舌痛症と味覚障害は治りますか
相談者:
りさままさん (25歳:女性)
投稿日時:2014-09-14 22:33:18
週明けから急に喉が焼けるように痛くなり、次の日に舌がヒリヒリ、ピリピリしてきました。
特に舌先と縁です。
見た感じは異常はないのですが、味覚がおかしくなり、ほぼ味がしません。
耳鼻咽喉科を受診したところ、味覚障害だといわれました。
亜鉛をとるように言われたのですが、薬もなく次は1ヶ月後といわれました。
食事するのも痛いし、味はしない、常に舌はヒリヒリしています。
痛いときは、ものすごく痛いです。
ネットで調べても舌痛症は痛み止めがきかないと書いてありました。
小さい子供も二人いて、料理をしなければならないのに味がわからず困ってます。
不安でたまらないのですが、本当に治る病気ですか?
舌痛症、味覚障害に効果のある薬はないのですか?
特に舌先と縁です。
見た感じは異常はないのですが、味覚がおかしくなり、ほぼ味がしません。
耳鼻咽喉科を受診したところ、味覚障害だといわれました。
亜鉛をとるように言われたのですが、薬もなく次は1ヶ月後といわれました。
食事するのも痛いし、味はしない、常に舌はヒリヒリしています。
痛いときは、ものすごく痛いです。
ネットで調べても舌痛症は痛み止めがきかないと書いてありました。
小さい子供も二人いて、料理をしなければならないのに味がわからず困ってます。
不安でたまらないのですが、本当に治る病気ですか?
舌痛症、味覚障害に効果のある薬はないのですか?
回答1
回答2
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2014-09-15 00:56:02
こんにちは。
舌痛症や味覚障害に対して効果のある薬は幾つもあります。
まず舌痛症ですが、抗うつ薬のトリプタノール、サインバルタなど、抗けいれん薬のリリカ、漢方薬、鎮痛薬のカロナールなどが痛みに対して効果があります。
カンジダ感染症による舌痛であれば抗真菌剤のフロリードやイトリゾールで治療します。
味覚障害が亜鉛不足で生じている場合はプロマックという亜鉛入りの胃薬で亜鉛を補充します。
亜鉛不足は舌痛を起こす場合もあります。
味覚障害は薬の副作用で生じる場合があり、その場合は薬を中断したり変更したりする場合があります。
シェーグレン症候群に伴うドライマウスで舌痛や味覚障害が生じている場合はサリグレン、エポザック、サラジェンという唾液分泌促進薬を用います。
ストレスなどの心理・社会的要因で舌痛や味覚障害が生じている場合は抗不安薬で症状の改善が期待できます。
特に抗不安薬のメイラックスは味覚障害に対して効果的です。
舌痛症や味覚障害に対して効果のある薬は幾つもあります。
まず舌痛症ですが、抗うつ薬のトリプタノール、サインバルタなど、抗けいれん薬のリリカ、漢方薬、鎮痛薬のカロナールなどが痛みに対して効果があります。
カンジダ感染症による舌痛であれば抗真菌剤のフロリードやイトリゾールで治療します。
味覚障害が亜鉛不足で生じている場合はプロマックという亜鉛入りの胃薬で亜鉛を補充します。
亜鉛不足は舌痛を起こす場合もあります。
味覚障害は薬の副作用で生じる場合があり、その場合は薬を中断したり変更したりする場合があります。
シェーグレン症候群に伴うドライマウスで舌痛や味覚障害が生じている場合はサリグレン、エポザック、サラジェンという唾液分泌促進薬を用います。
ストレスなどの心理・社会的要因で舌痛や味覚障害が生じている場合は抗不安薬で症状の改善が期待できます。
特に抗不安薬のメイラックスは味覚障害に対して効果的です。
回答3
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2014-09-15 08:50:06
りささま、おはようございます。
ビタミン・ミネラル欠乏、真菌・細菌・ウィルス感染症など他に舌に痛みを生じる可能性がある疾患がすべて否定された結果診断されるのが、本当の舌痛症です。
この状態は一般的には70代くらいの高齢女性に生じる事が多く、りささまの場合は喉の痛みから始まって舌に異常が起こっているので、何か別の原因があるのではないかという印象をうけます。
例えばヘルペスウィルスや帯状疱疹ウィルスなどの再燃では、焼けるような痛みを生じ、影響を受ける神経によっては味覚の障害が出るかもしれません。
何もしなくても10〜14日程度で改善しますが、抗ウィルス薬を早めの時期に飲むと少し早く治る傾向にあります。
口腔カンジダ症でも舌の焼けるような痛みを生じます。
程度によっては味覚障害も出る事もあります。
その場合は抗真菌薬などを使う事になります。
受診された耳鼻咽喉科の先生は、これらの可能性をあまり念頭に置いていないのかもしれませんね?
もしご希望されるのであれば、口腔外科を標榜している歯科の先生に一度相談してみてはいかがでしょうか?
必要に応じて高次医療機関を紹介してもらえるかもしれません。
早く改善すると良いですね。
お大事になさってください。
ビタミン・ミネラル欠乏、真菌・細菌・ウィルス感染症など他に舌に痛みを生じる可能性がある疾患がすべて否定された結果診断されるのが、本当の舌痛症です。
この状態は一般的には70代くらいの高齢女性に生じる事が多く、りささまの場合は喉の痛みから始まって舌に異常が起こっているので、何か別の原因があるのではないかという印象をうけます。
例えばヘルペスウィルスや帯状疱疹ウィルスなどの再燃では、焼けるような痛みを生じ、影響を受ける神経によっては味覚の障害が出るかもしれません。
何もしなくても10〜14日程度で改善しますが、抗ウィルス薬を早めの時期に飲むと少し早く治る傾向にあります。
口腔カンジダ症でも舌の焼けるような痛みを生じます。
程度によっては味覚障害も出る事もあります。
その場合は抗真菌薬などを使う事になります。
受診された耳鼻咽喉科の先生は、これらの可能性をあまり念頭に置いていないのかもしれませんね?
もしご希望されるのであれば、口腔外科を標榜している歯科の先生に一度相談してみてはいかがでしょうか?
必要に応じて高次医療機関を紹介してもらえるかもしれません。
早く改善すると良いですね。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
りさままさん
返信日時:2014-09-18 11:28:48
回答4
回答日時:2014-09-19 13:57:13
こんにちは。ほぼ解決済みですが…
> 亜鉛をとるようにしたら、少しづつ良くなりました!
とのことで、取り急ぎのところよかったですね。
ここからさらに進んで「なぜ亜鉛不足になったのか」まで考えてください。
摂取量が少なかったのか、ムダ使いが多かったのか。
タンパク質不足な食生活を送っていると、亜鉛不足に陥りやすくなります。
よい機会なので、ふだんの食生活を見直してみてください。
> 亜鉛をとるようにしたら、少しづつ良くなりました!
とのことで、取り急ぎのところよかったですね。
ここからさらに進んで「なぜ亜鉛不足になったのか」まで考えてください。
摂取量が少なかったのか、ムダ使いが多かったのか。
タンパク質不足な食生活を送っていると、亜鉛不足に陥りやすくなります。
よい機会なので、ふだんの食生活を見直してみてください。
タイトル | 舌痛症と味覚障害は治りますか |
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質問者 | りさままさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
舌の痛み(舌が痛い・舌痛症) 舌の味覚障害・異常 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。