抜歯予定の部位の骨が薄いと言われ、インプラントかブリッジか迷う
相談者:
eennさん (32歳:女性)
投稿日時:2014-09-20 03:27:54
こんばんは。
左上の5番目の歯をだいぶ前に神経を抜いて銀歯を被せていたのですが、食事をしているときに取れて歯も一緒に大部分が欠けてしまったため抜歯をすることになりました。
抜歯後はインプラントかブリッジかで、インプラントを勧められています。
その理由として、隣の4番と6番が両方とも神経を抜いてしまっているので、ブリッジにすると両隣の負担が大きくて寿命を縮めてしまう可能性が高いと言われました。
私としては、両方すでに治療済みの歯で被せものをしてあるので、それをはずしてブリッジにしようかなと簡単に考えていました。
やはり、神経の無い歯で支えるブリッジはすぐに駄目になってしまうことが多いのでしょうか?
また、CTをとってみたところ、抜歯する場所の上のインプラントを入れる部分の骨がかなり薄くなっているので(歯が割れてしまってから出産等で治療出来ずそのままにしていた期間が長いからと言われました)、インプラントをするなら早くしたほうがいいと言われましたが、そんな状態で手術をして大丈夫なのでしょうか?
担当の方は抜歯したその日にインプラントの柱を入れて周りに人工の骨を埋めて支える処置を一度に出来るので手術は一回だしそんなに大変な処置じゃないと言われたのですが不安に感じています。
費用もそれなりにかかるので最善の方法をとりたく質問させていただきました。
よろしくお願いします。
左上の5番目の歯をだいぶ前に神経を抜いて銀歯を被せていたのですが、食事をしているときに取れて歯も一緒に大部分が欠けてしまったため抜歯をすることになりました。
抜歯後はインプラントかブリッジかで、インプラントを勧められています。
その理由として、隣の4番と6番が両方とも神経を抜いてしまっているので、ブリッジにすると両隣の負担が大きくて寿命を縮めてしまう可能性が高いと言われました。
私としては、両方すでに治療済みの歯で被せものをしてあるので、それをはずしてブリッジにしようかなと簡単に考えていました。
やはり、神経の無い歯で支えるブリッジはすぐに駄目になってしまうことが多いのでしょうか?
また、CTをとってみたところ、抜歯する場所の上のインプラントを入れる部分の骨がかなり薄くなっているので(歯が割れてしまってから出産等で治療出来ずそのままにしていた期間が長いからと言われました)、インプラントをするなら早くしたほうがいいと言われましたが、そんな状態で手術をして大丈夫なのでしょうか?
担当の方は抜歯したその日にインプラントの柱を入れて周りに人工の骨を埋めて支える処置を一度に出来るので手術は一回だしそんなに大変な処置じゃないと言われたのですが不安に感じています。
費用もそれなりにかかるので最善の方法をとりたく質問させていただきました。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-09-20 07:25:27
こんにちは。
個人的にはブリッジをお勧めいたします、支台歯がたとえ無髄歯であっても適切な治療を行えばすぐにだめになることなどありえません。
インプラントに誘導するための常套句です、気を付けられたほうがいいと思います。
個人的にはブリッジをお勧めいたします、支台歯がたとえ無髄歯であっても適切な治療を行えばすぐにだめになることなどありえません。
インプラントに誘導するための常套句です、気を付けられたほうがいいと思います。
回答2
三浦歯科医院(小金井市緑町)の三浦です。
回答日時:2014-09-20 08:54:27
ご存じかもしれませんがインプラントのメリットは両脇の歯を削らないですむことです。
その代わり手術をしなければなりません
ブリッジのメリットは手術がいらないこと、そのかわり、両脇の歯を削らなければなりません。
最近の研究では10年後の予後は両者で差がないとのことです。
したがって、両脇の歯が既に削って被せ物がしてある→ブリッジ 両脇の歯に被せ物がない→インプラント を選択肢として考えます。
もちろん、両隣の歯の状況や全身状態等他の条件も考慮に入れます。
ブリッジにした場合、削った歯はもとにもどせませんから とりあえずなら入れ歯という選択もありかとおもいます。
バネの位置を後の歯に出来ればあまりめだちません。
その分大きくなって違和感はありますが。
その他、仮に入れる期間に寄りますが、入れ歯に使う人工歯を両隣の歯に接着しておくという方法もあります。
(自費に成ると思いますがそれほど高くは成らないと思います)
その代わり手術をしなければなりません
ブリッジのメリットは手術がいらないこと、そのかわり、両脇の歯を削らなければなりません。
最近の研究では10年後の予後は両者で差がないとのことです。
したがって、両脇の歯が既に削って被せ物がしてある→ブリッジ 両脇の歯に被せ物がない→インプラント を選択肢として考えます。
もちろん、両隣の歯の状況や全身状態等他の条件も考慮に入れます。
ブリッジにした場合、削った歯はもとにもどせませんから とりあえずなら入れ歯という選択もありかとおもいます。
バネの位置を後の歯に出来ればあまりめだちません。
その分大きくなって違和感はありますが。
その他、仮に入れる期間に寄りますが、入れ歯に使う人工歯を両隣の歯に接着しておくという方法もあります。
(自費に成ると思いますがそれほど高くは成らないと思います)
回答3
フルダテ歯科(青森県八戸市)の古舘です。
回答日時:2014-09-20 11:14:18
その先生の考え方になると思います。
インプラントが得意な先生は、インプラントをお勧めすると思います。
インプラントが嫌いな先生は、ブリッジを勧めると思いますが、これはCTで確認されて、できるなら、インプラントの方が私ならお勧めします。
実際に、そのようなケースにインプラントをされて15年以上はもっている方が全員です。
骨の状態にもよりますが、その先生の得意な方法がいいのではないでしょうか?
