[写真あり] 歯列矯正中、担当医へ不信感があり治療ミスのような気がする
相談者:
ずっと不安さん (32歳:女性)
投稿日時:2014-09-18 11:23:08
まず矯正治療の担当医はすぐに変わるものですか?
その際は引き継ぎはどうなりますか?
・以前の治療内容を全く把握していないように感じます。
・上右4番抜歯、歯茎にインプラントで3番を後ろに引っ張る治療を主にしていたよう
重説にあった記載です。
↓
診断名:上顎前突症例
現症:6T6欠損、7T7近心傾斜、(6)┨6(横向きT記号の上が6です)
FallCLU overjetR7.0 L6.5、overbite5.5mm、2」変色
治療内容:4」抜歯 ±Nance+マルチブラケット装置による矯正治療
上顎前歯の後退、7T7 Upright、6T6保綴スペースの確保
overjet+viteの改善
ずっと右にだけ傾いていると言い続けて、前回2年めにしてレントゲンを撮ったところ、左の歯根が不自然に右に引っ張られていて、鼻孔や頬骨の高さも変化していました。
どんどん歪んでいます。
悪化しているという印象しかありません。
最初は初診時のレントゲンがないので、確認できないとありえないことを言っていました。
現在口腔内は、右上がりで右だけスペースがあります。
左はもう上にも横にも動かせないそうです。
今後は右を素に戻す処置に入るそうです。
今まではいったいなんだったのか・・もう疲れました。
画像1 画像2
その際は引き継ぎはどうなりますか?
・以前の治療内容を全く把握していないように感じます。
・上右4番抜歯、歯茎にインプラントで3番を後ろに引っ張る治療を主にしていたよう
重説にあった記載です。
↓
診断名:上顎前突症例
現症:6T6欠損、7T7近心傾斜、(6)┨6(横向きT記号の上が6です)
FallCLU overjetR7.0 L6.5、overbite5.5mm、2」変色
治療内容:4」抜歯 ±Nance+マルチブラケット装置による矯正治療
上顎前歯の後退、7T7 Upright、6T6保綴スペースの確保
overjet+viteの改善
ずっと右にだけ傾いていると言い続けて、前回2年めにしてレントゲンを撮ったところ、左の歯根が不自然に右に引っ張られていて、鼻孔や頬骨の高さも変化していました。
どんどん歪んでいます。
悪化しているという印象しかありません。
最初は初診時のレントゲンがないので、確認できないとありえないことを言っていました。
現在口腔内は、右上がりで右だけスペースがあります。
左はもう上にも横にも動かせないそうです。
今後は右を素に戻す処置に入るそうです。
今まではいったいなんだったのか・・もう疲れました。
画像1 画像2
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2014-09-21 16:58:44
添付いただいた初診時の顔面写真からは、骨格的に、上顎骨・咬合平面の左側下がり(左下がりのCant)、同時にオトガイ(下顎骨の前方)が右側に偏位しているように見えます。
そのような場合には、下顎骨の形態の影響で、下顎歯列の正中は、顔面正中に対して、右側偏位していた、可能性が高いと推測されます。
相談文に記載されているように、矯正治療計画が、上顎右側4番のみの抜歯ということであれば、「下顎骨非対称・下顎歯列正中の顔面正中にたいする、右側偏位」にたいして、上顎歯列正中を右側に合わせていく、治療ゴールを設定した上で、矯正治療が開始された可能性が高いと思います。
仮に、生まれつきの骨格の特徴(上顎骨・咬合平面の左側下がり、下顎骨の右側偏位)を改善するということであれば、一般的には、上下顎顎骨移動術(外科矯正治療)の適用が必要でした。
また、骨格的な特徴は、そのままの状態で、外科矯正治療ではなく、通常の矯正治療で、上顎正中を顔面正中に合わせ、下顎歯列正中も、顔面正中に合わせていくという治療ゴールを設定する場合には、下顎歯列の左側部の遠心移動が必要だった可能性が高いと思います。
また、下顎歯列左側部の遠心移動だけではなく、上下顎の大臼歯を圧下したり、挺出させたり、近心移動させたり、遠心移動させたりという、3次元的に複雑なコントロールが必要であった可能性が高いと思います。
