再根管治療中、充填後も痛みが続きパーフォーレーションがあった
相談者:
中華料理大好きさん (42歳:男性)
投稿日時:2014-10-02 20:12:40
右下6番を再根幹治療中です。
<これまでの経過>
1)最初に抜髄したのは今から25年くらい前で、金パラのインレーを詰めた。
その後数年して痛みが出るようになり中を調べるということを3〜4回繰り返した。
膿や出血があるということもないので都度インレーを被せた。
2)口内炎が出来たり体調を崩すと痛みが出るというのを繰り返していたので、6年前に違う歯科にて再治療した。
膿などもないので殺菌だけして根幹充填してセラミックのクラウンを被せた。
しかし痛みの出る状況は全く変わらなかった。
しかもクラウンと歯肉の間にかなりの隙間がありさらに悪くなりそうに感じた。
3)1か月前に顕微鏡とラバーダムを使って根幹治療をする医院で再治療を始めた。
レントゲンで充填物が根尖まで詰まっていない根幹があったこと、充填物を外すと膿が出てきた。
殺菌も終えたので1週間前に充填物を詰め終えた。
しかし、痛みは毎日の様に続いている。
顕微鏡で見たおかげでパーフォレーションがあることが分かったので、次回MTAで封鎖した後にコアを作る予定。
<質問事項です>
痛みが続いているのに充填したことは問題ないのか。
今の痛みの原因がパーフォレーション部分だとするとMTAの封鎖で痛みが無くなっていくのかどうか。
このままコアの作成まで行ってもいいのか。
一旦、細菌感染した根幹は薬剤で殺菌しても除菌できないものなのか。
最初の抜髄から20年以上もたっていること今回の治療までラバーダムもなく旧来の治療であったことを考えると完治は難しいのか否か。
長文になりましたが根幹治療に実績のある先生方のご意見をお伺いしたく思います。
宜しくご教示の程お願い致します。
<これまでの経過>
1)最初に抜髄したのは今から25年くらい前で、金パラのインレーを詰めた。
その後数年して痛みが出るようになり中を調べるということを3〜4回繰り返した。
膿や出血があるということもないので都度インレーを被せた。
2)口内炎が出来たり体調を崩すと痛みが出るというのを繰り返していたので、6年前に違う歯科にて再治療した。
膿などもないので殺菌だけして根幹充填してセラミックのクラウンを被せた。
しかし痛みの出る状況は全く変わらなかった。
しかもクラウンと歯肉の間にかなりの隙間がありさらに悪くなりそうに感じた。
3)1か月前に顕微鏡とラバーダムを使って根幹治療をする医院で再治療を始めた。
レントゲンで充填物が根尖まで詰まっていない根幹があったこと、充填物を外すと膿が出てきた。
殺菌も終えたので1週間前に充填物を詰め終えた。
しかし、痛みは毎日の様に続いている。
顕微鏡で見たおかげでパーフォレーションがあることが分かったので、次回MTAで封鎖した後にコアを作る予定。
<質問事項です>
痛みが続いているのに充填したことは問題ないのか。
今の痛みの原因がパーフォレーション部分だとするとMTAの封鎖で痛みが無くなっていくのかどうか。
このままコアの作成まで行ってもいいのか。
一旦、細菌感染した根幹は薬剤で殺菌しても除菌できないものなのか。
最初の抜髄から20年以上もたっていること今回の治療までラバーダムもなく旧来の治療であったことを考えると完治は難しいのか否か。
長文になりましたが根幹治療に実績のある先生方のご意見をお伺いしたく思います。
宜しくご教示の程お願い致します。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-10-07 19:39:03
ご相談ありがとうございます。
実際の状態が分かりませんから一般的に説明いたします。
>痛みが続いているのに充填したことは問題ないのか。
ふつうは痛みが引いたことを確認してから根の治療を終えます。
まれに治療を終えてから痛みが引くのを待つ方法もあるかもしれません。
しかし、お話からは状況が正確には分かりませんが、これからMTAで封鎖する治療が残っているようですから、まだ終わっていない段階のようなのでそういう治療方法もあるのかもしれません。
>今の痛みの原因がパーフォレーション部分だとするとMTAの封鎖で痛みが無くなっていくのかどうか。
もしそれが原因であれば、充分可能性があります。
>このままコアの作成まで行ってもいいのか。
ふつうは、痛みが引いてからのほうが安心です。
>一旦、細菌感染した根幹は薬剤で殺菌しても除菌できないものなのか。
そのとおりです。
しかし、それでもだいぶ菌が減らせれば症状は落ち着くことがふつうです。
>最初の抜髄から20年以上もたっていること今回の治療までラバーダムもなく旧来の治療であったことを考えると完治は難しいのか否か。
今回の場合は、特別難しい症例と考えられます。
抜髄をした時期が若すぎること、何度も根の治療をくり返していること、各治療の際の診断が違うこと、ラバーダムが無かったこと、6番は根の治療が難しい部類に入ること、パーフォレーションがあること、それ以外にはっきりとは見えないヒビの入った可能性が増えていること、などからです。
実際の状態が分かりませんから一般的に説明いたします。
>痛みが続いているのに充填したことは問題ないのか。
ふつうは痛みが引いたことを確認してから根の治療を終えます。
まれに治療を終えてから痛みが引くのを待つ方法もあるかもしれません。
しかし、お話からは状況が正確には分かりませんが、これからMTAで封鎖する治療が残っているようですから、まだ終わっていない段階のようなのでそういう治療方法もあるのかもしれません。
>今の痛みの原因がパーフォレーション部分だとするとMTAの封鎖で痛みが無くなっていくのかどうか。
もしそれが原因であれば、充分可能性があります。
>このままコアの作成まで行ってもいいのか。
ふつうは、痛みが引いてからのほうが安心です。
>一旦、細菌感染した根幹は薬剤で殺菌しても除菌できないものなのか。
そのとおりです。
しかし、それでもだいぶ菌が減らせれば症状は落ち着くことがふつうです。
>最初の抜髄から20年以上もたっていること今回の治療までラバーダムもなく旧来の治療であったことを考えると完治は難しいのか否か。
今回の場合は、特別難しい症例と考えられます。
抜髄をした時期が若すぎること、何度も根の治療をくり返していること、各治療の際の診断が違うこと、ラバーダムが無かったこと、6番は根の治療が難しい部類に入ること、パーフォレーションがあること、それ以外にはっきりとは見えないヒビの入った可能性が増えていること、などからです。
相談者からの返信
相談者:
中華料理大好きさん
返信日時:2014-10-09 00:09:29
タイトル | 再根管治療中、充填後も痛みが続きパーフォーレーションがあった |
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質問者 | 中華料理大好きさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 根管治療の治療法 痛みがある状態での治療終了 MTA 根の穴・穿孔(パーフォレーション) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。