歯科医院による診断の違いと歯肉炎について
相談者:
akn8さん (16歳:女性)
投稿日時:2014-05-18 21:50:46
ご相談します。
私が受けた診断の内容についてです。
《以前通っていた歯科医院》 今年の3月頃
・歯肉炎がある
・虫歯があるので治療する
《学校での歯科検診》 今年の4月頃
・虫歯も歯肉炎もない
《最近通い始めた歯科医院》 今年の5月頃
・軽度〜中度の歯肉炎がある
・虫歯はあるが治療するほど進行はしていない
このように、受けた時期はあまり変わらないのですが、診断内容が若干ちがっています。
ちなみに、以前通っていた歯科医院は、予定や場所の関係でなかなか行けず、現在通っているところに変えました。
基準のようなものは歯科医院によって違うのですか?
そして、もうひとつ質問なのですが、【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
まだ高校生なのに歯肉炎との診断もあり、歯槽膿漏になってしまっていないか不安です。
よろしくお願い致します。
私が受けた診断の内容についてです。
《以前通っていた歯科医院》 今年の3月頃
・歯肉炎がある
・虫歯があるので治療する
《学校での歯科検診》 今年の4月頃
・虫歯も歯肉炎もない
《最近通い始めた歯科医院》 今年の5月頃
・軽度〜中度の歯肉炎がある
・虫歯はあるが治療するほど進行はしていない
このように、受けた時期はあまり変わらないのですが、診断内容が若干ちがっています。
ちなみに、以前通っていた歯科医院は、予定や場所の関係でなかなか行けず、現在通っているところに変えました。
基準のようなものは歯科医院によって違うのですか?
そして、もうひとつ質問なのですが、【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
まだ高校生なのに歯肉炎との診断もあり、歯槽膿漏になってしまっていないか不安です。
よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-05-18 22:35:49
>このように、受けた時期はあまり変わらないのですが、診断内容が若干ちがっています。
先ず歯科医院での診察と、学校検診とを同列に扱うのは無理があります。
限られた時間で大人数を見る検診で見つかる虫歯は、結構大きな虫歯です。
また歯科医院による診察でも、虫歯の診断は歯科医ごとに違います、また同じ歯科医でも患者ごとに違います。
>もうひとつ質問なのですが、【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
歯肉炎は歯肉に限局する炎症で歯周炎は歯槽骨等を含めた炎症です。
歯肉炎<歯周炎と言ったところでしょうか。
先ず歯科医院での診察と、学校検診とを同列に扱うのは無理があります。
限られた時間で大人数を見る検診で見つかる虫歯は、結構大きな虫歯です。
また歯科医院による診察でも、虫歯の診断は歯科医ごとに違います、また同じ歯科医でも患者ごとに違います。
>もうひとつ質問なのですが、【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
歯肉炎は歯肉に限局する炎症で歯周炎は歯槽骨等を含めた炎症です。
歯肉炎<歯周炎と言ったところでしょうか。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-05-18 23:49:23
akn8 さん、こんばんは。
>基準のようなものは歯科医院によって違うのですか?
困った時にだけ受診するのではなく、常日頃から、定期的に診続けていただける、本当の意味での掛かりつけ医がもてると良いですね。
>【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
保護者の方と一緒に受診のうえで、よく説明していただきましょう。
>基準のようなものは歯科医院によって違うのですか?
困った時にだけ受診するのではなく、常日頃から、定期的に診続けていただける、本当の意味での掛かりつけ医がもてると良いですね。
>【歯肉炎】と【歯周炎】は別物でしょうか?
保護者の方と一緒に受診のうえで、よく説明していただきましょう。
相談者からの返信
相談者:
akn8さん
返信日時:2014-05-19 07:22:17
細見先生、小林先生、ありがとうございます。
歯科医院での説明で、【歯肉炎】と【歯周炎】を混同して言うことはあるのでしょうか?
"歯肉炎は治るが、歯周炎は治らない病気"と聞いたことがあります。
私は歯科医院で、軽度〜中度の【歯肉炎】との診断を受けましたが、元の健康な歯肉に戻ることはできますか?
また、現在通っている医院でブラッシング指導を受けたのですが、
「力が弱すぎるので、歯間にブラシが入り込むくらいの力を入れて」「歯の先端しか磨けていないので、歯茎との境目にブラシを当てて」
と言われました。
今まで通っていた医院では「力はいらない」と指導されていたし、「オーバーブラッシングには気をつけて」という情報も沢山みたので、少し驚きました。
ちゃんと時間をかけてブラッシング指導を受けたのは初めてなので、自分流になっていたのは確実だと思いますが、歯肉退縮になるのが不安です。
ブラッシングによる歯肉退縮は、指導された程度の力では起こらないものですか?
