歯科衛生士です。 着色除去について悩んでます

相談者: らるちゃさん (22歳:女性)
投稿日時:2014-08-02 10:41:47
歯科衛生士になって2年目ですが、スケーリング中の着色除去があまりうまくありません。


30分で施術するのですが、私はエアスケーラー縁上歯石のみをとってからロビンソンブラシに粗いペーストをつけて粗研磨(着色はこのときに除去します)ラバーカップに仕上げ用ペーストをつけて仕上げの研磨をします。

しかし、私の技術ではまだ素早く着色を取りきることができなく診療室の 5年目の先輩に操作方法がまるでなってないと言われたのですが教えられた項目に納得がいかないです。


着色で先輩に教えられたのは
・エアスケーラーを歯面に点接触(垂直に)あてる
・エアスケーラーを注水なしで作動する
・ロビンソンブラシのペーストを水つけないで発砲させずに作動

最初の2つは教科書でも取り扱いで禁忌とされることなのに先輩曰わく着色除去で落ちないからしょうがない、見えづらくなるから水は使わないといいます。

そんなことしたら表面上きれいでも歯面は恐らく傷だらけです。
このときは喫煙者の患者さんでヤニがかなり付いていたのですが私のスケーリングのあとその先輩がエアスケーラーで少しまだらに残った着色を全て取りきりました。

患者さんは白くなったと喜んでました。
ですが私は罪悪感でいっぱいです。


着色というものはそこまでして取らないといけないものでしょうか?
叢生などブラシが届かない部分はどうしたらいいのでしょうか。
ちなみにエアーフローは医院全体でほとんど使っていません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-08-02 11:09:03
こんにちは。
とりあえず時間がないので先にこれだけ。。。

>そんなことしたら表面上きれいでも歯面は恐らく傷だらけです。

そうでしょうね・・・
衛生士さんて何のお仕事なのかを常に心に置いておかねばならないですよね。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-02 12:40:37
いろんなものの捉え方があるとは思うんですけどね。

>教科書でも取り扱いで禁忌とされることなのに........

何故その本は「教科書」と呼ばれるのか?

って考えたら、教科書が全てじゃないよと言う場合もあるけれど、やっぱり教科書というのは基本中の基本だと思うのです。


その基本を全うしてから変法が生まれてくる、または身につくわけでして、基本をマスターしていないのに高度な知識や技術は得られないとボクは思っています。



なので、例えばですよ。。。
そうやって垂直にチップを当てていい理由または超絶テクニックかなんかがその先輩さんがマスターしているのでしたら教えてもらいたいものです。



叢生などブラシが届かない部分はどうしたらいいのでしょうか。
>ちなみにエアーフローは医院全体でほとんど使っていません。

歯面研磨のためのコントラにもたくさん種類があり、またそのチップもものすごくたくさんの種類が存在します。
全部を試すことは不可能ですが、材料屋さんに相談してカタログなどをもらったり、デンタルショーなどの見本市みたいなものやセミナーなどに時間を費やす事で、自分なりに解決できる部分もまだまだあると思います。

自分の時間(勤務中の話ではありません)をきちんと割いて使わない限りは、そのクリニックの中で起こっている事しか学べません。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: らるちゃさん
返信日時:2014-08-02 14:12:29
田中先生、回答ありがとうございます


着色はプラーク歯石の付着因子にもなりえるために除去するものだと思っています。
これは個人的にセミナーに受講した時に衛生士スケーラーで傷だらけになった歯面の写真を見せられたからです。


ただ、効率の良い着色除去の方法が分からない以上、どこまでの着色を除去すればいいかも分からないことに気がつきました。

キャリアも技術もた知識もまだまだなのでもっと視野を広くして勉強していこうと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-08-02 23:36:03
つるつるにする=削ること という原則を理解すると考え方も変わるかも知れません。

極端な話、最初の一手は場合によってはダイヤモンドバーでもいい訳です。
その後段階を踏んで少しずつ、細かい研磨に落としていって、最後は歯磨剤よりも細かい研磨をしてピカピカに仕上げて行く・・というのが本来理想ですよね。

だったら最初は先輩がしている様な一見乱暴な方法も、あながち否定は出来ないと思いますよ。



使える材料、時間に制限のある中で、何をどの様に使うかは色々な考え方が出来ると思います。
着色を取ることを優先させるなら先輩の方法や、ダイヤモンドバーとまで言わなくてもホワイトポイントやシリコンポイントなども使えます。

でも着色は取った上でツルツルに仕上げたい、と言う想いでやりたいのなら技術を磨いて、必要最小限の荒研磨から短い時間でより多くのステップを効率よく・・となるでしょうし、あるいは患者さんに理由を説明して複数回に分ける、という方法もあります。
出来れば施術を始める前に判断して説明をすると良いと思います。

黙っていれば患者さんの満足度は着色の取れ具合や痛みの有無になるかも知れませんし、ツルツルに仕上げたいというのはご自身だけの満足感でしかないかも知れません。

見ようによっては傷を残したとしても着色を取る衛生士の方が偉いとも言えます。


設備、体制、知識、技術、説明、患者の希望など、色々な要素があると思います。
(らるちゃさんがどうかは知りませんが)特に軽視されていると感じるのは練習量です。
我々は技術職でもある訳ですから、少なくとも美容師さん達ぐらいの練習量というのはするのが当たり前だと思いますよ。

医院の体制もあるかと思いますが、当院だと新人ベテラン問わず週に1時間は診療せずに練習に割いて良いとルールを決めていますし、練習用の模型なども用意してあります。
ウチのスタッフもやってますが、本来は勤務時間外に自主的にやるものでしょう。


先輩がどうかとか別に関係ありませんから、信念を持って努力を続けて下さいね。

誰より練習をすれば、必ず自信がつきますよ、頑張って下さい。

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タイトル 歯科衛生士です。 着色除去について悩んでます
質問者 らるちゃさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 衛生士関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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