[写真あり] 自由診療で入れた銀歯は保険と同じ素材なのでは?

相談者: しずやさん (28歳:男性)
投稿日時:2014-08-28 21:42:03
初めて質問させて頂きます。


★知りたい内容★

@見た目が完全に銀歯でも、自由診療でしか使えないかぶせ物ってありますか? 
(Ex 白金などが配合されていて、自由診療でないと扱えないもの)


Aかぶせ物を外して、外部検査機関などで成分を調べて保険治療、自由診療で使われるものかどうか調べることはできますか?


Bカルテは5年保管と伺いましたが、患者が希望すれば過去(具体的には3年前)のカルテを閲覧することは可能でしょうか?


Bもし、成分を調べることができて、保険治療で使われるものであるにもかかわらず、自由診療で高い費用を支払っていた場合、治療した歯科医を訴えて資金を返金してもらうことは可能ですか?

(※こちらは弁護士の先生等に相談すべきかもしれませんが、ご存知の方がいらっしゃったらと思い相談させていただきました。場違いな質問でしたら申し訳ありません)




★質問に至った背景★

3年前、とある歯医者で下の歯左側4、5、6番の虫歯治療を受け、その際自由診療でかぶせ物をしました。
(費用は3本で総額36万円)

その時、歯科医にどういった説明を受けたのかはっきり覚えていないのが本当に情けないのですが、白金などが入った銀歯だから保険治療では賄えない、自由診療でないと…、と言われた記憶があります。


その時はそんなものか…と特に疑問に思いませんでしたが、先日親知らずを抜くために別の歯科医にいったところ、

「銀歯で自由診療なんて聞いたことがない。
見た目も完全に銀歯ですよ?」

と言われてしまいました。


これは、私が騙されて以前かかった歯医者で、保険治療で支払い可能な銀歯を自由診療下で支払わされたということなのでしょうか?
(要するにぼったくり?)

また、もしぼったくりだった場合、今入っている銀歯を抜いてその成分を調べるなどして、それが果たして保険診療で使われている銀歯だったかどうか調べることなどできるのでしょうか?



質問が長くなってしまい大変恐縮ですが、先生方ご存知でしたら教えていただければと思います。
よろしくお願いしいます。

なお、治療自体に不満があるわけではありません。
ただ、費用に見合うべき治療を受けられなかったのであれば、とても悲しいし悔しいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-08-28 22:29:35
こんばんは。

>@見た目が完全に銀歯でも、自由診療でしか使えないかぶせ物ってありますか? 

いわゆるホワイトゴールドといって低カラット金合金というのがあります、二つ揃えて比べてみればわかります。



>Aかぶせ物を外して、外部検査機関などで成分を調べて保険治療、自由診療で使われるものかどうか調べることはできますか?

おそらく可能だと思います。



>Bカルテは5年保管と伺いましたが、患者が希望すれば過去(具体的には3年前)のカルテを閲覧することは可能でしょうか?

可能だと思います、もし拒否されたら証拠保全の司法手続きをなさればいいように思います、ただし私は歯科医なので法律的なことについては全くわかりません。



>Bもし、成分を調べることができて、保険治療で使われるものであるにもかかわらず、自由診療で高い費用を支払っていた場合、治療した歯科医を訴えて資金を返金してもらうことは可能ですか?

おそらく損害賠償ということで手続きをなさればいいと思います、もめたら裁判官が決めるのではないでしょうか。



>これは、私が騙されて以前かかった歯医者で、保険治療で支払い可能な銀歯を自由診療下で支払わされたということなのでしょうか?

現物を外して調べてみればわかると思いますよ。



>費用に見合うべき治療を受けられなかったのであれば、とても悲しいし悔しいです。

ごもっともです、納得できるまで調べてみればいいと思います、頑張ってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しずやさん
返信日時:2014-08-28 23:31:27
山田 豊和 先生

早速のご返信ありがとうございます。
低カラット金合金というのがあるのですね…とても参考になりますありがとうございます。

それを使われていたのかどうかが記憶にないのが本当に恥ずかしいです。
自身の歯の事であるにも関わらず。。。


また、成分に関して調べることは可能とのことですが、こちらは具体的に調べていただける機関などご存知でしたら教えて頂けると大変幸いです。
(自身でも調べていますが、ネット上の情報でははっきりとしたことが分からず…。今治療にかかっている歯科医の先生にも相談してみようとは思っています)


また、励ましのお言葉ありがとうございます。
納得ができるようにしたいと思います。



▼ほかの先生方

可能であれば色々な先生方のご意見を頂戴した上で、冷静な判断と行動を取りたいと思っています。
ほかにもご意見ございましたらお待ちしております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-08-28 23:44:30
こんばんは。

取引のあるのは横浜金属 と田中貴金属です、電話で尋ねてみてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-08-28 23:49:47
>別の歯科医にいったところ、
>「銀歯自由診療なんて聞いたことがない。
>見た目も完全に銀歯ですよ?」
>と言われてしまいました。