歯科医院での説明で、【歯肉炎】と【歯周炎】を混同して言うことはあるのでしょうか?
"歯肉炎は治るが、歯周炎は治らない病気"と聞いたことがあります。
私は歯科医院で、軽度〜中度の【歯肉炎】との診断を受けましたが、元の健康な歯肉に戻ることはできますか?
また、現在通っている医院でブラッシング指導を受けたのですが、
「力が弱すぎるので、歯間にブラシが入り込むくらいの力を入れて」「歯の先端しか磨けていないので、歯茎との境目にブラシを当てて」
と言われました。
今まで通っていた医院では「力はいらない」と指導されていたし、「オーバーブラッシングには気をつけて」という情報も沢山みたので、少し驚きました。
ちゃんと時間をかけてブラッシング指導を受けたのは初めてなので、自分流になっていたのは確実だと思いますが、歯肉退縮になるのが不安です。
ブラッシングによる歯肉退縮は、指導された程度の力では起こらないものですか?
回答3
団地会館歯科(神奈川県厚木市)の沢辺です。
回答日時:2014-05-19 08:39:26
お早うございます
学校検診は私毎ですけど半日で400人見ないといけないので、細かいとことまで確認は不不可能です。
スクリーニング程度で重大な事だけ確認していると思ってください。
気になれば歯科医に相談した方が確実だと思います。
肉眼でみているので、歯科医毎に診断は多少違ってくると思います。
お大事に
学校検診は私毎ですけど半日で400人見ないといけないので、細かいとことまで確認は不不可能です。
スクリーニング程度で重大な事だけ確認していると思ってください。
気になれば歯科医に相談した方が確実だと思います。
肉眼でみているので、歯科医毎に診断は多少違ってくると思います。
お大事に
回答4
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2014-05-19 11:46:57
虫歯も歯肉も明るいライトのしたで、唾液を取りながら、ゆっくり見ていくものです。
したがって、学校検診には限界があります。
また虫歯の診断、治療方針は残念ながら今の歯科界では、歯科医師によって異なるケースが多いようです。
歯肉炎は歯周病の一つで、歯肉炎が進行すると、骨の吸収が認められる歯周炎に進みます。
歯肉炎であれば歯磨きと簡単なクリーニング、それと修復物が掃除の邪魔すしていれば修正や、再製作が考えられます。
お大事にどうぞ。
したがって、学校検診には限界があります。
また虫歯の診断、治療方針は残念ながら今の歯科界では、歯科医師によって異なるケースが多いようです。
歯肉炎は歯周病の一つで、歯肉炎が進行すると、骨の吸収が認められる歯周炎に進みます。
歯肉炎であれば歯磨きと簡単なクリーニング、それと修復物が掃除の邪魔すしていれば修正や、再製作が考えられます。
お大事にどうぞ。
回答5
回答日時:2014-05-19 12:10:03
こんにちは。
学校検診においては、明らかに穴の空いているものを虫歯(C)と判定しますので、溝にある初期の虫歯(黒い着色)や歯と歯の間の表面からは見えない虫歯はカウントできません。
また、虫歯の基準に関しては学問的に決まってはいるものの、歯科医師による判断にゆだねられる面が大きいかと思います。
歯肉炎は歯肉に限局したもので、歯周病とは歯肉炎が進行して土台の骨(歯槽骨)を溶かしはじめているものなので、別物と考えていただいた方がわかりやすいかと思います。
どちらもまずは、ご自身のプラークコントロール(歯磨き)が最も重要であり、加えて歯科医院における専門的な清掃をしていただくことをおすすめします。
お大事になさってください。
学校検診においては、明らかに穴の空いているものを虫歯(C)と判定しますので、溝にある初期の虫歯(黒い着色)や歯と歯の間の表面からは見えない虫歯はカウントできません。
また、虫歯の基準に関しては学問的に決まってはいるものの、歯科医師による判断にゆだねられる面が大きいかと思います。
歯肉炎は歯肉に限局したもので、歯周病とは歯肉炎が進行して土台の骨(歯槽骨)を溶かしはじめているものなので、別物と考えていただいた方がわかりやすいかと思います。
どちらもまずは、ご自身のプラークコントロール(歯磨き)が最も重要であり、加えて歯科医院における専門的な清掃をしていただくことをおすすめします。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
akn8さん
返信日時:2014-05-21 20:59:07
タイトル | 歯科医院による診断の違いと歯肉炎について |
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質問者 | akn8さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 16歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎の痛み その他 歯周病その他 歯磨きに関する疑問 その他(診断) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。