顎関節症の手術を受けるかどうか悩んでいます
相談者:
まめりんさん (39歳:女性)
投稿日時:2014-09-20 23:02:35
初めまして。
顎関節症の手術について相談させてください。
20数年間前に顎関節症と言われ、寝る時のマウスピースを作成しましたが、その後はカクンという音はしていましたが、痛みもなく日常生活に支障がなかった為、何も治療せずにいました。
昨年、出産後に何となく顎に違和感が生じ、今年の5月辺りから、左顎が急に安静時も痛み、開口時にはミシミシと音がするようになりました。
その時の開口は20oです。
地元の口腔外科がある総合病院を受診し、レントゲン検査を受けVb型の顎関節症で発症してから年数が経っているので、かなりこじらせた症例だと言われました。
まずパンピングマニピュレーションを始め、4回目の注射を終えた時点で、手術が必要な症例と説明されました。
先生が仰るには顎の音や固さで関節円盤に穴が開いてる可能性もあると。
この時点で開口30oでした。
5回目の注射まで日にちが空いたので、知人の紹介で違う歯科にセカンドオピニオンを伺いに受診しました。
そこの複数の先生たちは手術は最終手段だと、寝る時のマウスピースを作ってくださり、下顎を強く押すマッサージのような治療をしました。
その後に総合病院で5回目の注射を受けて、再度手術を考えてみるように言われました。
注射をしても正直言って、開口時の痛みは取れず逆に注射後の数日は顎のだるさと痛みが増します。
マウスピースをすると翌朝の開けづらさは若干は緩和されますが、あくびなど無意識に口を開けたときは痛みが走ります。
手術して痛みがなくなるなら、手術してしまいたい気持ちもある反面、不安と恐怖と家庭の事情で直ぐ手術と思えない気持ちもあります。
手術を受けるべきか、今後の治療も総合病院か、マウスピースを作ってくれた歯科医院かどちらにお願いしたら良いか悩んでいます。
痛みが取れて悪化しないような温存的な治療があれば、ご教示頂きたいと思います。
長文、失礼致しました。
顎関節症の手術について相談させてください。
20数年間前に顎関節症と言われ、寝る時のマウスピースを作成しましたが、その後はカクンという音はしていましたが、痛みもなく日常生活に支障がなかった為、何も治療せずにいました。
昨年、出産後に何となく顎に違和感が生じ、今年の5月辺りから、左顎が急に安静時も痛み、開口時にはミシミシと音がするようになりました。
その時の開口は20oです。
地元の口腔外科がある総合病院を受診し、レントゲン検査を受けVb型の顎関節症で発症してから年数が経っているので、かなりこじらせた症例だと言われました。
まずパンピングマニピュレーションを始め、4回目の注射を終えた時点で、手術が必要な症例と説明されました。
先生が仰るには顎の音や固さで関節円盤に穴が開いてる可能性もあると。
この時点で開口30oでした。
5回目の注射まで日にちが空いたので、知人の紹介で違う歯科にセカンドオピニオンを伺いに受診しました。
そこの複数の先生たちは手術は最終手段だと、寝る時のマウスピースを作ってくださり、下顎を強く押すマッサージのような治療をしました。
その後に総合病院で5回目の注射を受けて、再度手術を考えてみるように言われました。
注射をしても正直言って、開口時の痛みは取れず逆に注射後の数日は顎のだるさと痛みが増します。
マウスピースをすると翌朝の開けづらさは若干は緩和されますが、あくびなど無意識に口を開けたときは痛みが走ります。
手術して痛みがなくなるなら、手術してしまいたい気持ちもある反面、不安と恐怖と家庭の事情で直ぐ手術と思えない気持ちもあります。
手術を受けるべきか、今後の治療も総合病院か、マウスピースを作ってくれた歯科医院かどちらにお願いしたら良いか悩んでいます。
痛みが取れて悪化しないような温存的な治療があれば、ご教示頂きたいと思います。
長文、失礼致しました。
回答1
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-09-21 08:40:42
西山です
Vb型,つまり非復位性関節円板転位という診断が下されているということですね.
パンピングマニピュレーションも効果があると思いますが,ご自宅でご自身で開口訓練は積極的にされているのでしょうか?
患者自身で行う積極的な開口訓練は,診療ガイドラインでも推奨されている対応法です.
パンピングマニピュレーションだけではなく,開口訓練も同時に行うべきだと思いますが.
診断が正しいとすれば,咬合調整でどうというものではありませんので,私でしたら勧めませんね.
手術については,癒着などがあって開口量が制限されているのであれば,必要になる可能性もあります.
癒着については造影検査である程度判断できますので,そちらが先ではないでしょうか.
Vb型,つまり非復位性関節円板転位という診断が下されているということですね.
パンピングマニピュレーションも効果があると思いますが,ご自宅でご自身で開口訓練は積極的にされているのでしょうか?
患者自身で行う積極的な開口訓練は,診療ガイドラインでも推奨されている対応法です.
パンピングマニピュレーションだけではなく,開口訓練も同時に行うべきだと思いますが.
診断が正しいとすれば,咬合調整でどうというものではありませんので,私でしたら勧めませんね.
手術については,癒着などがあって開口量が制限されているのであれば,必要になる可能性もあります.
癒着については造影検査である程度判断できますので,そちらが先ではないでしょうか.
相談者からの返信
相談者:
まめりんさん
返信日時:2014-09-21 11:31:52
山田先生、西山先生
ご回答ありがとうございます。
開口訓練に関しましては、何も指導がなかったので、調べてみたいと思います。
手術の意志があれば、MRI検査と内視鏡検査をすると言われました。手術は内視鏡だそうです。
総合病院の先生の診断では関節円盤がずり落ち、癒着している可能性が極めて高いとの事でした。
もう少し考えてみたいと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
開口訓練に関しましては、何も指導がなかったので、調べてみたいと思います。
手術の意志があれば、MRI検査と内視鏡検査をすると言われました。手術は内視鏡だそうです。
総合病院の先生の診断では関節円盤がずり落ち、癒着している可能性が極めて高いとの事でした。
もう少し考えてみたいと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。
タイトル | 顎関節症の手術を受けるかどうか悩んでいます |
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質問者 | まめりんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。