歯科助手です、歯科用レントゲンの被曝が心配
相談者:
gwgpdpさん (27歳:女性)
投稿日時:2014-09-19 21:14:01
歯科用レントゲンの被曝について質問です。
現在歯科助手として勤務して2年目です。
私の勤務する医院は田舎の古い個人の医院です。
パノラマのレントゲン室はありますが、デンタル?に関してはチェアの横にあるタイプです。
デンタルを撮影する時は患者さんも従業員も防護服なしです。
撮影する際フィルムは患者さん自身が押さえてありスイッチを押します(院長が)。
その際私達はその隣にいたり他の事をしていますが、広い医院ではないのでチェアからスイッチまで1mぐらいしかありません。
そこで質問なのですが、デンタルの電源を入れた瞬間0のメモリから100v?になります。
撮影スイッチを押しても上のランプが光りカチッと音がするだけでメモリは変わりません。
これは撮影スイッチを押さなくてもデンタルレントゲンの電源が入っている時点で放射線が出ているのでしょうか?
どのくらい離れていれば被曝しないのでしょうか?
放射線は真っ直ぐにしかいきませんか?
屈折?したりはないのでしょうか?
ちなみにパノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
一番気になるのが被曝の蓄積です。
普段私達が暮らしている中での被曝量の方が高いのはわかっています。
ですが、それプラス毎日の歯科での被曝が積み重なると今後妊娠に影響が出たりするのではないかと心配になりました。
そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
被曝に関しては無知ですので、質問がおかしかったりすると思いますがよろしくお願いします。
現在歯科助手として勤務して2年目です。
私の勤務する医院は田舎の古い個人の医院です。
パノラマのレントゲン室はありますが、デンタル?に関してはチェアの横にあるタイプです。
デンタルを撮影する時は患者さんも従業員も防護服なしです。
撮影する際フィルムは患者さん自身が押さえてありスイッチを押します(院長が)。
その際私達はその隣にいたり他の事をしていますが、広い医院ではないのでチェアからスイッチまで1mぐらいしかありません。
そこで質問なのですが、デンタルの電源を入れた瞬間0のメモリから100v?になります。
撮影スイッチを押しても上のランプが光りカチッと音がするだけでメモリは変わりません。
これは撮影スイッチを押さなくてもデンタルレントゲンの電源が入っている時点で放射線が出ているのでしょうか?
どのくらい離れていれば被曝しないのでしょうか?
放射線は真っ直ぐにしかいきませんか?
屈折?したりはないのでしょうか?
ちなみにパノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
一番気になるのが被曝の蓄積です。
普段私達が暮らしている中での被曝量の方が高いのはわかっています。
ですが、それプラス毎日の歯科での被曝が積み重なると今後妊娠に影響が出たりするのではないかと心配になりました。
そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
被曝に関しては無知ですので、質問がおかしかったりすると思いますがよろしくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-09-19 21:37:24
gwgpdp さん、こんばんは。
>これは撮影スイッチを押さなくてもデンタルレントゲンの電源が入っている時点で放射線が出ているのでしょうか?
スイッチを押していない状態で放射線が出ているのでしたら、フィルムが感光してしまいますから、一般的に考えると、スイッチが押された時のみに、照射しているものと思います。
>パノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
ご勤務先のレントゲン室のドアやガラス窓などの構造については、開設・管理者の先生にご確認なさってください。
>これは撮影スイッチを押さなくてもデンタルレントゲンの電源が入っている時点で放射線が出ているのでしょうか?
スイッチを押していない状態で放射線が出ているのでしたら、フィルムが感光してしまいますから、一般的に考えると、スイッチが押された時のみに、照射しているものと思います。
>パノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
ご勤務先のレントゲン室のドアやガラス窓などの構造については、開設・管理者の先生にご確認なさってください。
回答2
フルダテ歯科(青森県八戸市)の古舘です。
回答日時:2014-09-20 12:12:23
>一番気になるのが被曝の蓄積です。
>普段私達が暮らしている中での被曝量の方が高いのはわかっています。
>ですが、それプラス毎日の歯科での被曝が積み重なると今後妊娠に影響が出たりするのではないかと心配になりました。
>そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
蓄積すると思います。
今は、確かレントゲン室で撮影しないと、だめではないでしょうか?
