顎関節症、仕事で顎が変形してしまわないか?
相談者:
まつもとあきさん (22歳:女性)
投稿日時:2014-10-13 12:34:13
長年の顎関節症について、仕事上とても悩んでいます。
現在の症状は
右顎関節:音はしない、口を開けると少し違和感がある、痛みはない。
左顎関節:音がしてあくときもあるがたいていあかない、痛みはない、筋肉の張りがすごい。
私は15歳の時に顎関節症になり、歯科でマウスピース治療をうけました。
何度か通院したのですが、一年弱で、
「これ以上はよくならないから」
と治療が終了しました。
しかし、よくなった感じはせず、むしろ前よりも顎に違和感がある感じがしていました。
ただ、痛みが消えていたので、その後はあまり深く考えず生活し、吹奏楽器をしていたのですが、(クラリネット)それも3年ほど続けました。
19歳の時に仕事で歌を歌うようになり、日常生活では支障がなかったのですが、仕事上とても不便を感じるようになり、21歳の時別の歯科にかかりました。
その歯科でもマウスピースをつくることになったのですが、まったく何も変わらず、3ヶ月ほどの通院で行くのをやめました。
そしてつい先月、大きい病院の口腔外科にいき、レントゲンとMRIをとってもらいました。
状態は
右の顎関節
・昔ずれていた後がある。関節円板は変形しているが、下顎の骨にのることなく口があくようになっている。
左の顎関節
・少し関節円板がねじれたような感じで、口をあけると下顎の骨に乗り上げるため、音がしている。
でした。
治療としては、負担をかけない生活をする、マウスピースは使わなくていい。歌は歌ってもいい。とのこと。
私が気になるのは
1.右が乗り上げることなくあいているというのはよくあることなのか?
上顎と下顎の骨が擦りあって削れたりしないのか
2.歌を歌っていて顎が変形してしまったりしないのか。
です。
同じ職業で同じ疾患の人は何人もいるのですが、皆それを理由にやめていて、とても不安です。
先生は痛みもないし、そんなに気にしなくていいというのですが、
仕事もあるし、困っています。
現在の症状は
右顎関節:音はしない、口を開けると少し違和感がある、痛みはない。
左顎関節:音がしてあくときもあるがたいていあかない、痛みはない、筋肉の張りがすごい。
私は15歳の時に顎関節症になり、歯科でマウスピース治療をうけました。
何度か通院したのですが、一年弱で、
「これ以上はよくならないから」
と治療が終了しました。
しかし、よくなった感じはせず、むしろ前よりも顎に違和感がある感じがしていました。
ただ、痛みが消えていたので、その後はあまり深く考えず生活し、吹奏楽器をしていたのですが、(クラリネット)それも3年ほど続けました。
19歳の時に仕事で歌を歌うようになり、日常生活では支障がなかったのですが、仕事上とても不便を感じるようになり、21歳の時別の歯科にかかりました。
その歯科でもマウスピースをつくることになったのですが、まったく何も変わらず、3ヶ月ほどの通院で行くのをやめました。
そしてつい先月、大きい病院の口腔外科にいき、レントゲンとMRIをとってもらいました。
状態は
右の顎関節
・昔ずれていた後がある。関節円板は変形しているが、下顎の骨にのることなく口があくようになっている。
左の顎関節
・少し関節円板がねじれたような感じで、口をあけると下顎の骨に乗り上げるため、音がしている。
でした。
治療としては、負担をかけない生活をする、マウスピースは使わなくていい。歌は歌ってもいい。とのこと。
私が気になるのは
1.右が乗り上げることなくあいているというのはよくあることなのか?
