下前歯6本の義歯、仮歯段階で自費の話 (第三者より)

相談者: タナ―さん (44歳:女性)
投稿日時:2014-09-27 13:49:17
70代の母の義歯についての相談です。


箇所は下の前歯6本です。
もともと自分の歯があったのですが、歯並びがガタガタで食事にも支障が出るということで街の歯科に行ったところ、被せ物矯正するという治療法を提案されたそうです。

治療前に、年金生活なのであまり費用はかけられないと相談したら歯科医師からは

保険でできますよ」

と。
その後、治療が進み、現在仮り歯を装着していますが、今になってから

「保険なら銀歯、白い歯がいいなら90万円かかる」

と言われたとのこと。
そういった話は、最初に一切なかったそうです。


治療について最初に詳しく訊かなかった母にも落ち度はありますが、自費診療で高額な費用がかかる場合、あらかじめ選択肢について話す義務は医師にはないのでしょうか。
年寄りだからと、だまし討ちされたようで納得がいきません。

現在も治療中なので歯科医師に反論したら何をされるかわからないと、母は黙するつもりのようですが、こういった場合、他の歯科医に転院することは可能ですか。


また、食生活に支障という場合でも、保険適用で白い歯を入れていただくことは難しいのでしょうか。

ご多忙の折、恐縮ですが、ご回答いただけるとありがたいです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-09-27 15:08:16
前歯(3−3)6本、犬歯から犬歯なら保険でも白い歯が入ると思います(裏側は銀になりますが)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-27 23:00:08
こんばんは。

担当医の話すタイミングや説明のしかたにもよるのではないかと思います。

やはり実際に差し歯をする時になり、やるかやらないかは別にしても、そういう方法や違いがあるのだという説明は必要でもあると思います。


保険診療をお願いして治療を開始したが、実際被せ物などをしてから「こういう治療になると思わなかった。他の治療方法を聞かされなかった。」となってしまうご相談にも出くわす事があります。

保険とは言ったものの、知っていればそこだけ自由診療でもよかった。。。という気持ちなのでしょうけれども、我々保険医は患者様が「保険で」と希望された時点で方法はほぼ一択に近いかたちになります。


またそういう風に希望された方にも、保険のルールに従った治療を受けて病気が治るように努力する義務があります。

なので保険証を提示して保険での治療をご希望されたら「こうなるとは知らなかった」は通用しないわけです。
(もちろんお気持ちはわかりますが)



なのでそういう悲劇を生まないためにも、私個人としてはやはり最初に着手する前かそれと時を同じくして、ある程度はどちらのパターンもお話する方が良いと考えていますが、現実問題として実際には被せ物や入れ歯などを作る直前の段階でお話を持ちかける先生も少なくはないと感じています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タナ―さん
返信日時:2014-09-28 02:30:44
細見先生

ご回答ありがとうございました。
保険適用可能な種類があると知って安心しました。



田中先生

ご回答ありがとうございました。
詳しい説明でとてもわかりやすかったです。

やはり歯科医師によって説明が違う場合があるのですね。
クリニックの門戸を叩く前に、口コミなどでもっと調べればよかったと思います。

そして、治療を始める前に患者側も疑問点は訊く必要があると感じました。
とりあえず、担当医にもう一度お話を聞いてみようと思います。



タイトル 下前歯6本の義歯、仮歯段階で自費の話 (第三者より)
質問者 タナ―さん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
クラウン(差し歯・被せ)その他
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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