インプラントのオペの時に撮影する場合がありますが、レントゲン室と同じように鉛に入ったオペ室になっているはずです。
保健所に見られたら、どうなるのでしょう。
一番確実なのは、ガラスバッジに様なもので、レントゲンの測定を当医院ではしていますが、これもしなければだめなような気がします。
とにかく、レントゲン室以外での撮影は、だめではないでしょうか?
参考にされてください。
>普段私達が暮らしている中での被曝量の方が高いのはわかっています。
>ですが、それプラス毎日の歯科での被曝が積み重なると今後妊娠に影響が出たりするのではないかと心配になりました。
>そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
蓄積すると思います。
今は、確かレントゲン室で撮影しないと、だめではないでしょうか?
インプラントのオペの時に撮影する場合がありますが、レントゲン室と同じように鉛に入ったオペ室になっているはずです。
保健所に見られたら、どうなるのでしょう。
一番確実なのは、ガラスバッジに様なもので、レントゲンの測定を当医院ではしていますが、これもしなければだめなような気がします。
とにかく、レントゲン室以外での撮影は、だめではないでしょうか?
参考にされてください。
回答3
フルダテ歯科(青森県八戸市)の古舘です。
回答日時:2014-09-20 12:27:06
先ほど書いたのは、あくまでルールです。
レントゲンの被爆量はかなり少ないので、あまり心配はないと思います。
一応ルールはルールですから、守ったほうがいいですね。
ただ、以前の歯科医院にはこのようなルールはなかったはずですから、古い歯科医院なら合法ということになります。
患者さんが、結構気にする方も多いと思いますので、レントゲン室で防護エプロンはかけて撮影されたほうがいいのではないでしょうか?
レントゲンの被爆量はかなり少ないので、あまり心配はないと思います。
一応ルールはルールですから、守ったほうがいいですね。
ただ、以前の歯科医院にはこのようなルールはなかったはずですから、古い歯科医院なら合法ということになります。
患者さんが、結構気にする方も多いと思いますので、レントゲン室で防護エプロンはかけて撮影されたほうがいいのではないでしょうか?
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-09-20 23:20:44
>どのくらい離れていれば被曝しないのでしょうか?
レントゲンを照射する部分の正面に立っていなければ散乱線のみ考えればいいので2mくらい離れれば患者さんが被曝する線量の10000分の1くらいにはなってるんじゃないでしょうか。
>放射線は真っ直ぐにしかいきませんか?
>屈折?したりはないのでしょうか?
簡単に言うと懐中電灯に長い筒をつけて物を照らすようなものです。
正面に立てば光は当たりますが懐中電灯を向けた方向以外は反射した光がわずかに照らすのみです。
>ちなみにパノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
ドアの外の真ん中ですよね?
でしたら全く問題ないです。
窓からのぞいてもOKですよ。
>そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
レントゲンは原発事故の時の放射性物質が排出されたようなものとは全く別です。
レントゲンを撮影した後にレントゲン室に何時間いようとも全く被曝しません。
X線を浴びた瞬間に細胞へのダメージを受けなければその後、何にも問題はおきません。
(ただ被曝した瞬間に影響があったのかどうかは短時間にはわかりませんが)
簡単に言うと「がんの宝くじ」を買うようなもんです。
多く買えば当たる確率は増えますが、外れくじをたくさん貯めてもその後の当りが出る確率が高まるわけではありません
今まで買った宝くじが確実に外れだったのであれば、その後にまた宝くじを買わない限り絶対に当たりません。
レントゲンを照射する部分の正面に立っていなければ散乱線のみ考えればいいので2mくらい離れれば患者さんが被曝する線量の10000分の1くらいにはなってるんじゃないでしょうか。
>放射線は真っ直ぐにしかいきませんか?
>屈折?したりはないのでしょうか?
簡単に言うと懐中電灯に長い筒をつけて物を照らすようなものです。
正面に立てば光は当たりますが懐中電灯を向けた方向以外は反射した光がわずかに照らすのみです。
>ちなみにパノラマ撮影の際、ドアを閉めて撮影を行いますが、真ん前にいても被曝しないのでしょうか?
