ホワイトニング用の薬剤、歯石除去によるエナメル質の摩耗について
相談者:
しいのまやこさん (23歳:男性)
投稿日時:2014-09-18 15:46:13
とある担当歯科医の言動に疑問を感じ、転院を考えています。
以下のような施術方法、治療方針などは事実上あり得ると考えられますか?
現在、質問 "2" にある3ヶ月毎の定期健診に訪れ、担当が今回から院長に代わり5回ほど通った所です。
1. いわゆるホームホワイトニング用の"過酸化尿素"ではなく、"尿素"単体で、あるいは"チオ尿素"など"〜尿素"と名が付く薬剤を歯のホワイトニングに使用する事はありますか?
2. 3ヶ月に1度ほど(期間は2年ほど)、保険適用範囲内での歯石除去とヤニ落とし(先が回転するルーターのような器具で)をしていたのですが、上の歯が済んだ後日に、下の歯を途中まで施術中に
「今までのそれらの施術でエナメル質が磨耗し過ぎている。
スコープで見たところ、もうこれ以上はやらない方が良い。
私にはできない。」
と言われ、途中で止めてしまいました。
このような判断があるのでしょうか?
補足説明:
1. 前提として、彼の考えでは過酸化水素を大変危険なものだと認識しているようでした。
ホワイトニング先端国アメリカでは常識云々、まだ日本ではそこまで使っている所はないなどと権威的なアピールをし、彼曰く安全な"尿素"でのホワイトニングを当初は凄い勢いで推して来ていました。
しかし、初回マウスピース作成と薬剤が付いて\15,000程で、追加薬剤は\1,900程との説明でしたので、ランニングコストを考えると、そこまで高価でもなく思えて興味を持ちました。
そこで、その"尿素"とホワイトニングについて検索で調べてみたところ、一般的には過酸化水素と過酸化尿素が主に使用され、過酸化尿素も作用原理的には徐々に過酸化水素に変化していくのだが、比較的マイルドにホワイトニング効果が出るという事を知りました。
その事を改めて質問したところ、"過酸化尿素"ではなくハンドクリームなどに使う"尿素"だと、素人意見を小馬鹿にしたように強調していました。
2. もしかしたら、素人に尿素の件を指摘された事で、彼のプライドを傷付けてしまったのかもしれません。
その後は薬剤でのホワイトニングの話に触れなくなり、ひとまず今まで通り器具で歯石・ステイン除去をする流れになりました。
ですが、態度(非言語コミュニケーション含む)や治療方針が一段と不安定になり、時に高圧的な態度が気になるようになっていきました。
受診の度に言動や治療方針が変わって行くので困惑してしまい、治療方針の変化について聞いたところ、質問"2" の発言をされてクリーニング施術の途中で止めてしまいました。
歯のためにと言っていましたが、まるで気分を害して放棄されたかのような感じがしました。
どうも釈然としない説明だったので、別の歯科医院で相談に伺ったところ、エナメル質の状態をスコープで少し見ていただけました。
その方は
「エナメル質が溶ける病気などもあるが、見た目上は特に問題無さそうだし、3ヶ月に1度くらいであれば施術で磨耗したとしても再石灰化するという事もあるので、通常なら気にするほどではないのでは?」
とのご意見でした。
補足説明が長々とやや批判めいてしまい申し訳ありません。
しかし、ここで歯科医師の皆さんにお伺いしたい事は、その歯科医師の方の態度の是非ではありません。
他にも酷い暴言や対応などもありましたが、それはまた別の場所で相談しています。
ここで歯科医師の方達にお伺いしたいのは、そのような施術の方法や判断・解釈・方針などが、事実的にあり得るえるのかどうかという事になります。
どうにも、私にはデタラメを言われているような気がしてしまい、広く知識のある方々のご意見を伺い、事実確認をしたいとの考えです。
乱筆乱文お許しくださいませ。
ご回答の程、よろしくお願いいたします。
以下のような施術方法、治療方針などは事実上あり得ると考えられますか?
現在、質問 "2" にある3ヶ月毎の定期健診に訪れ、担当が今回から院長に代わり5回ほど通った所です。
1. いわゆるホームホワイトニング用の"過酸化尿素"ではなく、"尿素"単体で、あるいは"チオ尿素"など"〜尿素"と名が付く薬剤を歯のホワイトニングに使用する事はありますか?
2. 3ヶ月に1度ほど(期間は2年ほど)、保険適用範囲内での歯石除去とヤニ落とし(先が回転するルーターのような器具で)をしていたのですが、上の歯が済んだ後日に、下の歯を途中まで施術中に
「今までのそれらの施術でエナメル質が磨耗し過ぎている。
スコープで見たところ、もうこれ以上はやらない方が良い。
私にはできない。」
と言われ、途中で止めてしまいました。
このような判断があるのでしょうか?
