歯周病が2本だけ進行、自費での外科治療と抗生物質は必要か?
相談者:
ちゃんみぃさん (21歳:女性)
投稿日時:2014-07-15 23:10:29
以前から前歯がグラグラしている感じがしていたので1ヶ月前から歯医者 さんに通っています。
レントゲン、クリーニング、細菌検査等の治療をしてもらい、検査の結果奥歯と前歯の2本だけが歯周病が進行していることが分かりました。
次回もう一度精密な検査を行ってから、治療法として保険外の5万円程する抗生物質を飲みながらクリーニングをして歯茎、溶けてしまった歯の回復を見て回復の無いようなら外科的な治療を行うことが一つか、このまま現状維持ということでクリーニングを続けてこれ以上の進行を抑える治療をするのがもう一つとの事でした。
もちろん現状維持ではなく前者の方法で治したいです。
しかし、保険外ということで治療費の点で学生の私は決めかねています。
治療するとしたら両親が出してくれるのですが既に細菌検査に高いお金を出してもらっているし、普段の生活でもお金をかけてもらってるため頼みづらいです。
この治療法が主流で、これが最善の治療であるなら両親とも相談しこの治療を受けたいと思いますが…
この治療法についてどう思われますか。
治療してもらっている歯医者さんはよく説明してくださりますし、丁寧に治療してくださってるんだなと感じますが、私は全く無知なのでもっといろいろな歯科治療事情を聞いて決めたいと思い質問させていただきました。
回答よろしくお願いします。
レントゲン、クリーニング、細菌検査等の治療をしてもらい、検査の結果奥歯と前歯の2本だけが歯周病が進行していることが分かりました。
次回もう一度精密な検査を行ってから、治療法として保険外の5万円程する抗生物質を飲みながらクリーニングをして歯茎、溶けてしまった歯の回復を見て回復の無いようなら外科的な治療を行うことが一つか、このまま現状維持ということでクリーニングを続けてこれ以上の進行を抑える治療をするのがもう一つとの事でした。
もちろん現状維持ではなく前者の方法で治したいです。
しかし、保険外ということで治療費の点で学生の私は決めかねています。
治療するとしたら両親が出してくれるのですが既に細菌検査に高いお金を出してもらっているし、普段の生活でもお金をかけてもらってるため頼みづらいです。
この治療法が主流で、これが最善の治療であるなら両親とも相談しこの治療を受けたいと思いますが…
この治療法についてどう思われますか。
治療してもらっている歯医者さんはよく説明してくださりますし、丁寧に治療してくださってるんだなと感じますが、私は全く無知なのでもっといろいろな歯科治療事情を聞いて決めたいと思い質問させていただきました。
回答よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-07-16 08:31:27
>既に細菌検査に高いお金を出してもらっているし
この時点で自費治療に移行しているのではないでしょうか。
だとすれば以降の処置は自費治療になります。
ちゃんみぃさんのその医院での選択肢は主治医の云う治療を受けるしかないと思います(あとは治療中断)
>この治療法についてどう思われますか。
抗生物質を飲んで云々という時点でゴールデンスタンダードではない様に思います。
この時点で自費治療に移行しているのではないでしょうか。
だとすれば以降の処置は自費治療になります。
ちゃんみぃさんのその医院での選択肢は主治医の云う治療を受けるしかないと思います(あとは治療中断)
>この治療法についてどう思われますか。
抗生物質を飲んで云々という時点でゴールデンスタンダードではない様に思います。
回答2
回答日時:2014-07-16 09:23:29
かかられている歯科医院では保険治療も並行して受けておられるのでしょうか?
だとすると、自費の請求(細菌検査、クリーニングも?)と保険請求が同時進行だったりするとルール上の問題が出てきます。
ルール上の問題なく進めてきているとすれば細見先生が指摘されている様に、ちゃんみぃさんは
・保険のつもりで受診したけど、途中から(既に)保険治療を放棄して今後一連の治療はすべて自費治療を希望している。
か、あるいは
・そもそも保険診療の一切出来ない歯科医院
のはずです。
この辺りがどうなっているのかによって、今後とれる選択肢が変わってきてしまいますね。
保険のルールとの兼ね合い等もあって歯周病治療を自費で提案する医院自体が非常に少ないですから、良い悪いは別として少なくとも一般的な流れとは言えない様に思います。
最善かどうかもここでは判断しにくいことですが、気になるのは今のところの診断として、ちゃんみぃさんは今後歯周病が進行するリスクは特別高いと判断されているのでしょうか?