ほんとうにこんなことを言ったのだとしたら、その先生はかなり無知です。

あからさまに前医を悪く言う歯科医師には気をつけたほうがいいですよ。



>治療自体に不満があるわけではありません。

それなら外さないほうがいいと思います。

どうしても納得がいかないようなら最初に治療をしてもらった先生にどういった金属を使用したのかを、まずは聞いてみてください。
(訴える気があるのでしたらそのくらい簡単にできると思いますので)

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-08-29 01:40:00
自由診療保険診療の関係を図で添付しますね。

歯科医師の仕事は材料を売っている訳ではありませんから、セラミックだから高額になるとか、そういうことでは全くないです。
材質を調べるメリットは特にない様に思いますね。


それよりも、説明内容が事実でしたらそちらが問題です。
保険医療機関の保険医(※保険証を提示して治療が受けられている場合は間違いなくそう)であれば、患者さんが保険治療を希望した場合には保険治療を提供しなくてはなりません。

現実的ではないですが、患者さんの同意さえあれば保険以下のクオリティーの治療をいくらで受けてもルール上の問題はありません。



ただ一方的に情報を隠して、保険治療の選択肢がないかの様な誘導は保険医療養担当規則というルールに抵触しますから、問題になるとしたら成分云々ではなくてこちらの方(説明不足)でしょうね。

ですがご自身でも当時受けた説明をよく覚えてないということですし、事実がどうあれ言った言わないの話を第三者に証明するというのは困難だろうとは思います。
今回の件は、その銀歯をどうするか?ではなく、今後の受診の仕方を考えるきっかけにするのが前向きだと個人的には思います。



・・というか、まずは不安なら当時の担当医に直接確認するべきでしょうね。

画像1画像1

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-08-29 23:03:34
保険用金属を使用しての自費治療もあると思います。

もし最終修復処置以前に自費治療が入ると、再び保険適応に戻れなくなる場合があります。

患者さんの希望次第では、説明・ご納得の上、後の保険相当処置を自費で行う事もあると思いますよ。
例えば、歯髄温存のため、保険外の治療はなかったでしょうか?


たしかに、保険用金属の使用については様々な意見があります。
しかし、一般(保険外)の歯科用金属に比べるとまだ遥かに安価ですし、何より技工料金が非常に安いメリットはあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: しずやさん
返信日時:2014-08-30 11:38:04
▼森川先生

コメントありがとうございます。

あからさまに悪く言われたわけではないのですが、自由診療で直しました、と言ったら「え、本当に・・・?」という驚いた表情をされていました。


また、治療自体に不満がない、というのは今その3本かぶせものをしている歯がまた虫歯になってしまっているのですが、かぶせものをしている以上虫歯になってしまうことは仕方がないので不満がない、という意味で申しあげていました。
言葉が足らずすいませんでした。


ただ、3年前に36万円かけ治療した歯が、もう虫歯・・・となると、一体なんのために高いお金をかけて治療したのだろうか、と虚しくなってしまいます。

歯磨き自体はこまめにしていたつもりなのですが。
いわゆる、歯科治療の限界というものなのでしょうか…。




▼渡辺徹也先生

コメントありがとうございます。

先生の添付していただいた図をみて、自身の認識に誤りがあったのだと思いました。
ありがとうございます。

そして、一番のミスは自身が治療を受ける際にハッキリと内容を把握できていなかったのは間違いありません。
自由診療で直したい、と希望したのは間違いありませんが、当時治療していただいた先生が少し高圧的?というか、威圧的なところがあってあまり根掘り葉掘り聞くことを諦めてしまっていました。(+一刻も早く治したかった、という気持ちもあったと思います)


また、こちらで最初にご質問させていただいたのは、自身でまずは知識や状況を整理した上で、当時の先生に話を伺おうと思っていたためです。
色々と今回のことで勉強させていただきました。
ありがとうございました。




▼藤森隆史先生

歯髄温存のため、保険外の治療はなかったでしょうか?

3本のうち、一本は歯の神経を残した治療を受けました。
歯髄温存とはそのことでしょうか。
であれば、保険外の治療になるのでしょうか。

すいません、そこらへんをきちんと把握できていませんが、とにかく治療を受ける段階でもう少しきちんと治療内容を理解しておくべきだったと思いました。


今後は、このような後悔をしないように注意したいと思います。

先生方、色々とご教示いただきありがとうございました。
正直、歯科治療への不信はぬぐい切れていませんが、先生方のような歯医者さんもいらっしゃると思うと少しは救われます。


ありがとうございました!



タイトル [写真あり] 自由診療で入れた銀歯は保険と同じ素材なのでは?
質問者 しずやさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
クラウン(差し歯・被せ)その他
その他(保険と保険外)
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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