補足説明:
1. 前提として、彼の考えでは過酸化水素を大変危険なものだと認識しているようでした。
ホワイトニング先端国アメリカでは常識云々、まだ日本ではそこまで使っている所はないなどと権威的なアピールをし、彼曰く安全な"尿素"でのホワイトニングを当初は凄い勢いで推して来ていました。
しかし、初回マウスピース作成と薬剤が付いて\15,000程で、追加薬剤は\1,900程との説明でしたので、ランニングコストを考えると、そこまで高価でもなく思えて興味を持ちました。
そこで、その"尿素"とホワイトニングについて検索で調べてみたところ、一般的には過酸化水素と過酸化尿素が主に使用され、過酸化尿素も作用原理的には徐々に過酸化水素に変化していくのだが、比較的マイルドにホワイトニング効果が出るという事を知りました。
その事を改めて質問したところ、"過酸化尿素"ではなくハンドクリームなどに使う"尿素"だと、素人意見を小馬鹿にしたように強調していました。
2. もしかしたら、素人に尿素の件を指摘された事で、彼のプライドを傷付けてしまったのかもしれません。
その後は薬剤でのホワイトニングの話に触れなくなり、ひとまず今まで通り器具で歯石・ステイン除去をする流れになりました。
ですが、態度(非言語コミュニケーション含む)や治療方針が一段と不安定になり、時に高圧的な態度が気になるようになっていきました。
受診の度に言動や治療方針が変わって行くので困惑してしまい、治療方針の変化について聞いたところ、質問"2" の発言をされてクリーニング施術の途中で止めてしまいました。
歯のためにと言っていましたが、まるで気分を害して放棄されたかのような感じがしました。
どうも釈然としない説明だったので、別の歯科医院で相談に伺ったところ、エナメル質の状態をスコープで少し見ていただけました。
その方は
「エナメル質が溶ける病気などもあるが、見た目上は特に問題無さそうだし、3ヶ月に1度くらいであれば施術で磨耗したとしても再石灰化するという事もあるので、通常なら気にするほどではないのでは?」
とのご意見でした。
補足説明が長々とやや批判めいてしまい申し訳ありません。
しかし、ここで歯科医師の皆さんにお伺いしたい事は、その歯科医師の方の態度の是非ではありません。
他にも酷い暴言や対応などもありましたが、それはまた別の場所で相談しています。
ここで歯科医師の方達にお伺いしたいのは、そのような施術の方法や判断・解釈・方針などが、事実的にあり得るえるのかどうかという事になります。
どうにも、私にはデタラメを言われているような気がしてしまい、広く知識のある方々のご意見を伺い、事実確認をしたいとの考えです。
乱筆乱文お許しくださいませ。
ご回答の程、よろしくお願いいたします。
回答1
ティースアート(中央区銀座)のDr.TSUBAKIです。
回答日時:2014-09-19 00:59:50
しいのまやこさん、こんばんは。
しいのまやこがお調べになったように、一般的には濃度の差はありますが、過酸化尿素か過酸化水素製剤が使用されます。
これはアメリカでも同様です(アメリカでは99%の歯科医師が過酸化尿素、または過酸化水素によるホワイトニングを行っているというデータがあります)。
ハンドクリームなどに使用される尿素自体には、歯自体を白くする作用はありません。
ただタンパク質を分解する作用があるため、歯の表面の着色が落としやすくなることはあると思います。
一部の先生の中には、過酸化水素や過酸化尿素を使用することを嫌う先生がいらっしゃることも事実です。
その先生にはその先生なりの治療方針や理念があると思いますので、ご自分と合わないようでしたら、ほかの先生を受診されてもいいと思います。
しいのまやこがお調べになったように、一般的には濃度の差はありますが、過酸化尿素か過酸化水素製剤が使用されます。
これはアメリカでも同様です(アメリカでは99%の歯科医師が過酸化尿素、または過酸化水素によるホワイトニングを行っているというデータがあります)。
ハンドクリームなどに使用される尿素自体には、歯自体を白くする作用はありません。
ただタンパク質を分解する作用があるため、歯の表面の着色が落としやすくなることはあると思います。
一部の先生の中には、過酸化水素や過酸化尿素を使用することを嫌う先生がいらっしゃることも事実です。
その先生にはその先生なりの治療方針や理念があると思いますので、ご自分と合わないようでしたら、ほかの先生を受診されてもいいと思います。
タイトル | ホワイトニング用の薬剤、歯石除去によるエナメル質の摩耗について |
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質問者 | しいのまやこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ホワイトニングその他 歯医者への不信感 専門的な質問その他 スケーリング(歯石取り) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。