炎症の無い根管狭窄、治療を継続するか次に進むか?

相談者: 悩むおやじさん (52歳:男性)
投稿日時:2014-09-11 09:55:50
お世話になります。

根幹治療時の狭窄に対する処置について教えてください。



左下4番を3回目の根幹治療をしております。

今回の治療の際に、1度目と2度目の治療で見逃されていた、もう一つの根幹が見つかりました。
1、2度目は何も治療がされていない状況だそうです。


時系列と経緯は、1度目は20年ほど前、2度目は10年ほど前です。
今回の治療は、4番には何の症状もないのですが、ブリッジを作る為に治療をしています。
レントゲンでの診察では、炎症等は無いようです。

(ブリッジの内容は、欠損した6番を補うために、4、5、7番をテレスコープクラウンで作ります。)


問題は、何もしていない根幹を治療を施す際に、何度か試みましたが、どうにもファイルが進まず、貫通できない状況です。

担当医師は、経験が豊富な方です、医師の意見は、時間を掛ければ貫通できるかもしれないが、炎症が起きていたりしている訳ではないので、開けられた部分まで薬をいれて治療を進めようと言われます。
また、無理して続けても、正しい位置に正確に開けられるか分からないとのことです。


御意見を頂きたいのは、この様な状況で、根幹治療を継続すべきか?
又は、多少のリスクはあるものの、貫通は諦めて次のステップに進むべきか?

難しい判断だと思いますが、如何でしょうか?


宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-09-11 10:02:12
教科書的には

感染の確認できない場合、あかない根管は無理をせず、形成出来た所までの洗浄消毒を行い、根管充填を行う」

とされています。


担当の先生のおっしゃられているように「無理して続けても、正しい位置に正確に開けられるか分からない」とは僕も患者さんに伝えます。
むしろ、無理をしてパーフォレーション穿孔)させてしまう事の方がリスクが高いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-11 10:25:29
悩むおやじさん、こんにちは。


10年前に比べればマイクロスコープや器具など進歩しているので、開けられるかもしれません。

ですが無理して開けるリスクやデメリットを考えると、症状のないまま安静に洗浄をし被せ物をしてあげてもいいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 悩むおやじさん
返信日時:2014-09-11 12:06:01
櫻井先生、上坂先生、

ありがとうございます。


我々患者にとってとても参考になり、助かります。

今回は、担当医に判断にお任せしようと思います。


また、宜しくお願いします。



タイトル 炎症の無い根管狭窄、治療を継続するか次に進むか?
質問者 悩むおやじさん
地域 非公開
年齢 52歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
回答者




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