インプラントをされない先生は、ブリッジを普通勧めますが、インプラントという選択肢も間違っているとは思いません。
経済的にインプラントができないならブリッジでしょうが、できるならインプラントではないでしょうか?
入れ歯という選択肢もありますが、普通は固定性が選択されるような気がします。
担当の先生と、メリット、デメリットの相談をされてから、治療されたほうがいいのではないでしょうか?
ご参考にされてください。
インプラントが得意な先生は、インプラントをお勧めすると思います。
インプラントが嫌いな先生は、ブリッジを勧めると思いますが、これはCTで確認されて、できるなら、インプラントの方が私ならお勧めします。
実際に、そのようなケースにインプラントをされて15年以上はもっている方が全員です。
骨の状態にもよりますが、その先生の得意な方法がいいのではないでしょうか?
インプラントをされない先生は、ブリッジを普通勧めますが、インプラントという選択肢も間違っているとは思いません。
経済的にインプラントができないならブリッジでしょうが、できるならインプラントではないでしょうか?
入れ歯という選択肢もありますが、普通は固定性が選択されるような気がします。
担当の先生と、メリット、デメリットの相談をされてから、治療されたほうがいいのではないでしょうか?
ご参考にされてください。
相談者からの返信
相談者:
eennさん
返信日時:2014-09-23 19:50:49
助言1
回答4
三浦歯科医院(小金井市緑町)の三浦です。
回答日時:2014-09-27 00:42:38
1本12万円のメタルボンドと8万円のウィロボンドでおなやみですか。
おそらくメタルボンドの金属が貴金属のものと、卑金属のものの差で双方とも技術的には同じ物です。
地域によりますが、平均的な治療費だと思われます。
ブリッジの場合、支えになる両方の歯に梃子の力がかかりますから、歯周病で弱っている場合、早期に悪くなる可能性があるため、かかりつけの先生は勧めなかったのでしょう。
それだっけの金額をかけて、早期にダメになったら、お互いにイヤな思いをすると思います。
お悩みでしたら、歯周病のデーターをいただいて大学等でセカンドオピニオンをいただいては如何でしょう。
おそらくメタルボンドの金属が貴金属のものと、卑金属のものの差で双方とも技術的には同じ物です。
地域によりますが、平均的な治療費だと思われます。
ブリッジの場合、支えになる両方の歯に梃子の力がかかりますから、歯周病で弱っている場合、早期に悪くなる可能性があるため、かかりつけの先生は勧めなかったのでしょう。
それだっけの金額をかけて、早期にダメになったら、お互いにイヤな思いをすると思います。
お悩みでしたら、歯周病のデーターをいただいて大学等でセカンドオピニオンをいただいては如何でしょう。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-09-27 06:01:50
おはようございます。
>ブリッジにすると両隣もいずれ抜歯になる可能性が高くなると担当者の方に何回も言われます
あり得ません、インプラントに誘導するためのセールストークでしょう、個人的には悪質だと思います。
>ブリッジにすると両隣もいずれ抜歯になる可能性が高くなると担当者の方に何回も言われます
あり得ません、インプラントに誘導するためのセールストークでしょう、個人的には悪質だと思います。
回答6
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2014-09-27 14:21:57
>ブリッジにすると両隣もいずれ抜歯になる可能性が高くなると担当者の方に何回も言われます
なぜダメになるのかを御聞きになってみてください。
たとえば歯周病で両脇がいずれ抜歯になるのであれば、その間に存在するインプラントもおそらく早期にダメになるのではないでしょうか?
