歯列矯正後も笑った時に上顎の歯が見えない

相談者: まみ。さん (21歳:女性)
投稿日時:2014-08-24 11:12:07
私は過去に受け口矯正していましたが、数年して戻ってきてしまいました。
引っ越したため近くの歯科医院を紹介してもらおうと思っているところです。

矯正前、矯正後変わらず、笑った時に上の歯が見えないのが悩みです。
声を出して笑ったりする時はさすがにみえますが、写真を撮ったりにニコっとしても下の歯しか見えません。
矯正して噛み合わせが正常になっても、上の歯はあまり見えていなかったと思います。

この上の歯が見えないのは、また矯正すれば解決されるのでしょうか?

あと、もう一つですが、無意識の時や寝ている時に舌で下の歯を押してしまっています。
これは癖なのでしょうか…?

舌で下の歯を押しているせいで、また下の歯が戻ってきたのかと思っています。
もし、この癖?を治す方法があれば教えていただきたいです。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-08-24 12:23:13
日本人の受け口の多くが、中顔面の劣成長と言われています。

歯だけ歯列矯正治療で治しても噛みあわせや骨格との関係もあるので、審美的に満足のいく終わり方になりにくいのは当然です。

しかし、形態を改善したわけですから、追加で機能も改善すればかなりいい感じに変化できるのが通常です。

まみ。さんは、声を出して笑った時に上の歯が見えているのですから、口角挙筋を維持する力をつける練習をされればいいと思います。

そして、もともと受け口になってしまった最大の原因であろうと思われる低舌位(舌がたいてい下の歯列内に入ってしまっていたり、上下の歯を押す位置で収まってしまっていて嚥下の際に歯を押してしまう異常嚥下癖がおこりやすい位置)の改善をされることが後戻り防止のためにも効果的だと思います。

MFTや筋機能訓練(指導)を行っている歯科医院も増えてきていますから、機能的な訓練法をマスターして軟組織の動きや形も変化させるとよいと思います。

また、もともとの顎の位置の関係から、上顎歯軸や歯の位置の改善に限度がある場合、MFTや口腔内マッサージと併用しながら歯を削らない極薄のべニア(スーパーエナメルなど)を貼り付けつけて歯の長さや出方、歯軸を修正する審美治療法もあります。

いずれにしても、歯科で現状をよく診てもらい改善の仕方を説明してもらうとよいでしょう。

お近くの歯科医院でご相談してみてください。




タイトル 歯列矯正後も笑った時に上顎の歯が見えない
質問者 まみ。さん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
矯正後の歯の後戻り
歯並び(歯ならび)その他
回答者




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