顎関節症、関節円板がすり減った状態での注射の効果は?
相談者:
ちゃぶりんさん (44歳:女性)
投稿日時:2014-06-28 12:32:33
初めまして。 顎関節症で質問させてください。
よろしくお願いいたします。
小さい頃、顎のクリック音がありました。
大人になってから、音はなくなってたのですが、去年の暮ごろから、顎の開閉がしずらくなり今年の4月には、物を噛んだりすると痛み、開口も指2本開かなくなりました。
近所で、歯科口腔外科専門医を探し、治療をしているのでですが、一か月マウスピースで治療しても、全く変化がありません。
何度も調整をしてるのですが、痛みも取れず、開閉もしずらいままです。
次回は、注射を検討すると言われたのですが、レントゲンで関節円板がすり減って平らになっているので、ひっかかって動かなくなってるとも言われたのですが、関節円板がすり減った状態で、注射しても効果はでるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
小さい頃、顎のクリック音がありました。
大人になってから、音はなくなってたのですが、去年の暮ごろから、顎の開閉がしずらくなり今年の4月には、物を噛んだりすると痛み、開口も指2本開かなくなりました。
近所で、歯科口腔外科専門医を探し、治療をしているのでですが、一か月マウスピースで治療しても、全く変化がありません。
何度も調整をしてるのですが、痛みも取れず、開閉もしずらいままです。
次回は、注射を検討すると言われたのですが、レントゲンで関節円板がすり減って平らになっているので、ひっかかって動かなくなってるとも言われたのですが、関節円板がすり減った状態で、注射しても効果はでるのでしょうか。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-06-28 12:51:56
西山です
関節雑音がなくなって開口障害と痛みが生じているということですね.
実際に診察をしていないので診断はできませんが,「非復位性関節円板障害」という病態の可能性があるかもしれません(担当医に確認してくださいね).
非復位性関節円板障害の場合,顎関節学会の診療ガイドラインでは「開口訓練」の実施が推奨されています.
* http://www.kokuhoken.or.jp/exterior/jstmj/file/guideline_TMJ_patient_2.pdf
>一か月マウスピースで治療しても、全く変化がありません。
睡眠時に歯ぎしりや食いしばりがなければあまり効果は期待できないのではないでしょうか.
>レントゲンで関節円板がすり減って平らになっているので、
ん〜.レントゲンでは関節円板は映らないので,どのような形になっているのかはわからないはずなのですが・・・
なぜ,画像からそう判断したのかについては,担当医に確認してみてください.
関節雑音がなくなって開口障害と痛みが生じているということですね.
実際に診察をしていないので診断はできませんが,「非復位性関節円板障害」という病態の可能性があるかもしれません(担当医に確認してくださいね).
非復位性関節円板障害の場合,顎関節学会の診療ガイドラインでは「開口訓練」の実施が推奨されています.
* http://www.kokuhoken.or.jp/exterior/jstmj/file/guideline_TMJ_patient_2.pdf
>一か月マウスピースで治療しても、全く変化がありません。
睡眠時に歯ぎしりや食いしばりがなければあまり効果は期待できないのではないでしょうか.
>レントゲンで関節円板がすり減って平らになっているので、
ん〜.レントゲンでは関節円板は映らないので,どのような形になっているのかはわからないはずなのですが・・・
なぜ,画像からそう判断したのかについては,担当医に確認してみてください.
相談者からの返信
相談者:
ちゃぶりんさん
返信日時:2014-06-28 14:20:11
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-06-28 14:24:05
>歯ぎしりはないと思いますが、普段から、噛みしめるクセはあるようです。
まずはTCHを意識した生活をされてみてはいかがでしょうか?
参考:TCH、歯列接触癖
参照先のページでも紹介されている木野先生の本を一読される事をお勧めいたします。
まずはTCHを意識した生活をされてみてはいかがでしょうか?
参考:TCH、歯列接触癖
参照先のページでも紹介されている木野先生の本を一読される事をお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
ちゃぶりんさん
返信日時:2014-06-28 15:02:15
櫻井先生、ご回答ありがとうございました。
参考URLを見ました。
意識して、やってみたいと思います。
ありがとうございました。
参考URLを見ました。
意識して、やってみたいと思います。
ありがとうございました。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-06-28 15:35:16
西山です
純粋な非復位性関節円板転位であれば、手術が必要になることはほとんどないと思います。
一般的に非復位性関節円板転位であっても、時間の経過とともに改善してくるものです(顎関節症全般としての特徴です)。
改善が見られないということは、改善を妨げる要因が何かあるはずです。
TCHもその一つです。
余談ですが、来月、顎関節学会の学術大会で理学療法とTCHに関するシンポジウムが、あります。
担当の先生が参加されていれば、その後はより良い治療法が提案されるかもしれませんね。
純粋な非復位性関節円板転位であれば、手術が必要になることはほとんどないと思います。
一般的に非復位性関節円板転位であっても、時間の経過とともに改善してくるものです(顎関節症全般としての特徴です)。
改善が見られないということは、改善を妨げる要因が何かあるはずです。
TCHもその一つです。
余談ですが、来月、顎関節学会の学術大会で理学療法とTCHに関するシンポジウムが、あります。
担当の先生が参加されていれば、その後はより良い治療法が提案されるかもしれませんね。
相談者からの返信
相談者:
ちゃぶりんさん
返信日時:2014-06-28 16:18:46
西山先生。
ご回答ありがとうございました。
担当の先生も個人差はあるけれど痛みは自然と治り、バランスも取れてくるとおっしゃってます。
完治は難しいようですが。。
整体や、針治療も考えましたが、すりへってる部分があるのに整体で改善されるのか。。?という疑問もあり、まだ受診していません。
開口に難はあるものの、最初の頃の何もしなくても痛む時期はなくなったので、もう少し担当医と治療相談を進めて行きたいと思います。
ありがとうございました。
ご回答ありがとうございました。
担当の先生も個人差はあるけれど痛みは自然と治り、バランスも取れてくるとおっしゃってます。
完治は難しいようですが。。
整体や、針治療も考えましたが、すりへってる部分があるのに整体で改善されるのか。。?という疑問もあり、まだ受診していません。
開口に難はあるものの、最初の頃の何もしなくても痛む時期はなくなったので、もう少し担当医と治療相談を進めて行きたいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 顎関節症、関節円板がすり減った状態での注射の効果は? |
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質問者 | ちゃぶりんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。