右下7番、残根が骨に埋まってしまう事はありますか?
相談者:
らいおんさんさん (49歳:男性)
投稿日時:2014-05-28 09:49:15
右下7番について治療中です。
抜歯を避けたい為、残根状態で義歯とする予定です。
残根に蓋をする予定でしたが虫歯を削った結果、歯茎からかなり深く削る事となり蓋をする事ができなくなってしまいました。
(型を取る事ができない状態との事です)
その為、残根状態で経過をみる事となりました。
予測としては下記が考えられると伺っています。
1.異物として排出される。
2.歯肉で埋まる。
3.残根の上に骨が形成され残根は埋没する。
質問1:
3のケースは一般的な事でしょうか?
レアケースでしょうか?
また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
埋まった後に痛んだりする事が無いかを心配しています。
(根管治療時の充填物の完全な除去は難しいとの事で、埋まった後に異物としての体の反応が出ないか?
また、内部での虫歯の発生等を心配しています)
質問2:
歯根膜を残したいとの思いで残根義歯を希望しているのですが、蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
よろしくお願いいたします。
抜歯を避けたい為、残根状態で義歯とする予定です。
残根に蓋をする予定でしたが虫歯を削った結果、歯茎からかなり深く削る事となり蓋をする事ができなくなってしまいました。
(型を取る事ができない状態との事です)
その為、残根状態で経過をみる事となりました。
予測としては下記が考えられると伺っています。
1.異物として排出される。
2.歯肉で埋まる。
3.残根の上に骨が形成され残根は埋没する。
質問1:
3のケースは一般的な事でしょうか?
レアケースでしょうか?
また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
埋まった後に痛んだりする事が無いかを心配しています。
(根管治療時の充填物の完全な除去は難しいとの事で、埋まった後に異物としての体の反応が出ないか?
また、内部での虫歯の発生等を心配しています)
質問2:
歯根膜を残したいとの思いで残根義歯を希望しているのですが、蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
よろしくお願いいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-05-28 11:12:28
>質問1:
>3のケースは
>一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
レアケースのような気がします。
僕は過去経験がありません。
他院で同様に「蓋をしないで残根を残されていたケースの多くは2でした。
当然、感染源となり、炎症を起こしていました。
>質問2:
>蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
上記したように「感染源」となり、炎症の原因になる可能性が高いと思います。
キチンと蓋をするか、諦めて抜歯をするかされた方がよろしいかと思います。
>3のケースは
>一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
レアケースのような気がします。
僕は過去経験がありません。
他院で同様に「蓋をしないで残根を残されていたケースの多くは2でした。
当然、感染源となり、炎症を起こしていました。
>質問2:
>蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
上記したように「感染源」となり、炎症の原因になる可能性が高いと思います。
キチンと蓋をするか、諦めて抜歯をするかされた方がよろしいかと思います。
回答2
回答日時:2014-05-28 11:24:03
こんにちは。
質問1
どれくらいのサイズの根がどの位置に残っているのかがわからないので、お答は難しいと思います。
ほんとに根尖が骨性に癒着してしまっている場合は、周囲が骨で覆われることもあるでしょう。
質問2
蓋が出来ない状態や歯磨きの出来ない状態の根を残すということは、その後の虫歯や根の病気を引き起こす可能性は高いです。
歯根を残すことで、周囲骨の吸収を抑えることは出来ますが、感染のリスクが高い場合は、抜根する方が良いのではないかと思います。
担当医の先生と、X線写真も含めた予後の相談をして下さい。
お大事になさって下さい。
質問1
どれくらいのサイズの根がどの位置に残っているのかがわからないので、お答は難しいと思います。
ほんとに根尖が骨性に癒着してしまっている場合は、周囲が骨で覆われることもあるでしょう。
質問2
蓋が出来ない状態や歯磨きの出来ない状態の根を残すということは、その後の虫歯や根の病気を引き起こす可能性は高いです。
歯根を残すことで、周囲骨の吸収を抑えることは出来ますが、感染のリスクが高い場合は、抜根する方が良いのではないかと思います。
担当医の先生と、X線写真も含めた予後の相談をして下さい。
お大事になさって下さい。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-05-28 11:24:40
