[写真あり] 顎変形症ボーダーライン術前矯正から矯正単独等への変更
相談者:
里英子さん (39歳:女性)
投稿日時:2014-10-10 15:05:48
はじめまして。
ただ今術前矯正2年以上経過のものです。
私は左右非対称での外科矯正を希望してこれまで術前矯正を手術へ向けて頑張ってきました。
しかし、矯正を開始する前に担当医から手術へのデメリットや矯正単独でも私の場合、見た目ならかなり改善出来ることなど知らされずにここまできてしまい今更ながら色々調べて、大手術への不安と術後の不快さを今の顎のズレと比較するとそこまでやらなくても矯正単独や咀嚼法、舌の癖、表情筋エクササイズなどで改善できるのではと迷いが出てきました。
この矯正中に妊娠、出産、今も乳児のお世話で忙しく自分なりに調べ矯正の認定医にセカンドオピニオンへも数件行きましたが先生方の意見もバラバラ、期間もバラバラで決め兼ねています。
ここまで術前矯正したのならこのまま手術すべきか、矯正単独で噛み合わせと見た目がそれなりに改善できそうか、お伺いしたいです。
手術で移動するのは回転かけて3〜4mmだそうです。
また前歯上7本は昔にメタルボンドにしました。
(仕事の都合で早急に歯並びを変える必要があったため)
これも後悔してますが、今となっては仕方ないことなのでこの状況での最善策を決めたいのです。
セカンドオピニオンで伺った先生は骨を切ったあと、上下の骨の付け根?がまっすぐになるように術前矯正するからまだ矯正が必要と言われましたが、担当医はあまり気にされてないようでこれも仕上がりや後戻りなど差は出ませんか?
ちなみに担当医は矯正専門医でセカンドオピニオンの先生は矯正指導医です。
先生との相性もあるかと思いますが、どちらの方が技術は上になるのでしょうか。
また手術をする場合口腔外科の先生は手術時間も短く上手な先生に
お願いする予定ですが、その先生と連携されてるのはセカンドオピニオンの先生です。
ですが、口腔外科医からは連携していない今の私の担当医でも大丈夫だと言って頂きましたが、連携していなくとも手術の差は出ませんか。
長々となり申し訳ありませんが、先生方、どうぞよろしくお願い致します。
画像1
ただ今術前矯正2年以上経過のものです。
私は左右非対称での外科矯正を希望してこれまで術前矯正を手術へ向けて頑張ってきました。
しかし、矯正を開始する前に担当医から手術へのデメリットや矯正単独でも私の場合、見た目ならかなり改善出来ることなど知らされずにここまできてしまい今更ながら色々調べて、大手術への不安と術後の不快さを今の顎のズレと比較するとそこまでやらなくても矯正単独や咀嚼法、舌の癖、表情筋エクササイズなどで改善できるのではと迷いが出てきました。
この矯正中に妊娠、出産、今も乳児のお世話で忙しく自分なりに調べ矯正の認定医にセカンドオピニオンへも数件行きましたが先生方の意見もバラバラ、期間もバラバラで決め兼ねています。
ここまで術前矯正したのならこのまま手術すべきか、矯正単独で噛み合わせと見た目がそれなりに改善できそうか、お伺いしたいです。
手術で移動するのは回転かけて3〜4mmだそうです。
また前歯上7本は昔にメタルボンドにしました。
(仕事の都合で早急に歯並びを変える必要があったため)
これも後悔してますが、今となっては仕方ないことなのでこの状況での最善策を決めたいのです。
セカンドオピニオンで伺った先生は骨を切ったあと、上下の骨の付け根?がまっすぐになるように術前矯正するからまだ矯正が必要と言われましたが、担当医はあまり気にされてないようでこれも仕上がりや後戻りなど差は出ませんか?