ドアの外の真ん中ですよね?
でしたら全く問題ないです。
窓からのぞいてもOKですよ。
>そもそも被曝は蓄積するのでしょうか?
レントゲンは原発事故の時の放射性物質が排出されたようなものとは全く別です。
レントゲンを撮影した後にレントゲン室に何時間いようとも全く被曝しません。
X線を浴びた瞬間に細胞へのダメージを受けなければその後、何にも問題はおきません。
(ただ被曝した瞬間に影響があったのかどうかは短時間にはわかりませんが)
簡単に言うと「がんの宝くじ」を買うようなもんです。
多く買えば当たる確率は増えますが、外れくじをたくさん貯めてもその後の当りが出る確率が高まるわけではありません
今まで買った宝くじが確実に外れだったのであれば、その後にまた宝くじを買わない限り絶対に当たりません。
回答5
フルダテ歯科(青森県八戸市)の古舘です。
回答日時:2014-09-27 09:55:39
「簡単に言うと「がんの宝くじ」を買うようなもんです。」
これは、医療人としていかがなものでしょうか?
本当に被爆しないといえるのでしょうか?
少しでも、レントゲンをあたったら、普通被爆ではないでしょうか?
ここまで言い切るのいいのでしょうか?原発事故と同じではないですか?
私は、もし自分が被爆したらいやですがね。
これは、医療人としていかがなものでしょうか?
本当に被爆しないといえるのでしょうか?
少しでも、レントゲンをあたったら、普通被爆ではないでしょうか?
ここまで言い切るのいいのでしょうか?原発事故と同じではないですか?
私は、もし自分が被爆したらいやですがね。
回答6
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-09-28 12:05:22
森川先生の表現はけして良いとは言えませんが、デンタルレントゲンの被爆は極わずかですからそこまで気にしなくて良いですよ。といううことです。
パノラマレントゲン写真は歯科で撮るレントゲンで全体を撮るレントゲン写真ですが、これが大体日常で生活している1日の被爆量です。
デンタルレントゲン写真はその大きさから比べると何十分の1ですので極わずかです。
また、デジタル化されていればまたその数分の1になりますね。
古くから開院されている歯科医院ではデンタルレントゲン写真はユニットで撮影は法的にも問題ないと思います。
例えばパノラマレントゲン写真は0,03mSvですが、東京〜ニューヨークまでではなんと1,9mSvと飛行機に乗った方がよっぽど放射線を浴びますので、正しい知識は持った方が良いですね。
パノラマレントゲン写真は歯科で撮るレントゲンで全体を撮るレントゲン写真ですが、これが大体日常で生活している1日の被爆量です。
デンタルレントゲン写真はその大きさから比べると何十分の1ですので極わずかです。
また、デジタル化されていればまたその数分の1になりますね。
古くから開院されている歯科医院ではデンタルレントゲン写真はユニットで撮影は法的にも問題ないと思います。
例えばパノラマレントゲン写真は0,03mSvですが、東京〜ニューヨークまでではなんと1,9mSvと飛行機に乗った方がよっぽど放射線を浴びますので、正しい知識は持った方が良いですね。
回答7
回答日時:2014-09-29 19:08:05
古館先生、加藤先生>
被爆ではなく、被曝、もしくは被ばくが正しい使い方です。
被爆は確かに嫌ですね。
それこそ医療人が、原発事故による放射性物質(放射能)の拡散によって低線量であっても長く続くことになる被曝の話と、医療で使う放射線(スイッチを押した時だけ出る電磁波)を同列で話すのはかなり問題がある様に思います。
放射線による人体への影響というのは、1度に多量に浴びれば害(100mSvを一気に浴びるとがん死亡リスクが0.5%増加 など)があることは科学的に分かっていますが、それ以下の話になると実際分からないため、安全を取るために害の発生を0mSvから100mSvでも連続的に増えてくるものと仮定した考え方がおそらく一般的かと思います。
(直線しきい値なし仮説=LNT仮説と呼ばれ、国際放射線防護委員会がこれを採用していますが、無理があるので他の考え方もいくつかあります)
例えばちょっと正確ではないかも知れませんが、一気に100mSV浴びればがん死亡リスクが0.5%上がるのなら、10分の1の10mSvなら0.05%、100分の1の1mSvなら0.005%上がるだろうと仮定しておきましょう、と言う様な意味だと思います。
