[写真あり] 歯列矯正で前歯に合わせている時の顎の位置にしたい

相談者: めぐみ24さん (24歳:女性)
投稿日時:2014-07-06 17:21:31
こんにちは。

私は現在上の歯が出っ歯です。(特に前2本)
下の歯は小さめですが綺麗にならんでいます。

噛み合わせなのですが、顎の正しい位置が分かりません。
今まで2つの噛み合わせの位置を使っていました。

前は下の歯を前歯に合うよう合わせていたのですが、今は奥歯に合わせて噛み合わせています。
すると、前歯がより出っ歯になり、顎が喉の軌道を狭くしてまったようで無呼吸症候群になりました。
そして舌のスペースが狭いです。

矯正歯科にて、下の歯を奥で噛み合わせる位置で模型を作りました。
担当の方に、上の歯4番を2本抜歯する。
大人で顎の大きさは変えられないので、下の歯に上を合わせていく。
と言われました。

その後まだ治療はしていないのですが、このままの奥の顎の位置で矯正をしたら、上の症状はそのままなのではないか!と凄く悩んでおります。
私は前歯に合わせている時の顎の位置で矯正をしたいのです。

矯正をする際は、本来の顎の位置を計算して矯正をしてくれるのですか?
前歯に合わせた位置でしたいと話せば、その位置でしてくれますでしょうか?

またその場合、模型の作り直しになるでしょうか‥‥(汗)

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-07-06 17:59:05
めぐみ24 さん、こんにちは。

矯正をする際は、本来の顎の位置を計算して矯正をしてくれるのですか?

矯正の専門医では、セファログラムという頭部X線規格写真を撮り、分析をしていただけると思います。


>私は前歯に合わせている時の顎の位置で矯正をしたいのです。
>前歯に合わせた位置でしたいと話せばその位置でしてくれますでしょうか?

診査の結果を元に、お掛かりの矯正歯科とディスカッションなさってみませんか。

参考⇒セファロ分析

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-07-06 20:31:27
西山です

前歯がより出っ歯になり、顎が喉の軌道を狭くしてしまったようで無呼吸症候群になりました。
>そして舌のスペースが狭いです

睡眠時の無呼吸状態については,口が半開きになった状態の時に生じることが多いので,噛み合わせ自体が直接関係しているわけではありません.

もともと下顎が小さいか,または扁桃腺肥大や鼻閉などの耳鼻科的な問題がもともとある可能性についても考える必要があります.

矯正治療を行う際にも,単に上下のかみ合わせを考えるのではなく,気道との位置関係についても考慮してくれる歯科医にかかるのがよいと思います.

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-07-06 22:31:21
博多の児玉です。

>無呼吸症候群になりました。

重要な情報なのでぜひ先生に伝えてください。

矯正というのは見かけだけでなく、快適な生活を送るためにするものだという考えの治療を実践している先生であれば、睡眠時無呼吸を考慮した矯正治療を提案してくださる可能性があります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-07-06 22:57:14
文面からの推測でしかありませんが、現在は矯正治療を開始されない方が良いと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-07-07 23:38:08
過去に、睡眠時無呼吸症候群を医学部と共同研究していましたので、そのような観点と、矯正歯科医からの観点でコメントしますね。


私は現在上の歯が出っ歯です。(特に前2本)

「下の歯は小さめですが綺麗にならんでいます。
噛み合わせなのですが、顎の正しい位置が分かりません。
今まで2つの噛み合わせの位置を使っていました。
前は下の歯を前歯に合うよう合わせていたのですが、今は奥歯に合わせて噛み合わせています。」

⇒  
一般的に上顎前突症(出っ歯)の方は、下顎前歯を前方に移動させて、上顎前歯と接触させるような咬合と、上下顎の奥歯を接触させるような咬合の2種類を使い分けている場合が多く、日常生活で、咬合の前後的な移動量が、大きいことが一般的です。

食事の際にも、前歯で、噛み切る場合には、前方位で、奥歯でかんだり、すりつぶす場合には、後方位で、というように適応して、日常生活をおくられています。

このような状態は、「2態咬合」とか、「Dual bite」と呼ばれます。

逆に、下顎前突受け口)の方は、下顎骨を後方移動して、前歯を接触させるような動きをあまりしていません。

何故かというと、下顎骨の、前方移動に比較すると、後方移動では、顎関節の後方限界により、移動量が限られているからです。


ご相談文では、以前は、前方位を使用していたが、現在では、後方位を使用しているということですが、現在でも、状況によって、2種類の顎位を使い分けている可能性が高いと思います。

なにかのきっかけで、顎位の前後的な移動が日常的に発生している2態咬合に気づき、現在、そのような顎位の変化や、前後的な移動にたいして、少し過敏になっている状態なのでは、ないでしょうか?



