右下6番抜歯後にウェルデンツという素材を使ったブリッジはどうか?

相談者: のりどんさん (32歳:女性)
投稿日時:2014-07-10 15:22:36
諸先生方こんにちは。標題の件について質問させていただきます。

クラウンを被せていた右下6番の歯肉が腫れ、歯科にて治療中です。
従前の治療で深く削ってあった歯で、それから20年以上経ち、今回は病巣が厄介な歯根部に達しているため、治療後はブリッジインプラントと告げられました。

治療中の歯の前後は両方とも銀インレーは載っていますが、まだ自前の歯の形状は維持しています。


インプラントは選択肢として考えていないため、ブリッジの種類について検索していたところ、ウェルデンツという素材を使用したブリッジを知りました。

欠損歯の前後の歯を削ることなく、強度もあり、取り外しが可能でメンテも楽との事。Youtubeで開発者の方の話しや、大学教授の説明等の
情報もいくつかあります。


ブリッジを検討している当方には良いこと尽くめに感じますが、この数年で開発された素材なので予後や長期症例が分かりません。

先生方はこの新素材についてどのように思われますでしょうか?
ご意見の程、宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-07-10 20:25:01
長期は予後は困難だと個人的には思います。
弾性がある分、破折はしにくいですが、劣化はまた別だと思います。

メリットはリーズナブルで白い素材ではあると思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-07-11 01:10:17
患者さんの希望で1・2年前に2例ほど、ウェルデンツを試しましたが、ブリッジと言うより入れ歯という感じです。


固めのゴムのような感じの素材で、前後の歯を包み込むような感じの設計でした。
包み込むので、前後の歯は白くなりますが、一回り大きくなります。

取り外しも出来ますが、加藤先生が言われているように、ゴムっぽい感じなので、劣化はしていくと思います。
どれくらいで変える必要があるかは今からわかってくるのではないでしょうか。


私個人的な意見としては、あえて選ばなくても今までの入れ歯でも良いような気がします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-07-11 06:37:21
のりどん さん、おはようございます。


>ウェルデンツという素材を使用したブリッジを知りました。

会社側は「ブリッジ」と称していますが、実際は「入れ歯」です。



>治療後はブリッジかインプラントと告げられました。

義歯や何も入れないという選択肢は無いのでしょうか。



>欠損歯の前後の歯を削ることなく、強度もあり、取り外しが可能でメンテも楽との事。

確かにいいことずくめのようにみえますね。



>Youtubeで開発者の方の話しや、大学教授の説明等の情報もいくつかあります。


開発者は、これでかなりの利益を得ていますよ。
大学教授も多額の講演料等、利益供与を受けている可能性があります。
最近のマスコミを騒がす、製薬会社のことも有りますので内容は良く吟味が必要でしょう。


>この数年で開発された素材なので予後や長期症例が分かりません。

おっしゃる通り、多数の長期症例を比較した研究報告がないといけないのですが、私の知る限りでは、そのような研究はゼロです。


私的な感覚として、定期的な経過観察を受けるという前提で、最終的にインプラントやブリッジの治療を受けるまでの仮歯として、一時的に使用されるには良いかもしれません。



>治療中の歯の前後は両方とも銀インレーは載っていますが、まだ自前の歯の形状は維持しています。

一時的なものと考えるなら、インレーブリッジでしばらく様子を見られるのも1つの選択肢だと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 右下6番抜歯後にウェルデンツという素材を使ったブリッジはどうか?
質問者 のりどんさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:6番(第一大臼歯)
ブリッジ治療法
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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