歯科での認定医と専門医の違いは何ですか?
相談者:
かじゅなさん (24歳:女性)
投稿日時:2014-06-15 10:57:53
こんにちは。
先日も質問させて頂きました。
わかりやすいご返答ありがとうございます。
また、疑問があるため投稿させて頂きます。
ホームページなどでプロフィールを拝見すると、認定医や専門医またどちらでもない先生がいらっしゃるようですが何が違うのでしょうか?
長くやっている先生でも、認定医でなかったりしたので不思議に思い投稿しました。
よろしくお願い致します。
先日も質問させて頂きました。
わかりやすいご返答ありがとうございます。
また、疑問があるため投稿させて頂きます。
ホームページなどでプロフィールを拝見すると、認定医や専門医またどちらでもない先生がいらっしゃるようですが何が違うのでしょうか?
長くやっている先生でも、認定医でなかったりしたので不思議に思い投稿しました。
よろしくお願い致します。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-06-15 11:59:15
西山です
認定医は各学会が、その分野に精通していると認めた(認定した)会員に対して与えた称号です。
資格を得るためには定められた試験等に合格する必要があります。
近年、認定医から専門医という称号に変更する学会が増えています。
今はその過渡期なので称号が混在しているわけです。
ちなみに、知識や技術が優れていても試験を受けなくてはいけませんので、称号がないから劣っているというわけでもありません。
認定医は各学会が、その分野に精通していると認めた(認定した)会員に対して与えた称号です。
資格を得るためには定められた試験等に合格する必要があります。
近年、認定医から専門医という称号に変更する学会が増えています。
今はその過渡期なので称号が混在しているわけです。
ちなみに、知識や技術が優れていても試験を受けなくてはいけませんので、称号がないから劣っているというわけでもありません。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-06-15 12:10:48
かじゅな さん、こんにちは。
>認定医や専門医またどちらでもない先生がいらっしゃるようですが何が違うのでしょうか?
認定医や専門医は、それぞれの分野において努力をなさっているといった証とお考えください。
お掛かりになる歯科医院探しの、参考になさってみてください。
所属する学会や団体によっては、認証医、指導医といった呼称もあります。
また、学会によって、認証医 → 専門医 → 指導医とステップアップしていくこともあります。
>長くやっている先生でも、認定医でなかったりした
それぞれの分野において、得意ではないのかもしれませんが、だからといって、苦手にしているということを意味している訳ではありません。
>認定医や専門医またどちらでもない先生がいらっしゃるようですが何が違うのでしょうか?
認定医や専門医は、それぞれの分野において努力をなさっているといった証とお考えください。
お掛かりになる歯科医院探しの、参考になさってみてください。
所属する学会や団体によっては、認証医、指導医といった呼称もあります。
また、学会によって、認証医 → 専門医 → 指導医とステップアップしていくこともあります。
>長くやっている先生でも、認定医でなかったりした
それぞれの分野において、得意ではないのかもしれませんが、だからといって、苦手にしているということを意味している訳ではありません。
回答3
回答4
回答日時:2014-06-16 10:56:54
そうですね、資格のランク(?)としては日本歯周病学会の様に色々揃っている場合は
認定医→専門医→指導医
と上がって行きます。
日本口腔インプラント学会なども似た感じだったと思いますね。
学会にも同好会みたいなレベルのものから大学中心の基礎研究に軸を置いている様なもの、臨床家のスタディーグループから発祥している様なものなど、ランクの様なものが色々ありますし、認定制度もゆるゆるのものからかなり厳しいところまで様々です。
資格のランクですから上に行くほど提出しなくてはいけない症例数が多くなったり、経験年数や学会出席回数、発表会数等が必要になってきます。
医療広告には非常に厳しい規制があるのですが、一部は厚労省が広告可能と認めている専門医があって、歯科の場合は
・口腔外科専門医(日本口腔外科学会)
・歯周病専門医(日本歯周病学会)
・歯科麻酔専門医(日本歯科放射線学会)
・小児歯科専門医(日本小児歯科学会)
・歯科放射線専門医(日本歯科麻酔学会)
だけです。
(参考→http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/06/tp0627-1.html)
ですから上記5つのの専門医については当然ながら学会も(厚労省から見て)それなりにしっかりしていますし、試験の基準もそれなりにしっかり、ということになります。