ですのでデンタル撮影1枚0.01mSv直撃ならがん死亡リスク0.00005%アップで、決して0にはならないよ、と、仮説にもとづいて念のために考えておきましょう、みたいな考え方です。
(※通常の場合のがんで死ぬ確率は20%前後)
ですが実際には一時的に被曝をしてDNAが損傷したとしても、DNAには修復機能がありますので、当然程度問題ではありますが歯科で使用する程度の被曝と頻度で影響が蓄積していくということは極めて考えにくいだろうということはご理解頂けるかと思います。
被爆ではなく、被曝、もしくは被ばくが正しい使い方です。
被爆は確かに嫌ですね。
それこそ医療人が、原発事故による放射性物質(放射能)の拡散によって低線量であっても長く続くことになる被曝の話と、医療で使う放射線(スイッチを押した時だけ出る電磁波)を同列で話すのはかなり問題がある様に思います。
放射線による人体への影響というのは、1度に多量に浴びれば害(100mSvを一気に浴びるとがん死亡リスクが0.5%増加 など)があることは科学的に分かっていますが、それ以下の話になると実際分からないため、安全を取るために害の発生を0mSvから100mSvでも連続的に増えてくるものと仮定した考え方がおそらく一般的かと思います。
(直線しきい値なし仮説=LNT仮説と呼ばれ、国際放射線防護委員会がこれを採用していますが、無理があるので他の考え方もいくつかあります)
例えばちょっと正確ではないかも知れませんが、一気に100mSV浴びればがん死亡リスクが0.5%上がるのなら、10分の1の10mSvなら0.05%、100分の1の1mSvなら0.005%上がるだろうと仮定しておきましょう、と言う様な意味だと思います。
ですのでデンタル撮影1枚0.01mSv直撃ならがん死亡リスク0.00005%アップで、決して0にはならないよ、と、仮説にもとづいて念のために考えておきましょう、みたいな考え方です。
(※通常の場合のがんで死ぬ確率は20%前後)
ですが実際には一時的に被曝をしてDNAが損傷したとしても、DNAには修復機能がありますので、当然程度問題ではありますが歯科で使用する程度の被曝と頻度で影響が蓄積していくということは極めて考えにくいだろうということはご理解頂けるかと思います。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2014-09-29 23:26:44
数日前に大阪大学の放射線科の先生の講演を聞きました。
大阪大学歯学部でレントゲン撮影時に被曝の防護エプロンを使わなくなっております。
被曝が危険というよりは、放射線の影響に対する無知が恐怖心を煽ってしまう結果になっているのが現状であり、正しい知識を持っていれば、医療費爆は殆ど気にすることはありません。
事実 妊婦を対象としても他の患者さんと同様にレントゲン撮影を行っているということでした。
正しくは、100ミリシーベルトの放射線を”一回で”浴びない限りは 細胞の中のDNAに影響を及ぼしませんから、歯科のレントゲン等、50マイクロシーベルト(桁が違います!!)を浴びるかどうかというレベルですから、殆ど問題にもなりません。
大阪大学歯学部でレントゲン撮影時に被曝の防護エプロンを使わなくなっております。
被曝が危険というよりは、放射線の影響に対する無知が恐怖心を煽ってしまう結果になっているのが現状であり、正しい知識を持っていれば、医療費爆は殆ど気にすることはありません。
事実 妊婦を対象としても他の患者さんと同様にレントゲン撮影を行っているということでした。
正しくは、100ミリシーベルトの放射線を”一回で”浴びない限りは 細胞の中のDNAに影響を及ぼしませんから、歯科のレントゲン等、50マイクロシーベルト(桁が違います!!)を浴びるかどうかというレベルですから、殆ど問題にもなりません。
回答9
タイトル | 歯科助手です、歯科用レントゲンの被曝が心配 |
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質問者 | gwgpdpさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科助手関連 レントゲン写真 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。