ヘミセクション後にブリッジをしても将来インプラントは可能でしょうか?
相談者:
にしにしさん (43歳:男性)
投稿日時:2014-08-04 17:39:04
こんにちわ
下6番の根管治療を行ってクラウンを載せる前でしたが、痛みが引かないため、レントゲンをみると隣の下7番の近心根が割れていました。
治療方針としては、以下の@からBがあると思いますが、
@下7番の近心根をヘミセクションして、下7番の遠心根と下6番のブリッジ。
A下7番を抜歯してインプラント。
B下7番を抜歯してそのまま。
現病院は、インプラントをしていないので@を提案されました。
自分も将来的に下6番下7番ともダメになると思われインプラントによる治療も考えておりますが、可能な限り今の歯を残したく@の方法でも良いかと思っています。
ただし、以下について悩んでいます。
もし将来インプラントを考えるなら、下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
下6番の根管治療を行ってクラウンを載せる前でしたが、痛みが引かないため、レントゲンをみると隣の下7番の近心根が割れていました。
治療方針としては、以下の@からBがあると思いますが、
@下7番の近心根をヘミセクションして、下7番の遠心根と下6番のブリッジ。
A下7番を抜歯してインプラント。
B下7番を抜歯してそのまま。
現病院は、インプラントをしていないので@を提案されました。
自分も将来的に下6番下7番ともダメになると思われインプラントによる治療も考えておりますが、可能な限り今の歯を残したく@の方法でも良いかと思っています。
ただし、以下について悩んでいます。
もし将来インプラントを考えるなら、下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-08-08 08:00:05
返信遅くなりました。
文面から想像すると、そんなに極端に骨吸収が起こるような状況では無さそうですので、@でも良いような気もします。
ただ、「インプラントをしない歯科医」と「インプラントをする歯科医」では診断が異なる場合がありますので、もし、にしにし さんが「将来的にはインプラント」とお考えであれば、一度「インプラントをする歯科医」に相談されておく事をお勧めいたします。
また、歯根破折の原因(ブラキスズムやTCHなど)についても改善されておく必要があるように思います。
お大事にされて下さい。
文面から想像すると、そんなに極端に骨吸収が起こるような状況では無さそうですので、@でも良いような気もします。
ただ、「インプラントをしない歯科医」と「インプラントをする歯科医」では診断が異なる場合がありますので、もし、にしにし さんが「将来的にはインプラント」とお考えであれば、一度「インプラントをする歯科医」に相談されておく事をお勧めいたします。
また、歯根破折の原因(ブラキスズムやTCHなど)についても改善されておく必要があるように思います。
お大事にされて下さい。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-08-08 08:45:01
ご相談ありがとうございます。
>もし将来インプラントを考えるなら、下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
一般的に言って、もともとインプラントの向き不向きが基本的な条件ですが、その治療の結果やアフターケアによっても左右されます。
インプラントするかしないかは別として、ブリッジを入れるだけにとらわれないで、将来の健康なゴールを明確にしておきましょう。
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
そういう場合もあるでしょう。
そうでない場合も多いでしょう。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
そういう段階的なくりかえしの計画もあり得ます。
逆に、いつの時点でもブリッジにしろインプラントにしろ、もうくり返しは終わりのするという計画もあり得ます。
すくなくとも、ブリッジだけに詳しいのではなく、インプラントも、そして原因への治療やアフターケアにも通じることですが、もうくり返しの治療を終わりにできる本当の予防医療にも全て詳しい歯科医師に総合的な相談をしてから決めると後悔が少なくなるはずです。
>もし将来インプラントを考えるなら、下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
一般的に言って、もともとインプラントの向き不向きが基本的な条件ですが、その治療の結果やアフターケアによっても左右されます。
インプラントするかしないかは別として、ブリッジを入れるだけにとらわれないで、将来の健康なゴールを明確にしておきましょう。
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
そういう場合もあるでしょう。
そうでない場合も多いでしょう。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
そういう段階的なくりかえしの計画もあり得ます。
逆に、いつの時点でもブリッジにしろインプラントにしろ、もうくり返しは終わりのするという計画もあり得ます。
すくなくとも、ブリッジだけに詳しいのではなく、インプラントも、そして原因への治療やアフターケアにも通じることですが、もうくり返しの治療を終わりにできる本当の予防医療にも全て詳しい歯科医師に総合的な相談をしてから決めると後悔が少なくなるはずです。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2014-08-08 12:19:58
にしにしさん、こんにちは
>下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
状況にもよりますが両隣在歯がある状態であれば、さほど骨は吸収しない可能性が高いです。
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
私はへミセクションという治療法が好きではないのでインプラントをすすめると思います。
また、破折したということで日常的にTCHやブラキシズムの可能性もあると思われます。
へミセクションをしてブリッジで補綴したとすると最遠心部に7番の遠心根のみで支えるということになり非常に不安が残ります。
またどこか親知らずが残っているのであれば移植という選択肢もあるかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
>下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
状況にもよりますが両隣在歯がある状態であれば、さほど骨は吸収しない可能性が高いです。
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラントでも大丈夫でしょうか?
私はへミセクションという治療法が好きではないのでインプラントをすすめると思います。
また、破折したということで日常的にTCHやブラキシズムの可能性もあると思われます。
へミセクションをしてブリッジで補綴したとすると最遠心部に7番の遠心根のみで支えるということになり非常に不安が残ります。
またどこか親知らずが残っているのであれば移植という選択肢もあるかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
回答4
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-08-08 18:05:20
>もし将来インプラントを考えるなら、下7番の近心根のヘミセクション部分について、ブリッジによる放置で骨が減少してしまい、将来下7番のインプラントが困難になることがあるでしょうか?
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラ ントでも大丈夫でしょうか?
可能な限り今の歯を残したいのであれば、ヘミセクションして歯を残し、ブリッジまたは小さい義歯を入れるのも方法です。
ブリッジの場合は6番を削ることになりますが、義歯であれば6番を削らないあるいは少しだけ削るくらいですみます。
また、ヘミセクションして被せ物をして、抜歯部位をそのまま経過を診るのも方法です。
ただし、隣在歯の傾斜などがみられた場合は早急に対応することになりまります。
>インプラントを考えるなら、すぐにインプラントが推奨でしょうか。
>それとも取りあえずブリッジでしのいで、経過を定期的にみて、将来インプラ ントでも大丈夫でしょうか?
可能な限り今の歯を残したいのであれば、ヘミセクションして歯を残し、ブリッジまたは小さい義歯を入れるのも方法です。
ブリッジの場合は6番を削ることになりますが、義歯であれば6番を削らないあるいは少しだけ削るくらいですみます。
また、ヘミセクションして被せ物をして、抜歯部位をそのまま経過を診るのも方法です。
ただし、隣在歯の傾斜などがみられた場合は早急に対応することになりまります。
相談者からの返信
相談者:
にしにしさん
返信日時:2014-08-12 20:14:47
タイトル | ヘミセクション後にブリッジをしても将来インプラントは可能でしょうか? |
---|---|
質問者 | にしにしさん |
地域 | 広島 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
インプラント治療法 ブリッジ治療法 ヘミセクション(トライセクション) 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。