右下7番抜歯後に右上7番の挺出を防ぐ処置

相談者: サドさん (39歳:男性)
投稿日時:2014-09-16 14:15:48
こんにちは。

先日、右下7番を抜歯しました。
親知らずは、ありません。

担当の先生は、右上7番の挺出を防ぐために、

@ 右下の5番、6番を削って、延長ブリッジという治療しか示してくれませんでした。

しかし、5番は健康な歯ですし、6番にしても、銀歯があるとはいえ、もっと削ることになります。
しかも、一方のトラブルが他方にも影響してします。

どうも気が進みません。
ネットで調べていると、下ではなく、


A上の6番、7番を銀歯で、連結するという方もあるようです。

これなら、ブリッジよりも、削る量が少なくて済む気がします。
しかも、すでに両方とも銀歯が入っています。
しかし、やはり、一方のトラブルが他方にも影響してします。



そして、
B放置(のちに挺出したら抜歯)が一番合理的である気がします。

そもそも、
下の7番がない以上、上の7番は、意味がないわけですから、意味のない歯のために、右下5番、右下6番あるいは、右上6番、右上7番を犠牲にするのはどうもすっきりしません。

挺出と言っても、歯が落ちてくるだけのことであれば、トラブルが起こってから、すでに無意味な右上7番を抜歯すればいいだけの話
と思うのですが、放置することによって、右上7番を抜歯するだけではどうにもならないようなトラブルにつながる危険性があるのでしょうか?
たとえば、6番にも影響があるとか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-09-17 09:24:16
歯医者にとっての価値観
・患者にとっての価値観
の齟齬があるために、そのような疑問が生じることにつながるのだと思います。


歯医者は ”歯を残したい”と考え ”現状から口腔内の状態が大きく変わらないようにしたい”とも考える。

そこに同意する患者もいれば、それをオーバートリートメントと考える患者もいます。


最終的に重要なのは そのそれぞれの治療の利点と欠点を充分把握した上で、もっとも生活の質を落とさないもしくは向上させる治療法を見つけることです。

それは患者個々人によって異なる答えが出てもかまわないと思っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: サドさん
返信日時:2014-09-17 18:21:03
タカタ先生、
ご回答ありがとうございました。


いまだ回答がタカタ先生の1件しかないことから考えても、抜歯後の放置は、非常にデリケートな問題であることが推察されます。

それにもかかわらず、ご回答いただけて、非常にうれしく思います。
歯科医師はたくさんいるのに、信頼できる先生は、少ないのだなと実感しました。

ありがとうございます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-17 18:46:54
サドさん、こんにちは。

7を残す意味はあると思います。

仮に将来6を失うようなことがあれば、7を支台としたブリッジ入れ歯を入れることが出来るので選択の幅が広がります。

延長ブリッジも対合の連結もメリットデメリットが違う方法ですので歯科医でも意見が分かれる問題だと思います。


実際に診て判断するのが一番なのでセカンドオピニオンも視野に入れてみてはいかがですか。

ご参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-09-17 19:04:46
サド さん、今日は。


抜歯後の放置は、非常にデリケートな問題であることが推察されます。

放置ではなく経過観察ですが、私は一般的には、こちらを支持します。

予防や歯周病治療の先進国と言われる北欧諸国では比較的広く支持されている考え方です。


私自身は、患者さんがお年を取られた時にQOLを維持できるかということを考えて治療計画を立てます。

当院では、すべての歯がそろっていなくても、10年以上にわたり、大きな問題を起こさないでいるという患者さんは多くみえます。


私見ですが、一般的に考えれば、むしろ、ブリッジ連結冠の方が数十年問題を起こさず維持することの方がより難しいように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 右下7番抜歯後に右上7番の挺出を防ぐ処置
質問者 サドさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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