下顎最後退位を決定づける要素について(歯科関係の学生)
相談者:
tantoさん (30歳:男性)
投稿日時:2014-06-03 02:29:21
こんにちは。
今現在、将来歯科関係の仕事に就きたいと思い、学校に通っている学生です。
顎を引いたとき、下顎を一番後ろでそれ以上動かないように止めているのは下顎窩の後部の骨なのか、そうではなく、関節の周囲の靭帯で、筋肉の力に抵抗して止めているのか、ということが気になっています。
最初は、下顎を後退させる筋肉には側頭筋があり、それは下顎を後上方に動かす筋肉だから、下顎窩後部の骨が壁となって止まっていると思っていたのですが、最近、顎二腹筋などのように、下顎を後下方に動かす筋肉があると知り、下方向に下顎頭が滑走するのを止めるためには、骨よりも靭帯に相当な力がかかっているのではないかと思うようになりました。
実際のところ、下顎が最後退位にあるとき、靭帯には下顎にかかる重力だけではなく、下顎頭を下方向に外すような、筋肉による力に拮抗しているのでしょうか。
言いたいことがうまく表現できているのか、というような文章になってしまいすみません。
今現在、将来歯科関係の仕事に就きたいと思い、学校に通っている学生です。
顎を引いたとき、下顎を一番後ろでそれ以上動かないように止めているのは下顎窩の後部の骨なのか、そうではなく、関節の周囲の靭帯で、筋肉の力に抵抗して止めているのか、ということが気になっています。
最初は、下顎を後退させる筋肉には側頭筋があり、それは下顎を後上方に動かす筋肉だから、下顎窩後部の骨が壁となって止まっていると思っていたのですが、最近、顎二腹筋などのように、下顎を後下方に動かす筋肉があると知り、下方向に下顎頭が滑走するのを止めるためには、骨よりも靭帯に相当な力がかかっているのではないかと思うようになりました。
実際のところ、下顎が最後退位にあるとき、靭帯には下顎にかかる重力だけではなく、下顎頭を下方向に外すような、筋肉による力に拮抗しているのでしょうか。
言いたいことがうまく表現できているのか、というような文章になってしまいすみません。
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-06-03 10:04:13
下顎最後退位?に何の意味がある、とお考えですか?
下顎は言うなればブランコのようなもので、ブランコには機械的に一番後ろとかが決められるものではないですよ。
それにこのサイトは、患者さん向けのものですから、学校に通われているなら先生に質問すれば良いのでは?
我々は解剖学の先生ではないですから、専門家の先生にお聞きになられることをお願いします。
下顎は言うなればブランコのようなもので、ブランコには機械的に一番後ろとかが決められるものではないですよ。
それにこのサイトは、患者さん向けのものですから、学校に通われているなら先生に質問すれば良いのでは?
我々は解剖学の先生ではないですから、専門家の先生にお聞きになられることをお願いします。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-06-03 13:28:23
ブランコ(上方を固定されて下方が自由に動く/sling)のような下顎のみでなく、立てられた棒(下方がある程度固定されていて、上方が自由に動く/landing)の上に置かれていて、常にバランスを取ろうと働いている上顎(頭蓋を含む)の状態も考え合わせる必要がありそうですね。
それら上顎と下顎の相対的位置関係の中で、特に下顎最後退位がどのよううな意味を持つかを考えておられるのですよね?
披検者の状態(元々の構造の差、その時々の体位等々)によって色々なバリエーションが考えられそうに思います。
それら上顎と下顎の相対的位置関係の中で、特に下顎最後退位がどのよううな意味を持つかを考えておられるのですよね?
披検者の状態(元々の構造の差、その時々の体位等々)によって色々なバリエーションが考えられそうに思います。
相談者からの返信
相談者:
tantoさん
返信日時:2014-06-03 14:02:01
回答3
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2014-06-03 14:12:50
ある一点に終結するというと微妙に御幣がありそうですが、運動限界点であり、術者が手指で何度もある程度の再現が可能な上下顎骨の位置関係を導けるという点では有用なものではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
tantoさん
返信日時:2014-06-03 14:26:23
先生方、ご回答ありがとうぞざいます。
藤森先生のご回答に
>それら上顎と下顎の相対的位置関係の中で、特に下顎最後退位がどのよううな意味を持つかを考えておられるのですよね?
という意見をいただきましたが、自分の場合そこまで崇高なことではなく、下顎最後退位が、主に下顎窩の後部壁によって止められて決まるのか靭帯によって止められて決まるのかな、ということを考えておりました。
藤森先生のご回答に
>それら上顎と下顎の相対的位置関係の中で、特に下顎最後退位がどのよううな意味を持つかを考えておられるのですよね?
という意見をいただきましたが、自分の場合そこまで崇高なことではなく、下顎最後退位が、主に下顎窩の後部壁によって止められて決まるのか靭帯によって止められて決まるのかな、ということを考えておりました。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-06-03 15:05:17
あまり詳しくはないのですが、
同一被検者に対して、例えば、D先生、F先生、M先生が下顎最後退位へ誘導された場合に、それらは全く同じ位置なのか、各々違う位置なのか・・から考えてみないといけませんね。
非常に大きな問題なので、なるべく多くの情報を得て、ご自身でじっくりと考えてみられたら良いと思います。
>後部壁によって止められて決まるのか靱帯によって止められて決まるのかな、
たぶん、術者のテクニックもですが、被検者の個体差も非常に大きいかと思っています。(個人的意見)
同一被検者に対して、例えば、D先生、F先生、M先生が下顎最後退位へ誘導された場合に、それらは全く同じ位置なのか、各々違う位置なのか・・から考えてみないといけませんね。
非常に大きな問題なので、なるべく多くの情報を得て、ご自身でじっくりと考えてみられたら良いと思います。
>後部壁によって止められて決まるのか靱帯によって止められて決まるのかな、
たぶん、術者のテクニックもですが、被検者の個体差も非常に大きいかと思っています。(個人的意見)
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-06-03 16:15:28
tantoさん、今日は。
ポッセルトの限界運道路における、最後退位は何によって規定されるかと言うことだと理解していいでしょうか。
科学骨関節突起、下顎頭の後縁が、関節窩の後方の骨に接する位置です。
もちろん、骨と骨が直接接するのではなく、軟組織が介在します。
ポッセルトの限界運道路における、最後退位は何によって規定されるかと言うことだと理解していいでしょうか。
科学骨関節突起、下顎頭の後縁が、関節窩の後方の骨に接する位置です。
もちろん、骨と骨が直接接するのではなく、軟組織が介在します。
相談者からの返信
相談者:
tantoさん
返信日時:2014-06-03 17:24:26
ご回答ありがとうございます。
>ポッセルトの限界運道路における、最後退位は何によって規定されるかと言うことだと理解していいでしょうか。
そうです。
ポッセルトの最後方咬合位という前提でした、曖昧になってしまいすみません。
>ポッセルトの限界運道路における、最後退位は何によって規定されるかと言うことだと理解していいでしょうか。
そうです。
ポッセルトの最後方咬合位という前提でした、曖昧になってしまいすみません。
回答6
タイトル | 下顎最後退位を決定づける要素について(歯科関係の学生) |
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質問者 | tantoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
専門的な質問その他 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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