インプラン治療もブリッジによる治療も、まったく異なるもので、それぞれ「適応症」というものがあります。
歯周病の状態であったり、根の治療の状態であったり。
噛み合わせの状態、また全身の健康状態などなど、いろいろな要素を考えながら決めていくのが普通です。
eennさんの口の中を拝見していないので、実際にどちらがいい結果が出るかはわかりかねますが、説明を聞いて納得のいく方を選ばれるとよいと思います。
正直に担当医に話てセカンドオピニオンを求めていいのでは。
なぜダメになるのかを御聞きになってみてください。
たとえば歯周病で両脇がいずれ抜歯になるのであれば、その間に存在するインプラントもおそらく早期にダメになるのではないでしょうか?
インプラン治療もブリッジによる治療も、まったく異なるもので、それぞれ「適応症」というものがあります。
歯周病の状態であったり、根の治療の状態であったり。
噛み合わせの状態、また全身の健康状態などなど、いろいろな要素を考えながら決めていくのが普通です。
eennさんの口の中を拝見していないので、実際にどちらがいい結果が出るかはわかりかねますが、説明を聞いて納得のいく方を選ばれるとよいと思います。
正直に担当医に話てセカンドオピニオンを求めていいのでは。
回答7
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-09-27 15:32:01
すぐに答えは出さなくて良いと思います。
まずは抜歯して粘膜が落ち着いてから、
ブリッジ
インプラント
義歯(ウエルデンツなどの自費の義歯も含め)
などの処置に移るからです。
暫間の義歯であれば直ぐに作成して、そのまま経過をみて最終的な処置になさるのもありかと思います。
今の先生で理解がしにくいのであれば、大野先生がおっしゃるようにセカンドオピニオンなど他の医院で説明を受けるのも良いと思います。
まずは抜歯して粘膜が落ち着いてから、
ブリッジ
インプラント
義歯(ウエルデンツなどの自費の義歯も含め)
などの処置に移るからです。
暫間の義歯であれば直ぐに作成して、そのまま経過をみて最終的な処置になさるのもありかと思います。
今の先生で理解がしにくいのであれば、大野先生がおっしゃるようにセカンドオピニオンなど他の医院で説明を受けるのも良いと思います。
回答8
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-10-02 19:41:54
>担当の方は抜歯したその日にインプラントの柱を入れて周りに人工の骨を埋めて支える処置を一度に出来るので手術は一回だしそんなに大変な処置じゃないと言う説明は全く間違いだ、と思います。
逆に抜歯も相当に丁寧に歯槽堤温存するようにしなければなりませんし、抜歯後の病巣の除去も徹底的に行わなければインプラントしても感染して脱落する危険性が高まります。
更に、その後抜歯した部位へのインプラントホール形成も凸凹している骨面に、キチンとしなければなりませんし、植立、続く骨造成GBR処置でも繊細で精密な治療レベルが高く求められるものだ、と個人的責任で明言致します。
私個人は、そう言う感覚でインプラント治療に決して当たらないで欲しい、と思っています。
抜歯即時インプラント治療は、簡単なモノ、と言う認識、説明がまだまだ業界では蔓延っているようで残念です。
そのことだけが書きたくて書かせていただきました。
失礼致しました。
逆に抜歯も相当に丁寧に歯槽堤温存するようにしなければなりませんし、抜歯後の病巣の除去も徹底的に行わなければインプラントしても感染して脱落する危険性が高まります。
更に、その後抜歯した部位へのインプラントホール形成も凸凹している骨面に、キチンとしなければなりませんし、植立、続く骨造成GBR処置でも繊細で精密な治療レベルが高く求められるものだ、と個人的責任で明言致します。
私個人は、そう言う感覚でインプラント治療に決して当たらないで欲しい、と思っています。
抜歯即時インプラント治療は、簡単なモノ、と言う認識、説明がまだまだ業界では蔓延っているようで残念です。
そのことだけが書きたくて書かせていただきました。
失礼致しました。
タイトル | 抜歯予定の部位の骨が薄いと言われ、インプラントかブリッジか迷う |
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質問者 | eennさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:5番(第二小臼歯) 歯が抜けた・抜く予定 その他 インプラントその他 ブリッジその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。