いずれにしても、現在の治療進行に、不安と不満を感じられているということであれば、今後どのような治療ゴールを設定して、矯正治療をすすめていくのか、また、新たに設定した治療ゴールを達成するには、どのような治療計画(外科矯正治療、プレートアンカーやスクリューアンカーなどのインプラント矯正治療、上顎左側4番の抜歯、智歯抜歯など・・・)が必要であるのか、治療期間や治療費なども含め、現矯正担当医と、具体的にご相談されることが、必要だと思います。
もし、現矯正担当医と相談をされた上で、相談者さんの納得できる治療結果を得ることが、現受診先の歯科医院では難しいという結論に達した場合には、現担当医に、現在装着されている矯正装置を除去していただいてから、現矯正担当医から、別の矯正歯科専門医を紹介していただくことが必要となるかもしれません。
いずれにしても、まずは、現矯正担当医と充分にご相談されることをお勧めします。
そのような場合には、下顎骨の形態の影響で、下顎歯列の正中は、顔面正中に対して、右側偏位していた、可能性が高いと推測されます。
相談文に記載されているように、矯正治療計画が、上顎右側4番のみの抜歯ということであれば、「下顎骨非対称・下顎歯列正中の顔面正中にたいする、右側偏位」にたいして、上顎歯列正中を右側に合わせていく、治療ゴールを設定した上で、矯正治療が開始された可能性が高いと思います。
仮に、生まれつきの骨格の特徴(上顎骨・咬合平面の左側下がり、下顎骨の右側偏位)を改善するということであれば、一般的には、上下顎顎骨移動術(外科矯正治療)の適用が必要でした。
また、骨格的な特徴は、そのままの状態で、外科矯正治療ではなく、通常の矯正治療で、上顎正中を顔面正中に合わせ、下顎歯列正中も、顔面正中に合わせていくという治療ゴールを設定する場合には、下顎歯列の左側部の遠心移動が必要だった可能性が高いと思います。
また、下顎歯列左側部の遠心移動だけではなく、上下顎の大臼歯を圧下したり、挺出させたり、近心移動させたり、遠心移動させたりという、3次元的に複雑なコントロールが必要であった可能性が高いと思います。
いずれにしても、現在の治療進行に、不安と不満を感じられているということであれば、今後どのような治療ゴールを設定して、矯正治療をすすめていくのか、また、新たに設定した治療ゴールを達成するには、どのような治療計画(外科矯正治療、プレートアンカーやスクリューアンカーなどのインプラント矯正治療、上顎左側4番の抜歯、智歯抜歯など・・・)が必要であるのか、治療期間や治療費なども含め、現矯正担当医と、具体的にご相談されることが、必要だと思います。
もし、現矯正担当医と相談をされた上で、相談者さんの納得できる治療結果を得ることが、現受診先の歯科医院では難しいという結論に達した場合には、現担当医に、現在装着されている矯正装置を除去していただいてから、現矯正担当医から、別の矯正歯科専門医を紹介していただくことが必要となるかもしれません。
いずれにしても、まずは、現矯正担当医と充分にご相談されることをお勧めします。
回答2
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2014-09-22 10:43:08
お写真を見る限りでの私の想像ですが、上顎前歯の舌側移動の際の動き方に左右差があったのではないかと思われます。
リカバリーできるかどうかは拝見しないとはっきり言えませんが、どれくらいかは不問にして、時間をかければできるのではないかと思います。
先ずは担当医と相談、納得がいかなければ転院も含めた相談を別の専門医院で受けられてはいかがでしょう。
いい方向に進める事を祈っています。
リカバリーできるかどうかは拝見しないとはっきり言えませんが、どれくらいかは不問にして、時間をかければできるのではないかと思います。
先ずは担当医と相談、納得がいかなければ転院も含めた相談を別の専門医院で受けられてはいかがでしょう。
いい方向に進める事を祈っています。
相談者からの返信
相談者:
ずっと不安さん
返信日時:2014-09-25 15:17:52
堀内先生 大原先生
お忙しい中、回答ありがとうございます。
担当医師とは非を認めたのか現在話し合いを行っており、大学病院に転院する予定で進んでおります。
返金に応じるかまだ心配ですが
堀内先生の煽る
>また、骨格的な特徴は、そのままの状態で、外科矯正治療ではなく、通常の矯正治療で、上顎正中を顔面正中に合わせ、下顎歯列正中も、顔面正中に合わせていくという治療ゴールを設定する場合には、下顎歯列の左側部の遠心移動が必要だった可能性が高いと思います。
