銀インレーからジルコニアインレーにした後、痛みが取れない

相談者: ハミングウェイさん (33歳:女性)
投稿日時:2014-07-24 00:20:13
一年ほど前に審美目的で奥歯銀歯からジルコニアインレー)にしました。

2本を施術したのですが、そのうちの一本が施術後から痛みました。
施術後すぐは、しばらくすれば治まるかと思い我慢していましたが半年たてども痛みが治まらず、歯科に相談に行きました。

担当の医師によると、知覚過敏だということでスーパーボンドによる施術を半年の間に何度も行いましたが全く改善されなかった為、次は少し削って埋めました。


しかし、それでも改善されなかったので次は神経を抜いてクラウンにすると言われました。
医師曰く、原因がハッキリしないが神経が一般的な人より尖っている為に、それが原因で痛みがでているのではないかとの見解でした。

私としては、虫歯でもなく、また銀歯の時は問題がなかった為神経を抜くことに躊躇いがあります。
このまま神経を抜いてしまって良いのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-07-24 08:23:54
ご相談ありがとうございます。

>私としては、虫歯でもなく、また銀歯の時は問題がなかった為
神経を抜くことに躊躇いがあります。


気がつかない虫歯があったのかもしれません。



>このまま神経を抜いてしまって良いのでしょうか。


原因は知覚過敏というよりも、削り直したことのように、文面からは想像されます。
治療直後に、時間がたてば治るものか、そのままでは治らないものか、診断が大事です。

直後であれば、場合によってはセラミックを外して、神経を守る治療ができたかもしれません。

ただそれだけ長引かせてしまってからでは神経の回復は少々厳しいかもしれません。



審美が目的で治療されたというお話ですが、我々専門家はインレーをする目的は良く噛めるようにすることです。
当然、良く噛めるとは基本として痛くなく噛めることも意味します。

治療目的が審美だけで治療を選んだとすると、その基本が満たされていない治療を選んだのかもしれません。


また我々専門家は一生歯を残すことも目的としています。
その原則を二つ守ればふつう一生歯を残せます。

1.削らない(何度も削らない・クラウンみたいにたくさん削らない・深く削らない、も含みます)

2.神経を抜かない

審美だけが目的であれば、その原則を守る目的はなかったかもしれません。
その場合は神経を抜く必要があるかもしれません。


ひるがえって、歯を長持ちしたいという原点に戻るならば、神経を抜かなければならない状況になってしまった後では、神経をタイミングよくぬかなった場合は抜歯につながることがありますから、タイミングの診断を受ける必要があります。

ご担当の先生と良く相談しましょう。




タイトル 銀インレーからジルコニアインレーにした後、痛みが取れない
質問者 ハミングウェイさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
詰め物、インレー治療後の痛み
回答者




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