに気持ちが落ち込んでしまいますが、このようにご回答がいただけると少し勇気が湧いてきます。
ありがとうございます。
タイトル | 外科矯正のプレート除去手術後の顔の変化(米国) |
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質問者 | ハミングバードさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 口腔外科関連 アメリカ(米国) 外科矯正 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。