抜髄した前歯、詰め物か差し歯のどちらを選択すべきですか?

相談者: zukizukiさん (40歳:男性)
投稿日時:2014-07-15 09:47:43
こんにちは

先日より左上2番の歯が痛くなり。
抜髄となりました。
2度ほど根の治療を行った後、「次回埋めましょう」と先生がおっしゃったので、昨日3度目の治療にいきました。

診察室に通された後、歯科衛生士の方が、治療方針として

@プラスチックで詰めて、本日で治療を終わる
A抜髄した歯は、もろく欠けたり割れたりしやすいので、歯を削って差し歯にする

上記2つからお選びくださいとおっしゃいました。

すぐには決断できないため、考慮していましたが、数分後に再度衛生士さんがいらっしゃって、回答を求められました。
(先生が来る前に決めてほしいようでした)

歯が欠損するのは嫌だったので、差し歯を依頼し、歯を削り現在仮歯です。

ところが帰宅し、こちらを拝見したところ、歯は削らず、なるだけ残したほうが良いとのご意見が多いように感じました。

そこで今後、抜髄治療になった時の後学として

@積極的にかぶせものを選択したほうがよいのか
Aできるだけ歯を削らない治療を選択したほうがよいのか

アドバイスいただければ、ありがたく思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-07-15 10:14:30
こんにちは。

なかなか、一概にこうした方が良いということは言えませんね。

むし歯の大きさ、噛み合わせの状態、見た目上のリスク、ご予算・時間等 というご自身のお口の条件に加えて、担当される先生の知識、経験、技術、診断力、治療哲学などまでが絡んでくる様に思います。

今回は流れ的に、

「利点欠点を含めた治療の選択肢を患者に提示し、患者に決断してもらう」

という、一見模範的な流れとも言えるのですが、個人的にはこれは良くないと考えています。
患者さんには専門知識も経験もない訳ですから、正しい判断は出来ない可能性を常に考えて、

「利点欠点を含めた治療の選択肢を患者に提示した上で、專門家としてどの方法がお勧めかもそれとなく伝えて、患者に決断してもらう」

のがプロの仕事だと思います。



簡単に言えば、迷う決断を迫られた場合、

衛生士さんならどうしますか?」
「先生ならどうしますか?」

みたいな質問をしてみるのが無難だと思いますよ。



もちろん、それまでのやりとりの中で「患者に対する思いやりがなさそうだなぁ」とか「向こうの都合で進められそうだなぁ」などの不信感を感じる様でしたらそうではないところに転院された方が良いと思います。

文面からの想像でしかありませんが、それでも文面にはzukizukiさんが感じた空気感みたいなものも現れていると思いますので、次からは違う医院で、もっと親身に考えてくれると感じられるところで治療を受けられてはいかがでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: zukizukiさん
返信日時:2014-07-20 11:54:41
渡辺先生、ご回答ありがとうございます。

確かにお勧めの治療方法を、直接お聞きするべきでしたね(「どっちがいいんだろう・・・」と独り言をつぶやいてみても、アドバイスはありませんでしたが^^;)

こちらの先生は、いつもは懇切丁寧に説明してくださる方なので、いましばらく通ってみようと思います。

また、今回の経験を機に、歯についての意識を高め、歯に良い生活を心がけていきたいと思います。

お忙しいなか、ご回答いただき、本当に有難うございました。



タイトル 抜髄した前歯、詰め物か差し歯のどちらを選択すべきですか?
質問者 zukizukiさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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