歯茎の中深く虫歯が進んだ場合には、根菅治療を終えた後に、エクストルージョンやクラウンレングスニングによって、蓋などの修復は可能になる場合が多いと思います。
只、残根なら、そこまでせずに抜歯を希望される方が多いと思います。
尚、現状のまま義歯を装着する事は好ましくはないと思います。
只、残根なら、そこまでせずに抜歯を希望される方が多いと思います。
尚、現状のまま義歯を装着する事は好ましくはないと思います。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2014-05-28 13:09:44
こんにちは、簡単に
>質問1:
>3のケースは一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
たまに見ます。
>また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
私が処置して経過を見た訳ではないので分かりませんが、うまく骨で覆われるのであれば半年ぐらいで、予後の見通しは付くと思います。
個人的には虫歯が大きく歯が汚れた状態であれば骨も集まって来ない気がします。
むしろ櫻井先生がおっしゃるように、感染して腫れて来ると私も考えます。
おだいじに
>質問1:
>3のケースは一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
たまに見ます。
>また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
私が処置して経過を見た訳ではないので分かりませんが、うまく骨で覆われるのであれば半年ぐらいで、予後の見通しは付くと思います。
個人的には虫歯が大きく歯が汚れた状態であれば骨も集まって来ない気がします。
むしろ櫻井先生がおっしゃるように、感染して腫れて来ると私も考えます。
おだいじに
回答5
団地会館歯科(神奈川県厚木市)の沢辺です。
回答日時:2014-05-28 13:38:18
初めまして
残根が残っていても、経験ではあまり問題になる事は少ないと思います
逆に残っていると、その部位の骨の退化が少なく太いままの事が多いようです。
骨が細くなると入れ歯の安定が悪くなります。
参考まで
残根が残っていても、経験ではあまり問題になる事は少ないと思います
逆に残っていると、その部位の骨の退化が少なく太いままの事が多いようです。
骨が細くなると入れ歯の安定が悪くなります。
参考まで
回答6
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2014-05-28 13:51:11
らいおんさん、こんにちは
>3のケースは一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
>また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
残っている歯の状態によります。
本当に根の先だけしか残っていない場合には、骨でおおわれる可能性は高いです。
しかし、根がほとんど残っている場合や、歯のエナメル質が残っている場合は骨でおおわれる可能性は低いです。
>歯根膜を残したいとの思いで残根義歯を希望しているのですが、蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
他の先生が回答しているように感染源になりえます。
きちんと覆うか抜歯することをおすすめします。
参考になれば幸いです。
>3のケースは一般的な事でしょうか?
>レアケースでしょうか?
>また、骨が形成されるまでの時間はどれくらいでしょうか?
残っている歯の状態によります。
本当に根の先だけしか残っていない場合には、骨でおおわれる可能性は高いです。
しかし、根がほとんど残っている場合や、歯のエナメル質が残っている場合は骨でおおわれる可能性は低いです。
>歯根膜を残したいとの思いで残根義歯を希望しているのですが、蓋ができない状態で残根を残した場合のメリット/デメリットを教えてください。
他の先生が回答しているように感染源になりえます。
きちんと覆うか抜歯することをおすすめします。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
らいおんさんさん
返信日時:2014-05-29 01:34:56
櫻井先生
吉野先生
藤森先生
井野先生
沢辺先生
畑田先生
お忙しい中、早急なご回答をいただきありがとうございました。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
吉野先生
藤森先生
井野先生
沢辺先生
畑田先生
お忙しい中、早急なご回答をいただきありがとうございました。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
タイトル | 右下7番、残根が骨に埋まってしまう事はありますか? |
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質問者 | らいおんさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根管治療に関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。