妊婦に対するインビザラインの安全性について

相談者：まつれなさん (28歳：女性)

投稿日時：2014-09-18 03:52:33

新婚で、インビザライン矯正と子作りをほぼ同時に始めました。

・インビザラインはこれまでに世界で100万人以上が受けているようですが、その中には多数の妊婦もいる＝妊婦・胎児への安全性は保証されていると考えてよいでしょうか？

特に、妊娠初期の妊婦への影響が気になります。

・通常の歯科治療では使わず、インビザライン治療だけで用いられる素材や薬品等はありますか？

例えばインビザラインのアタッチメントをつける「接着剤」が胎児に影響しないか心配なのですが、素材は何からできていますか？

回答1

ノアデンタルクリニック・ホワイトエッセンス(岐阜市)の渡辺です。

回答日時：2014-09-18 09:36:34

問題ないですよ、ご心配なく。

＞インビザライン治療だけで用いられる素材や薬品等はありますか？

インビザラインで使用するのはほとんどの場合、マウスピース（アライナー）と、アタッチメントぐらいです。
マウスピースについては「プラスチック」としか記載がありませんが、飲食時には使いませんし２週間毎に新品に交換するという点からも、衛生的と考えて良いと思います。

ただ妊娠等に関係なく、稀にアレルギー反応を起こすという事例はあるそうです。（※どんな材料でも言えることです）

＞アタッチメントをつける「接着剤」が胎児に影響しないか心配なのですが、素材は何からできていますか？

通常のむし歯治療で使う「コンポジットレジン」です。
お口の中に一箇所も入ってないという人を探す方が難しいくらい一般的な材料です。
もちろんこちらも極稀に、アレルギー反応を起こす事例はありますが、心配には及ばないと思いますよ。

ただ、矯正治療自体がおそらく今どうしてもやらなくてはいけないことではないと思います。
不安感が強ければ延期するのも手かと思われます。

あるいは矯正はするものとして、一般的なワイヤー矯正と比較するという考え方も出来ますが、胎児への影響まではどちらもないにせよ、プラークの停滞性や金属イオンの溶出等の細かいことを言えばワイヤー矯正よりはアライナー矯正の方が衛生的とは言えるかも知れません。

いずれかの方法で矯正をするにしてもしないにしても、口腔内が不潔であることは百害あって一利なしですから、この機会に正しい歯磨きの方法やプラークコントロールについて正しい知識はつけておかれることを強くお勧めします。

1人の専門家がこの回答を支持しています

回答2

高田歯科 (神戸三ノ宮・須磨)のタカタです。

回答日時：2014-09-18 12:17:34

インビザラインを使う際には、歯の表面に接着剤を塗って、そこに引っかかりを作ったりする必要があります。
その時に接着剤のにおいが不快に思う人がいます。
また、化学物質過敏症の人はアレルギーを起こしたこともあります。

めったに無いことではありますが、そういうこともあるんだということをご理解ください

タイトル	妊婦に対するインビザラインの安全性について
質問者	まつれなさん
地域	大阪
年齢	28歳
性別	女性
職業	主婦
カテゴリ	妊娠中の歯科治療マウスピース矯正
回答者	渡辺　徹也先生タカタ先生

歯科相談掲示板へ

上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。