>また、下顎歯列左側部の遠心移動だけではなく、上下顎の大臼歯を圧下したり、挺出させたり、近心移動させたり、遠心移動させたりという、3次元的に複雑なコントロールが必要であった可能性が高いと思います。
このような治療は感じられず、下顎は特に変化を感じられませんでした。とても残念です。
今後うまくいくかわからないので、まだまだ不安ですが行動しなければと思います。
また質問させていただくと思います。
ありがとうございました。
お忙しい中、回答ありがとうございます。
担当医師とは非を認めたのか現在話し合いを行っており、大学病院に転院する予定で進んでおります。
返金に応じるかまだ心配ですが
堀内先生の煽る
>また、骨格的な特徴は、そのままの状態で、外科矯正治療ではなく、通常の矯正治療で、上顎正中を顔面正中に合わせ、下顎歯列正中も、顔面正中に合わせていくという治療ゴールを設定する場合には、下顎歯列の左側部の遠心移動が必要だった可能性が高いと思います。
>また、下顎歯列左側部の遠心移動だけではなく、上下顎の大臼歯を圧下したり、挺出させたり、近心移動させたり、遠心移動させたりという、3次元的に複雑なコントロールが必要であった可能性が高いと思います。
このような治療は感じられず、下顎は特に変化を感じられませんでした。とても残念です。
今後うまくいくかわからないので、まだまだ不安ですが行動しなければと思います。
また質問させていただくと思います。
ありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
ずっと不安さん
返信日時:2014-09-30 12:40:26
担当医師と返金と治療中止の同意をすることになりましたが、まだきちんと全額返金されるのか、こちらに不利な同意を求められるのではと不安です。
医師との話し合いの際に確認するべきこと。
転医時に必要なものがありましたらアドバイスお願いします。
信頼を裏切ってはいけないはずの医師という職業のはずなのに、人をこんなにも疑心暗鬼にさせるのだと改めて感じます。
よろしくお願いします。
医師との話し合いの際に確認するべきこと。
転医時に必要なものがありましたらアドバイスお願いします。
信頼を裏切ってはいけないはずの医師という職業のはずなのに、人をこんなにも疑心暗鬼にさせるのだと改めて感じます。
よろしくお願いします。
回答3
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2014-09-30 17:57:56
こちらの要求は言っておくべきだと思います。
転院時には術前のレントゲンや歯形などの資料があると、おおよその経緯が理解できると思います。
同業として残念ですが、こればかりは・・・
今がどん底だと思って、上昇気流の治療を受けられる事を祈っております。
大学病院にとらわれず、矯正専門医院という選択肢もありますので、何軒か廻られてはいかがでしょう。
お大事になさってください。
転院時には術前のレントゲンや歯形などの資料があると、おおよその経緯が理解できると思います。
同業として残念ですが、こればかりは・・・
今がどん底だと思って、上昇気流の治療を受けられる事を祈っております。
大学病院にとらわれず、矯正専門医院という選択肢もありますので、何軒か廻られてはいかがでしょう。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ずっと不安さん
返信日時:2014-10-01 09:30:50
大原先生
お忙しい中アドバイスありがとうございました。
いまがどん底だと思って・・そうですね。
笑顔が2年前と変わってしまって笑顔が無くなりました。
大事な2年は戻ってきませんが、少しづつ上がっていけたらいいなと思います。
お忙しい中アドバイスありがとうございました。
いまがどん底だと思って・・そうですね。
笑顔が2年前と変わってしまって笑顔が無くなりました。
大事な2年は戻ってきませんが、少しづつ上がっていけたらいいなと思います。
タイトル | [写真あり] 歯列矯正中、担当医へ不信感があり治療ミスのような気がする |
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質問者 | ずっと不安さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 歯科/医療ミス 歯医者への不信感 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。