柱を立てずにセラミックを被せることはあるか?
相談者:
Tomomimitomotomoさん (31歳:女性)
投稿日時:2014-06-29 13:48:02
2013年8月に感染根管の治療をしました。
親知らずを数えず、左下奥から2番目の1番使う歯です。
治療後、再発の際にすぐに取れるように、レジンを詰めたのですが、かたい物を食べた時に本当の歯がかけてしまった為、2014年6月にセラミックをクラウンとして覆わず、少し歯を残し、セラミックの型取りをしつけました。
少しでも歯を残す治療にしたからです。
セラミックの中に柱を立てることをせず、感染根管の治療後の白い蓋以外は空洞の状態になっています。
残している歯の厚みは2mmの厚みの部分のみとのことです。
(結構少ないです)
過日に治療した感染根管は洗浄等何もせず、レントゲンだけで確認しました。
かたい物を食べると少し響いたり、バイキングなどで、長い間噛んでいると少し響きます。
噛みあわせは2人の歯医者さんに確認していただいたのでずれていないと思います。
このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
又、柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
他の歯医者さんに相談してみたところ、柱を建てないのとクラウンにしない理由が分からないと言われました。
抜髄している歯なのでもろいでしょうから心配です。
どうぞ宜しくお願い致します。
親知らずを数えず、左下奥から2番目の1番使う歯です。
治療後、再発の際にすぐに取れるように、レジンを詰めたのですが、かたい物を食べた時に本当の歯がかけてしまった為、2014年6月にセラミックをクラウンとして覆わず、少し歯を残し、セラミックの型取りをしつけました。
少しでも歯を残す治療にしたからです。
セラミックの中に柱を立てることをせず、感染根管の治療後の白い蓋以外は空洞の状態になっています。
残している歯の厚みは2mmの厚みの部分のみとのことです。
(結構少ないです)
過日に治療した感染根管は洗浄等何もせず、レントゲンだけで確認しました。
かたい物を食べると少し響いたり、バイキングなどで、長い間噛んでいると少し響きます。
噛みあわせは2人の歯医者さんに確認していただいたのでずれていないと思います。
このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
又、柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
他の歯医者さんに相談してみたところ、柱を建てないのとクラウンにしない理由が分からないと言われました。
抜髄している歯なのでもろいでしょうから心配です。
どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-06-29 15:01:54
困りましたね。
文面から推測すると感染根管のような気がします、ここのところをしっかり診断しておくべきだと思います。
その上で将来リスクとして考えられる歯根破折の対策を講じておかれたほうがいいように思います。
まあ歯科医によって言うことはまちまちなので患者さんは本当に困っておられます、というのが私の印象です。
>このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
空洞云々より無髄歯になったしまったことがリスク要因です。
>柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
正しいしいかどうかは別として教科書的にはコアを装着することになっています、40年ほど前に習ったのですが・・・。
>抜髄している歯なのでもろいでしょうから心配です。
仰るとおりです。
歯根破折 http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
文面から推測すると感染根管のような気がします、ここのところをしっかり診断しておくべきだと思います。
その上で将来リスクとして考えられる歯根破折の対策を講じておかれたほうがいいように思います。
まあ歯科医によって言うことはまちまちなので患者さんは本当に困っておられます、というのが私の印象です。
>このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
空洞云々より無髄歯になったしまったことがリスク要因です。
>柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
正しいしいかどうかは別として教科書的にはコアを装着することになっています、40年ほど前に習ったのですが・・・。
>抜髄している歯なのでもろいでしょうから心配です。
仰るとおりです。
歯根破折 http://www.yamadashika.jp/infection.html#a02
回答2
黒岩歯科医院(長野県佐久市)の黒岩です。
回答日時:2014-06-29 16:05:19
Tomomimitomotomoさん、こんにちは。
そうですね、治療方法について迷ってしまいますよね。
このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
又、柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
→
山田先生もおっしゃるように、教科書的には、土台をつくり、かぶせる治療がスタンダードです。
ただ、それをすることにより歯根破折のリスクが確実に下がるかといえば何とも言えないと思います。
歯根破折には様々な要因があるからです。
最終的には歯科医師の考え方で治療法が様々というのが現状なので、
信頼できると感じる歯医者さんで、よく相談のうえ治療をすすめてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
そうですね、治療方法について迷ってしまいますよね。
このように空洞にしていて、歯の根っこが割れないでしょうか。
又、柱を建てないのは正しい治療なのでしょうか。
→
山田先生もおっしゃるように、教科書的には、土台をつくり、かぶせる治療がスタンダードです。
ただ、それをすることにより歯根破折のリスクが確実に下がるかといえば何とも言えないと思います。
歯根破折には様々な要因があるからです。
最終的には歯科医師の考え方で治療法が様々というのが現状なので、
信頼できると感じる歯医者さんで、よく相談のうえ治療をすすめてもらうことをおすすめします。
ご参考までに。
相談者からの返信
相談者:
Tomomimitomotomoさん
返信日時:2014-06-29 16:15:11
回答3
ハシモトデンタルオフィス(大阪市西区)の上坂です。
回答日時:2014-06-29 19:47:08
Tomomimitomotomoさん、こんにちは。
お食事の度に違和感があってお辛いですね。
どの様な状態で噛み合わせを診られて大丈夫と思われたのかわかりませんが、歯根の状態を確認されてないようなので歯並びのズレだけ診られたのでしょうか?
噛み合わせは単にどこの歯に当たっているかのみでなく噛み合う高さなども診ます。
一般に赤や青の咬合紙を使いますがそれでも厚いのでセラミックなどにはさらに薄いフィルムを使ったりします。
それらを使って数ミクロンの差を合わせていくので少しでも強く当たっていた場合、根っこの先に響いたり、歯や被せものが欠けたりといった不具合が生じます。
それらを踏まえた上できちんとした診査診断が必要かと思われます。
参考になれば幸いです。
お食事の度に違和感があってお辛いですね。
どの様な状態で噛み合わせを診られて大丈夫と思われたのかわかりませんが、歯根の状態を確認されてないようなので歯並びのズレだけ診られたのでしょうか?
噛み合わせは単にどこの歯に当たっているかのみでなく噛み合う高さなども診ます。
一般に赤や青の咬合紙を使いますがそれでも厚いのでセラミックなどにはさらに薄いフィルムを使ったりします。
それらを使って数ミクロンの差を合わせていくので少しでも強く当たっていた場合、根っこの先に響いたり、歯や被せものが欠けたりといった不具合が生じます。
それらを踏まえた上できちんとした診査診断が必要かと思われます。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
Tomomimitomotomoさん
返信日時:2014-07-05 13:21:20
タイトル | 柱を立てずにセラミックを被せることはあるか? |
---|---|
質問者 | Tomomimitomotomoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
支台築造その他 オールセラミック(陶器の被せ物) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。