「前歯がより出っ歯になり、顎が喉の軌道を狭くしてしまったようで無呼吸症候群になりました。そして舌のスペースが狭いです。」

⇒ 
睡眠時無呼吸が発症したということですが、これは、睡眠センターなどで、睡眠検査をおこなって、確定診断を受けたのでしょうか?

睡眠時無呼吸症の確定診断では、家庭で実施可能な簡易検査などは、ほとんど参考にならず、睡眠センターなどで、睡眠ポリグラフ検査を1泊入院で行わなければ、診断ができません。

睡眠時無呼吸症にも、軽度〜重度まで様々な段階があり、その段階によって、治療を行うべき、緊急度が変わります。

ご家族のご指摘で、睡眠時無呼吸症を心配されて、検査された方が、実際には、「無症状」であったり、「単純いびき症」であり、治療の必要性が低い方も少なくありません。

まだ、睡眠ポリグラフ検査を受けられていないという段階であれば、矯正歯科医から、睡眠検査を依頼していただいてください。

私も、上顎前突(特に小下顎症)の方で、睡眠時無呼吸症が疑われる場合には、矯正治療方針にも影響を与えるため、治療方針決定の前に、睡眠ポリグラフ検査を依頼することにしています。



「矯正歯科にて下の歯を奥で噛み合わせる位置で模型を作りました。
担当の方に、上の歯4番を2本抜歯する。大人で顎の大きさは変えられないので下の歯に上を合わせていく。
と言われました。

その後まだ治療はしていないのですが、このままの奥の顎の位置で矯正をしたら、上の症状はそのままなのではないか!と凄く悩んでおります。
私は前歯に合わせている時の顎の位置で矯正をしたいのです。」

⇒ 
睡眠検査の結果、睡眠時無呼吸症が存在すると確定診断が下りた場合には、治療方針が変更になる可能性があります。
外科矯正治療といって、下顎骨を前方移動させるような治療方針が妥当と判断される場合もあるからです。



「矯正をする際は、本来の顎の位置を計算して矯正をしてくれるのですか?
前歯に合わせた位置でしたいと話せばその位置でしてくれますでしょうか」


本来の顎の位置という文章が、相談文にありましたが、下顎前歯を前方に移動させるような顎位も、奥歯をかみ合わせるような顎位も、相談者さんの現在の骨格や歯並びが機能するために、必要な顎位だと推測されます。

今後、矯正治療によって、上顎前突や出っ歯が改善すれば、顎位の前後的変化量が、小さくても機能するように変化することが、予測されますが、問題はどのような顎位を、矯正治療の治療ゴールとして、矯正治療を開始するのが妥当なのかということですね。

相談者さんの希望が、現在の上顎前歯の位置に、下顎前歯を前方移動させた顎位ということであれば、まずは、矯正担当医に、そのような治療ゴールの設定が、妥当なのかを、納得できるまで、説明を求めてください。

すでに、成長期は終了していますから、もし顎位を前方に移動させる治療ゴールを設定する場合には、外科的に下顎骨を前方に移動させることが必要になる可能性が高くなります。

しかし、通常の場合には、なんらかの理由がなければ、手術が必要な外科的な矯正治療ではなく、通常の矯正治療が優先されます。

しかし、睡眠時無呼吸症が存在すると確定診断された場合には、下顎骨を外科的に前方移動させた方が、気道の閉塞が発生しづらくなるため、外科矯正が妥当と判断される可能性が高くなります。

また、骨格的な特徴として、上下的な長顔傾向が強い場合には、外科矯正手術ではなく、インプラントアンカーを利用した、インプラント矯正によって、大臼歯圧下させることにより、顎位を現在より前方位で、前歯も、後方歯も咬合するような治療ゴールの設定が可能な場合もあります。