もしもそこまでではないということであれば、他にも必要十分な治療法というのは考えられるかと思いますよ。
だとすると、自費の請求(細菌検査、クリーニングも?)と保険請求が同時進行だったりするとルール上の問題が出てきます。
ルール上の問題なく進めてきているとすれば細見先生が指摘されている様に、ちゃんみぃさんは
・保険のつもりで受診したけど、途中から(既に)保険治療を放棄して今後一連の治療はすべて自費治療を希望している。
か、あるいは
・そもそも保険診療の一切出来ない歯科医院
のはずです。
この辺りがどうなっているのかによって、今後とれる選択肢が変わってきてしまいますね。
保険のルールとの兼ね合い等もあって歯周病治療を自費で提案する医院自体が非常に少ないですから、良い悪いは別として少なくとも一般的な流れとは言えない様に思います。
最善かどうかもここでは判断しにくいことですが、気になるのは今のところの診断として、ちゃんみぃさんは今後歯周病が進行するリスクは特別高いと判断されているのでしょうか?
もしもそこまでではないということであれば、他にも必要十分な治療法というのは考えられるかと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
ちゃんみぃさん
返信日時:2014-07-16 10:04:10
回答3
フルダテ歯科(青森県八戸市)の古舘です。
回答日時:2014-07-16 11:04:04
確かに、保険治療と自由診療の併用は、混合診療になります。
でも、症状から考えると、侵州性歯周炎「若年性の歯周炎」の可能性が高いと思います。
細菌検査とスケーリングは必要です。
ルール上問題ですが、抗生剤は必要な場合が多いと思います。
できれば、歯周病専門医の先生のところで治療されたほうがいいのではないでしょうか?
難しい治療ですが、頑張って治してください。
これは、専門医の先生がいいと思われます。
他の先生と意見が違って、混同されているかも知れませんが、しっかりした専門医をお勧めします。
お大事にしてください。
でも、症状から考えると、侵州性歯周炎「若年性の歯周炎」の可能性が高いと思います。
細菌検査とスケーリングは必要です。
ルール上問題ですが、抗生剤は必要な場合が多いと思います。
できれば、歯周病専門医の先生のところで治療されたほうがいいのではないでしょうか?
難しい治療ですが、頑張って治してください。
これは、専門医の先生がいいと思われます。
他の先生と意見が違って、混同されているかも知れませんが、しっかりした専門医をお勧めします。
お大事にしてください。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-07-16 11:37:16
ちゃんみぃさん、今日は。
保健か自費かのお話はさておき、治療についてコメントします。
古館先生のいわれるように、侵襲性歯周炎の可能性がありますね。
まずは侵襲性歯周炎か慢性歯周炎かを診断してもらった方が良いでしょう。
>この治療法が主流で、これが最善の治療であるなら
いずれの病名であったとしても、細菌検査は臨床的には必要ないでしょう。
細菌検査では診断がつきません。
まだまだ研究段階です。
抗生物質を飲みながらのクリーニングは、慢性歯周炎の治療では必要有りません。
個人的には副作用を考えれば使用しない方が良いともいます。
侵襲性歯周炎でも、抗生物質の効果は限定的で、一般的には使用しません。
一部の研究では効果が有るとしていますが、多くの研究では侵襲性歯周炎でも効果は無いとしています。
保健か自費かのお話はさておき、治療についてコメントします。
古館先生のいわれるように、侵襲性歯周炎の可能性がありますね。
まずは侵襲性歯周炎か慢性歯周炎かを診断してもらった方が良いでしょう。
>この治療法が主流で、これが最善の治療であるなら
いずれの病名であったとしても、細菌検査は臨床的には必要ないでしょう。
細菌検査では診断がつきません。
まだまだ研究段階です。
抗生物質を飲みながらのクリーニングは、慢性歯周炎の治療では必要有りません。
個人的には副作用を考えれば使用しない方が良いともいます。
侵襲性歯周炎でも、抗生物質の効果は限定的で、一般的には使用しません。
一部の研究では効果が有るとしていますが、多くの研究では侵襲性歯周炎でも効果は無いとしています。
相談者からの返信
相談者:
ちゃんみぃさん
返信日時:2014-07-22 09:27:23
タイトル | 歯周病が2本だけ進行、自費での外科治療と抗生物質は必要か? |
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質問者 | ちゃんみぃさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病の治療費・費用 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。