逆に言えばこの5つ以外は少し意味合いも変わってくることになります。
(同じ分野に複数の学会があったり、規模も大きく厳密な試験制度等実施しているのに政治的な理由で認可が取れない学会など、内情は様々の様です)
この資格が臨床家としての技術レベルと一致してくるのが理想ですし、各学会目指しているところではあると思うのですが、残念ながら実際には必ずしも一致はしなさそうです。
好意的に解釈すれば〇〇認定医(専門医、指導医)をお持ちの先生は少なくともその分野については他の一般的な先生よりも力を入れている、とは考えられますので歯科医選びの際の参考にはなるかも知れません。
悪い見方をすれば組織(学会)の集金システム的な面も否定は出来ませんし、評価基準が必ずしも臨床的ではない場合も少なくありませんので、レベルの高い臨床家が必ずしも関心を示す様な資格でもなく、歯科医選びの際に「資格がないから駄目」とは考えない方がいいと思います。
更に言えば資格創設時はドサクサ紛れに取れてしまう期間なども大抵はありますし、以前新聞沙汰になったこともありましたが「替え玉受験」的なことも学会によっては可能なため、現状日本国内の場合はあくまでも参考程度に留めておかれた方がよいのではないか、と、個人的には思います。
認定医→専門医→指導医
と上がって行きます。
日本口腔インプラント学会なども似た感じだったと思いますね。
学会にも同好会みたいなレベルのものから大学中心の基礎研究に軸を置いている様なもの、臨床家のスタディーグループから発祥している様なものなど、ランクの様なものが色々ありますし、認定制度もゆるゆるのものからかなり厳しいところまで様々です。
資格のランクですから上に行くほど提出しなくてはいけない症例数が多くなったり、経験年数や学会出席回数、発表会数等が必要になってきます。
医療広告には非常に厳しい規制があるのですが、一部は厚労省が広告可能と認めている専門医があって、歯科の場合は
・口腔外科専門医(日本口腔外科学会)
・歯周病専門医(日本歯周病学会)
・歯科麻酔専門医(日本歯科放射線学会)
・小児歯科専門医(日本小児歯科学会)
・歯科放射線専門医(日本歯科麻酔学会)
だけです。
(参考→http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/06/tp0627-1.html)
ですから上記5つのの専門医については当然ながら学会も(厚労省から見て)それなりにしっかりしていますし、試験の基準もそれなりにしっかり、ということになります。
逆に言えばこの5つ以外は少し意味合いも変わってくることになります。
(同じ分野に複数の学会があったり、規模も大きく厳密な試験制度等実施しているのに政治的な理由で認可が取れない学会など、内情は様々の様です)
この資格が臨床家としての技術レベルと一致してくるのが理想ですし、各学会目指しているところではあると思うのですが、残念ながら実際には必ずしも一致はしなさそうです。
好意的に解釈すれば〇〇認定医(専門医、指導医)をお持ちの先生は少なくともその分野については他の一般的な先生よりも力を入れている、とは考えられますので歯科医選びの際の参考にはなるかも知れません。
悪い見方をすれば組織(学会)の集金システム的な面も否定は出来ませんし、評価基準が必ずしも臨床的ではない場合も少なくありませんので、レベルの高い臨床家が必ずしも関心を示す様な資格でもなく、歯科医選びの際に「資格がないから駄目」とは考えない方がいいと思います。
更に言えば資格創設時はドサクサ紛れに取れてしまう期間なども大抵はありますし、以前新聞沙汰になったこともありましたが「替え玉受験」的なことも学会によっては可能なため、現状日本国内の場合はあくまでも参考程度に留めておかれた方がよいのではないか、と、個人的には思います。
相談者からの返信
相談者:
かじゅなさん
返信日時:2014-06-18 11:30:00
こんにちは。
ご返答ありがとうございます。
資格はあくまで参考にし治療する医院を決めていきたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました!
ご返答ありがとうございます。
資格はあくまで参考にし治療する医院を決めていきたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました!
タイトル | 歯科での認定医と専門医の違いは何ですか? |
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質問者 | かじゅなさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(歯科医師関連) その他(その他) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。