18歳、開咬のために歯列矯正を初めて5年なのに戻ってきている

相談者: orrihoさん (18歳:女性)
投稿日時:2014-08-09 16:20:41
こんにちは。私は現在、開咬のため矯正治療を始めて約5年程になります。
治療前、担当医の方には今まで見た症例で最も難しいものの一つだと言われました。


当時私は中学2年生で、費用面や手術が怖いといった理由で外科手術には踏み込めませんでした。

そうして中学2年生から矯正治療が始まり、上顎拡大装置をつけたりインプラントをつけたり抜歯(上下左右8番の計4本)をしたりしてきました。

途中、開咬していた歯が閉じたので安心しました。
しかし治療を続けていく中、また治療当初のように開咬してきてしまいました。



そこで担当医の方は、もう一度上顎拡大装置をつけようと提案されました。
ですが、私的には上顎拡大装置が矯正治療の中で最も辛く、できることならもう二度とつけたくありません。

初めは2年前後で終わると言われていましたが、3年、4年、と延びていき、もう5年目です。


担当医の方に言われた通り、開咬は難しい症状であり確実に完治する保証がないこともわかっています。

ですがこれから先も治るかわからずに、治療を続けていくのにはそろそろ精神的にも辛くなってきました。
両親に治療費を払ってもらっていながら、治療前に難しいと説明を受けていながら、こんなのは私のわがままだと思います。ですが、辛いです。

外科手術で治療可能なのであれば、私は外科手術を受けたいと思っています。



このまま、矯正治療を続けていき治る見込みはあるのでしょうか。
現在噛みあっている歯は、左右の7番と8番です。
ちなみに8番は、抜歯後に生えてきた親知らずです。
隙間は3,4ミリです。

わかりにくい文章ではありますが、回答の方、お願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-08-09 17:37:14
>・外科手術で治療可能

骨格的に手術が必要な場合は、ドリコ型といい下顎下縁の傾斜が強かったり、長いケースのようなタイプになります。
矯正専門医であれば、顎顔面の特徴をとらえてそれなりの説明をしてくれているはずですが?


>見た症例で最も難しい

ということであれば、以上のような説明があってしかるべきです。


開咬治療の難しさはいかに後戻りを防ぐかにありますが、骨格的にまだ成長が続いているケースでは、せっかく治療してもある程度後戻りはします。

上記のような骨格的特徴が強いケースでなければ、普通は前歯が閉じてくる期間は1年以下のはずです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-09 19:50:36
博多の児玉です。

舌が唾を飲み込む時に歯と歯の隙間に入りこむのであれば治療を複雑にします。
もしそうであるなら、外科的であろうとなかろうとこの舌の問題を避けては治療後の良好な安定は得にくいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: orrihoさん
返信日時:2014-08-09 22:21:54
松山先生 お返事ありがとうございます。

矯正治療をしていき、大人になったとき治っていなかったり戻ってしまっていたら手術をするという方針だったと思います。

私の症状は、下顎前突、下の顎が大きいようです。


つけ始めてすぐ、閉じてきたのですが治療を続けるにつれてまた開咬してきてしまいました…。
また、舌突出癖も治っていないのかもしれません。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: orrihoさん
返信日時:2014-08-09 22:24:34
児玉先生 お返事ありがとうございます。

確かに未だに唾を飲み込むときなど、歯と歯の間に舌が入り込んでしまっているかもしれません。

このような癖は訓練次第で治るものなのでしょうか。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-08-09 23:02:25
開咬の方では、頭が前に出ている(いわゆる猫背状態)方を多く見ます。

つまり、舌が関連する筋肉の伸びが非常に悪いために正常な飲み込みが困難

(正常な飲み込みの場合、舌は上顎にピタリとくっついて陰圧を作れる状態で奥舌から嚥下のために順に挙上していきます。
表情筋の緊張やしわなどはまったくないので、舌骨が上にゴクンと上がった程度の動きしかわからないといった感じです)

な方がほとんどです。


舌の挙上訓練や飲み込みの訓練、舌関連筋の伸展練習など、いわゆるMFTと言われる筋機能訓練はされていますか?


矯正治療で治すときに用いる力は歯の根や神経を痛めない範囲でなければいけませんから、過大な力はかけられません。

一方で毎回毎回唾や食事を飲み込むために歯を上の歯と下の歯の間に入れ込んで押し出していたり、下顎を大きく引いてしまっていれば、その力のほうが大きく動的ですから、矯正治療でかけることが可能な力をかけ続けた程度では治せなくなってしまいます。


まず、開咬を治したい、矯正を早く終えたいならば、舌を挙上したり、飲み込みの練習をしたり、猫背を治したり、舌関連筋の伸展性をよくするストレッチを行ったりというご自身でできる筋機能訓練をしっかりされることが大事だと思います。

そして、寝方もちゃんと治されたほうがいいと思います。

睡眠時にも鼻でちゃんと呼吸できていますか?口が開いていませんか?


早く治りたいならばそういうこともちゃんと教えてもらうか、または勉強されるとよいと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: orrihoさん
返信日時:2014-08-09 23:25:07
Dr.ふなちゃん先生 お返事ありがとうございます。

病院での治療に頼ってばかりで自分では何もしていませんでした。

私自身が治療を遅らせてしまっていたのですね。


これから自分でも治療を遅らせている要因となっている癖を治す努力をしていこうと思います。



タイトル 18歳、開咬のために歯列矯正を初めて5年なのに戻ってきている
質問者 orrihoさん
地域 非公開
年齢 18歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
下顎前突(受け口)
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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