犬歯誘導での矯正方法について

相談者: ミミックさん (41歳:女性)
投稿日時:2014-06-14 09:47:05
現在主流となっている犬歯誘導での矯正方法についてご意見をお聞かせください。


犬歯誘導での矯正は、横や前に顎を動かした際犬歯がガイドとなり、奥歯は当たらない、それで奥歯に負担がかからなくなるため奥歯を守ることができる、と言うものだと聞きました。

しかしながら、この方法は矯正が終了したあと奥歯がしっかり当たらなくなる、とも聞きました。
また、日本人には適さない方法とも。。


矯正専門、または矯正にお詳しい先生方のご意見はいかがでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-06-14 13:15:35
矯正が終了したあと奥歯がしっかり当たらなくなる

そのような傾向は全くないと言って良いと思います。



>日本人には適さない方法とも

これも聞いたことも、見たこともありません。

普通に、矯正をすすめた場合、骨格的問題を有していなければ、多くは犬歯誘導かみ合わせになるものです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミミックさん
返信日時:2014-06-14 14:16:32
松山先生

早速のご回答ありがとうございます。
回答がつかないのでは、とも考えていたので大変嬉しく思います。


そうなのですね。。
普通の骨格であれば犬歯での矯正での噛み合わせで問題ないのですね。

実は知り合いの者が矯正後の顎の不調(顎関節)を訴えており辛いそうです。
多数の矯正を手がけている医院(講演等も行うほどの先生)で行い、その方も犬歯誘導での矯正だったそうですが。。



重ね重ねの質問で恐れ入りますが、、では、骨格的問題がある場合というのは、具体的にはどのような例がありますでしょうか?

犬歯誘導での矯正で不具合がでたということは、骨格的問題を考慮せずに矯正を進めたからなのかでしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-06-14 18:49:14
骨格的問題がある場合というのは。

例えば、いわゆる、アングルV級と称している反対咬合の要素がある場合、あるいは開咬かみ合わせの持ち主などです。

またU級といわれる、前歯かみあわせが深いタイプでは、犬歯誘導よりは、前歯の誘導が強くなるケースもあります。

その他に犬歯だけの誘導ではなく、臼歯も含めた全体で誘導するかみあわせが、存在します。



>犬歯誘導での矯正で不具合がでたということは

もちろん左右差があって、対照的ではないというようなことを除くと犬歯誘導が問題なのではなく、顎関節と下顎の姿勢を考慮することが重要なことでは、ないかと認識しています。




タイトル 犬歯誘導での矯正方法について
質問者 ミミックさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
噛み合わせ(咬合)その他
回答者




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