14歳、二つの歯科で矯正相談したら開始時期等が違い迷っている
相談者:
おごじょおごじょさん (14歳:女性)
投稿日時:2014-10-25 21:46:48
14歳の娘です。
上の歯並びがかなり悪く(乱喰い)唇が閉じません。
初めて矯正の相談(診察)を受けてみました。
大きな費用がかかることなので、1か所だけで決めるのではなく、まずは2人の先生のご意見(見立てと大まかな見積もり)をお聞きしてみました。
どちらの先生も、信頼できるベテランの先生、という印象でした。
A先生は、まだ14歳なので、まずは上あごを広げる処置を行い、次に上の奥歯を後ろに下げ、そのあと下あごを調整、それでうまくいけばあとは保定のみ。
もしその時点で必要であれば、第2期治療を検討する・・・というものでした。
B先生は、もう14歳なので、上あごを広げるのは無理だから、まず上の奥歯を後ろに下げ、続いて第2期治療を行う。
しかしそれよりも、右下の7番がまだ生えていないのが気になる。
こちらの原因究明と治療のほうが、歯並び以上に重要で、それは簡単ではない、とおっしゃいました。
どちら先生も目視での所見で、レントゲンを撮っていないので、あくまでも推測での見立て、とのことでした。
右下の7番のことは、親は全く気付いていなかったのですが、A先生は今回はそれについては触れられませんでした。
どちらの先生も、見た目以上に健康上の歯並びの重要性を考えておられる点は共通していると感じました。
どちらで治療をお願いするか、娘は迷っており、私も判断が難しく、悩んでいます。
高額な治療なので、ついつい見積額のお安いほうに心が優先的に傾いてしまい、冷静に比較できない自分もおります。
何かアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
上の歯並びがかなり悪く(乱喰い)唇が閉じません。
初めて矯正の相談(診察)を受けてみました。
大きな費用がかかることなので、1か所だけで決めるのではなく、まずは2人の先生のご意見(見立てと大まかな見積もり)をお聞きしてみました。
どちらの先生も、信頼できるベテランの先生、という印象でした。
A先生は、まだ14歳なので、まずは上あごを広げる処置を行い、次に上の奥歯を後ろに下げ、そのあと下あごを調整、それでうまくいけばあとは保定のみ。
もしその時点で必要であれば、第2期治療を検討する・・・というものでした。
B先生は、もう14歳なので、上あごを広げるのは無理だから、まず上の奥歯を後ろに下げ、続いて第2期治療を行う。
しかしそれよりも、右下の7番がまだ生えていないのが気になる。
こちらの原因究明と治療のほうが、歯並び以上に重要で、それは簡単ではない、とおっしゃいました。
どちら先生も目視での所見で、レントゲンを撮っていないので、あくまでも推測での見立て、とのことでした。
右下の7番のことは、親は全く気付いていなかったのですが、A先生は今回はそれについては触れられませんでした。
どちらの先生も、見た目以上に健康上の歯並びの重要性を考えておられる点は共通していると感じました。
どちらで治療をお願いするか、娘は迷っており、私も判断が難しく、悩んでいます。
高額な治療なので、ついつい見積額のお安いほうに心が優先的に傾いてしまい、冷静に比較できない自分もおります。
何かアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-10-28 07:00:12
>どちらで治療をお願いするか、娘は迷っており、私も判断が難しく、悩んでいます。
どうしても迷うようであれば、もう一軒の矯正歯科でご相談になってみてはいかがでしょう。
>高額な治療なので、ついつい見積額のお安いほうに心が優先的に傾いてしまい、冷静に比較できない自分もおります。
費用で治療方法を選択するのは、あまりお勧め出来ませんね。
どうしても迷うようであれば、もう一軒の矯正歯科でご相談になってみてはいかがでしょう。
>高額な治療なので、ついつい見積額のお安いほうに心が優先的に傾いてしまい、冷静に比較できない自分もおります。
費用で治療方法を選択するのは、あまりお勧め出来ませんね。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-10-28 08:27:34
治療のゴールが一緒でも、ゴールまでのアプローチはその先生が学んだものになることが多いと思います。
どちらも経験があるようであれば結果的にゴールはもんだいないのではないかと思います。
あとはレントゲン写真などによって精査すると多少アプローチは変わるかもしれませんね。
どちらも経験があるようであれば結果的にゴールはもんだいないのではないかと思います。
あとはレントゲン写真などによって精査すると多少アプローチは変わるかもしれませんね。
回答3
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時:2014-10-28 13:12:44
「右下の7番がまだ生えていないのが気になる」ということは残りの3本は生えていると思われるので、一般的には2期治療を前提とした矯正治療になると思います。
回答4
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2014-10-28 15:15:52
どちらも抜歯というコメントはなかったのでしょうか。
それとも非抜歯にこだわってらっしゃいますか?