ちなみに担当医は矯正専門医でセカンドオピニオンの先生は矯正指導医です。
先生との相性もあるかと思いますが、どちらの方が技術は上になるのでしょうか。
また手術をする場合口腔外科の先生は手術時間も短く上手な先生に
お願いする予定ですが、その先生と連携されてるのはセカンドオピニオンの先生です。
ですが、口腔外科医からは連携していない今の私の担当医でも大丈夫だと言って頂きましたが、連携していなくとも手術の差は出ませんか。
長々となり申し訳ありませんが、先生方、どうぞよろしくお願い致します。
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回答1
回答日時:2014-10-10 23:46:10
里英子さん、こんばんわ。
外科矯正ということは、保険で治療をされていることと想像します。
外科的手術を併用して保険で矯正治療をすることを詳しく説明すると、「顎の外科手術を要する顎変形症の手術前および手術後の矯正歯科治療が保険で適用される」というものです。
つまり、「顎の外科手術を要する」ことが前提条件です。
手術をしないという方針に変更した場合、保険での治療が認められなくなります。
そのため、保険で行った治療分を返還してもらい、自費の矯正基本料金などを支払うといった清算をする必要があります。
一般的には自費のほうが高額になるので追加の支払いが必要です。
(保険組合への請求も取り下げる必要があり、歯科医の事務作業はとても大変だと聞いたことがあります)
また、治療面では、途中で手術しない方針に変更する場合では、前に動かしていた歯を後ろに動かすといった、歯の移動方向が反対になることが多いです。
そのため、治療期間の延長になる可能性があります。
なお、外科手術のボーダーラインケースの場合、手術は骨格を変えることができるので、患者さんが顎のズレを治したいかどうかが、大きな分かれ目になります。
(もちろんそれ以外にも、自費・保険や入院の有無なども考慮する必要がありますが…)
逆にいえば、手術しない場合は骨格の変化は望めません。
里英子さんが、現状から手術なしで治療できるかどうかは、口腔内の状況などで左右されるので、何とも言えません。
また、そのゴールを里英子さんが受け入れることができるかという問題もあります。
外科矯正ということは、保険で治療をされていることと想像します。
外科的手術を併用して保険で矯正治療をすることを詳しく説明すると、「顎の外科手術を要する顎変形症の手術前および手術後の矯正歯科治療が保険で適用される」というものです。
つまり、「顎の外科手術を要する」ことが前提条件です。
手術をしないという方針に変更した場合、保険での治療が認められなくなります。
そのため、保険で行った治療分を返還してもらい、自費の矯正基本料金などを支払うといった清算をする必要があります。
一般的には自費のほうが高額になるので追加の支払いが必要です。
(保険組合への請求も取り下げる必要があり、歯科医の事務作業はとても大変だと聞いたことがあります)
また、治療面では、途中で手術しない方針に変更する場合では、前に動かしていた歯を後ろに動かすといった、歯の移動方向が反対になることが多いです。
そのため、治療期間の延長になる可能性があります。
なお、外科手術のボーダーラインケースの場合、手術は骨格を変えることができるので、患者さんが顎のズレを治したいかどうかが、大きな分かれ目になります。
(もちろんそれ以外にも、自費・保険や入院の有無なども考慮する必要がありますが…)
逆にいえば、手術しない場合は骨格の変化は望めません。
里英子さんが、現状から手術なしで治療できるかどうかは、口腔内の状況などで左右されるので、何とも言えません。
また、そのゴールを里英子さんが受け入れることができるかという問題もあります。
相談者からの返信
相談者:
里英子さん
返信日時:2014-10-11 01:22:10
早速のご回答を、伊藤先生どうもありがとうございました。
手術を中止する場合の手間や返金も理解しております。
本心は、ここまで術前をやってきたのだから担当医ともっと話して前向きに手術にのぞめたらと考えております。
ですが、手術が怖く前に踏み出せない気持ちもありもどかしいです。
HPを拝見させて頂きましたが西原先生のお話が書いてあり、私は西原研究所でお話をご本人に聞いてきたとこだったのでびっくりしました。
癖を治して、少し改善されたと思います。
また長くなりましたが、参考になりました。
どうもありがとうございました。
手術を中止する場合の手間や返金も理解しております。
本心は、ここまで術前をやってきたのだから担当医ともっと話して前向きに手術にのぞめたらと考えております。
ですが、手術が怖く前に踏み出せない気持ちもありもどかしいです。
HPを拝見させて頂きましたが西原先生のお話が書いてあり、私は西原研究所でお話をご本人に聞いてきたとこだったのでびっくりしました。
癖を治して、少し改善されたと思います。
また長くなりましたが、参考になりました。
どうもありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 顎変形症ボーダーライン術前矯正から矯正単独等への変更 |
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質問者 | 里英子さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 顎関節症 その他(写真あり) 外科矯正 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。