上顎と下顎の骨が擦りあって削れたりしないのか
2.歌を歌っていて顎が変形してしまったりしないのか。
です。
同じ職業で同じ疾患の人は何人もいるのですが、皆それを理由にやめていて、とても不安です。
先生は痛みもないし、そんなに気にしなくていいというのですが、
仕事もあるし、困っています。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-10-13 17:50:46
西山です
文書から推測すると
右側 : 非復位性顎関節円板転位
左側 : 復位性顎関節円板転位
のようですね。
非復位性の場合、円板転位があるまま関節が動けるようになっていれば、あまり心配しなくてもよいと思います。
大多数はこのような転機になります。
その後は普通に顎を使っても大丈夫です。
ただ、仕事に支障があるということですので、なんらかの症状が残っているのでしょう。
これについては実際に症状を診た先生でないと詳細はわかりません。
綺麗にその症状を消せるのかを担当医に確認してみましょう。
私も楽器奏者や歌手の顎関節症患者をみたことはありますが、仕事を辞める必要がある方は出会っていませんね。
文書から推測すると
右側 : 非復位性顎関節円板転位
左側 : 復位性顎関節円板転位
のようですね。
非復位性の場合、円板転位があるまま関節が動けるようになっていれば、あまり心配しなくてもよいと思います。
大多数はこのような転機になります。
その後は普通に顎を使っても大丈夫です。
ただ、仕事に支障があるということですので、なんらかの症状が残っているのでしょう。
これについては実際に症状を診た先生でないと詳細はわかりません。
綺麗にその症状を消せるのかを担当医に確認してみましょう。
私も楽器奏者や歌手の顎関節症患者をみたことはありますが、仕事を辞める必要がある方は出会っていませんね。
相談者からの返信
相談者:
まつもとあきさん
返信日時:2014-10-13 17:56:10
西山先生、ありがとうございます。
右側はなんというか、開けようとするとあきすぎる感じと言うか、頬を突き破るのでは と思う位の感覚です。
円板がもともとの状態のように乗り上げてあくようになるということはもうないのでしょうか?
右側はなんというか、開けようとするとあきすぎる感じと言うか、頬を突き破るのでは と思う位の感覚です。
円板がもともとの状態のように乗り上げてあくようになるということはもうないのでしょうか?
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-10-13 18:13:28
西山です
>円板がもともとの状態のように乗り上げてあくようになるということはもうないのでしょうか?
残念ながら、ないと思います。
関節には靭帯が着いていて、動き過ぎないように制限していますので、心配せずに歌われて良いのではないでしょうか。
>円板がもともとの状態のように乗り上げてあくようになるということはもうないのでしょうか?
残念ながら、ないと思います。
関節には靭帯が着いていて、動き過ぎないように制限していますので、心配せずに歌われて良いのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
まつもとあきさん
返信日時:2014-10-14 19:33:29
西山先生 ありがとうございます。
左の筋肉の張りが緩和すれば、右左同じくらいのバランスで口があくことは期待できるのでしょうか?
今現在、口をあけると右半分がかなりあいている感じです。
左の筋肉の張りが緩和すれば、右左同じくらいのバランスで口があくことは期待できるのでしょうか?
今現在、口をあけると右半分がかなりあいている感じです。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2014-10-14 20:50:00
西山です
>左の筋肉の張りが緩和すれば、右左同じくらいのバランスで口があくことは期待できるのでしょうか?
筋肉の張りが問題のすべてであるのかの判断はこの場ではできませんので,なんともいえません.
>今現在、口をあけると右半分がかなりあいている感じです。
この状態も,文章からは状況がつかみにくいですね.
ただ,関節自体が十分動ける条件であれば,左右とも同じように動ける可能性はあると思います.
>左の筋肉の張りが緩和すれば、右左同じくらいのバランスで口があくことは期待できるのでしょうか?
筋肉の張りが問題のすべてであるのかの判断はこの場ではできませんので,なんともいえません.
>今現在、口をあけると右半分がかなりあいている感じです。
この状態も,文章からは状況がつかみにくいですね.
ただ,関節自体が十分動ける条件であれば,左右とも同じように動ける可能性はあると思います.
タイトル | 顎関節症、仕事で顎が変形してしまわないか? |
---|---|
質問者 | まつもとあきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 顎関節症 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。