なお、睡眠時無呼吸症は、多因子疾患です。小下顎症などの、骨格的な問題だけではなく、西山先生がご指摘のような、耳鼻科的な原因や、肥満などの内科的な原因など、たくさんの発症要因が存在します。
 
誤解されると困るため、ご指摘しておきますが、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には、歯科ではなく、睡眠時無呼吸症を専門とする医科の診療所を受診され、医師の診断の下に、治療(CPAPや肥満改善、耳鼻科的な外科療法、口腔内装置など)を受けることが大前提です。

たとえ、下顎骨を外科的に前方移動させたとしても、症状が改善しない場合もありますので、下顎骨を前方移動させるような、歯科的な外科治療が、First optionになることは、ありません。

ただし、睡眠時無呼吸症の確定診断が下りている方が、歯ならび、かみ合わせの改善を主目的に、矯正治療を希望されている場合には、通常矯正を選択されるより、下選骨を外科的に前方移動させる治療ゴールを設定した方が、将来的にも睡眠時無呼吸症のコントロールに、有利に働くことが予測されるため、そのような観点からも、矯正治療の治療ゴールを検討した方が望ましいと思います。

もし、将来的に、重度の睡眠時無呼吸症に、悪化した場合には、的確なコントロールがおこなわれなければ、寿命が確実に短くなることが、膨大な臨床研究によって、繰り返し確かめられているからです。

なお、矯正治療方針の決定は、前歯の位置や角度、骨格の前後的・垂直的な状態、軟組織の状態、睡眠時無呼吸症候群などの呼吸機能の問題など、多くの要素を総合的に診断し、患者さんの希望を考慮して、主治医と患者さんとの間で、充分にすり合わせをおこなってから、決定されることが必要だと思います。

矯正担当医に、納得できるまで、説明を求め、理解・納得の上で、矯正治療を依頼されてください。
 
 

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-07-08 08:27:02
堀内先生

担当医は、めぐみ24さんの主訴・現状に対して、睡眠時無呼吸症候群の検査の提案もなく、「上顎4番の抜歯/奥の顎の位置」での治療案を提示されているのですよね?

それを一から説得して、「納得できるまで、説明を求め、理解・納得の上」で、矯正治療を依頼されてくださいとのことでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: めぐみ24さん
返信日時:2014-07-08 12:04:00
たくさんの方からお返事を頂けて嬉しいです。
ありがとうございます。

スマホからお返事ができず、PCから投稿しております。


私は鼻の鼻中隔湾曲、鼻閉もちです。
そして矯正歯科にてレントゲンを撮ると、平均より顎が小さいと言われました。

昨年12月子供を出産し、その際10キロ程体重増加致しました。(元はやせ気味の値です)

妊娠後期に横を向いて寝ていてもひどいいびきがしだして、その後、仰向けに寝ると喉で気道が完全に塞がっているのが分かり寝たら死ぬ!と思う程苦しく、睡眠時無呼吸の専門病院に行きました。

簡易の自宅で使う機械を借り測定すると、無呼吸症候群<重症>となりました。
やっぱりなぁと思いました。

無呼吸になりやすい事情が重なってはおりますが、とあるサイトで「顎が小さい方はもともとの気道面積が狭いため、少しの体重増加でも無呼吸になる可能性がある」と記載を見ました。

まさにこれだ!と思いました。

産後、ほとんど体重は元に戻りましたが、仰向けに寝ると喉の落ちこみ、気道が狭いのを感じるし、無呼吸で起きることがあります。

体重が戻っても症状が続いている事と、次の妊娠を考えているので、また体重増加したら必ず無呼吸になるなと思うと恐ろしく、(胎児への酸素が不足するため)その前に治療をして改善させたいと考えております。

歯と鼻の治療を同時に進めていこうと考えております。

担当医に無呼吸の事を相談してみようと思います。
回答 回答7
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-07-09 09:17:08
最近の経験から

抜歯しない
上下顎拡大したい(鼻閉に有効な可能性あり)
下顎前方位(筋機能と調和が取れた位置)

私的には思います。




タイトル [写真あり] 歯列矯正で前歯に合わせている時の顎の位置にしたい
質問者 めぐみ24さん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
噛み合わせに関するトラブル
その他(写真あり)
上顎前突(出っ歯)
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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