非抜歯といえば聞こえはいいですが、全てにおいてそうではありません。
もちろん、抜歯矯正にも言えることですが…
私も何でもかんでも抜歯するわけではありませんが、それぞれのメリット、デメリットを説明してくれるところがいいのではないでしょうか。
すでにされているのであれば、ご容赦ください。
それとも非抜歯にこだわってらっしゃいますか?
非抜歯といえば聞こえはいいですが、全てにおいてそうではありません。
もちろん、抜歯矯正にも言えることですが…
私も何でもかんでも抜歯するわけではありませんが、それぞれのメリット、デメリットを説明してくれるところがいいのではないでしょうか。
すでにされているのであれば、ご容赦ください。
回答5
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2014-10-28 21:23:57
14歳の女子であれば、顎骨の成長もある程度収束している可能性が高いと思いますので、受験などの学生的な理由がなければ、2期治療で矯正治療を、開始するか、適切な時期まで2期治療開始を待つかのいずれかの選択になると思います
ただし、精密分析結果により、萌出が遅れている7番の早期の、開窓・牽引が必要などの特別の理由があれば、1期治療を行う場合も考えられます。
個々の患者さんで、どちらの選択肢が望ましいかの判断は、異なります。
実際の状況がわからないネット相談では、適切なアドバイスを得ることは難しいと思います。
一般論でいえば、14歳であれば、小臼歯抜歯前提の矯正治療であれば、この時期で、2期治療を開始することに、大きなリスクはないと思います。
しかし、小臼歯非抜歯の治療では、大前提として、親不知(智歯=8番)の抜歯後に、歯列全体を、遠心移動することになります。
残念ながら、下顎8番はともかく、上顎の8番を抜歯するのは、14歳であれば、時期が早すぎると判断されることが多いため、2期治療開始の時期は、早くても高校入学後になると思います。
治療ゴールとして、「小臼歯抜歯」でも「小臼歯非抜歯+遠心移動」でも、同じ質の治療ゴール(前歯の位置や角度、軟組織の改善など)が達成可能であると予測される場合には、小臼歯非抜歯の治療が優先されることが多いですが、小臼歯抜歯の選択肢の方が、質の高い治療結果を得られると診断される場合には、小臼歯抜歯の治療選択肢を選択された方が無難だと思います。
2件の矯正歯科で、相談されても、まだ不安が残るということですが、3件目の初診相談を受けられても良いでしょうし、いずれかの矯正歯科で、精密検査を受けられても良いと思います。
初診相談だけでは、レントゲンなどの資料がないため、ベテランの矯正医でも、おおまかな推測をお伝えすることしかできないと思います。
なお、14歳で、1期治療で終了する可能性は低いと思いますし、叢生であれば、小臼歯抜歯についても詳細に、説明を受ける可能性が高いと思いますが、相談文からは、そのような雰囲気を感じません。
相談文の文面からは、小児歯科や一般歯科を専門とする歯科医院へ、初診相談されているのではないかと懸念されます。
もし、まだ矯正歯科専門医院に行かれていないのでしたら、矯正歯科専門医院での相談をお薦めします。
ただし、精密分析結果により、萌出が遅れている7番の早期の、開窓・牽引が必要などの特別の理由があれば、1期治療を行う場合も考えられます。
個々の患者さんで、どちらの選択肢が望ましいかの判断は、異なります。
実際の状況がわからないネット相談では、適切なアドバイスを得ることは難しいと思います。
一般論でいえば、14歳であれば、小臼歯抜歯前提の矯正治療であれば、この時期で、2期治療を開始することに、大きなリスクはないと思います。
しかし、小臼歯非抜歯の治療では、大前提として、親不知(智歯=8番)の抜歯後に、歯列全体を、遠心移動することになります。
残念ながら、下顎8番はともかく、上顎の8番を抜歯するのは、14歳であれば、時期が早すぎると判断されることが多いため、2期治療開始の時期は、早くても高校入学後になると思います。
治療ゴールとして、「小臼歯抜歯」でも「小臼歯非抜歯+遠心移動」でも、同じ質の治療ゴール(前歯の位置や角度、軟組織の改善など)が達成可能であると予測される場合には、小臼歯非抜歯の治療が優先されることが多いですが、小臼歯抜歯の選択肢の方が、質の高い治療結果を得られると診断される場合には、小臼歯抜歯の治療選択肢を選択された方が無難だと思います。
2件の矯正歯科で、相談されても、まだ不安が残るということですが、3件目の初診相談を受けられても良いでしょうし、いずれかの矯正歯科で、精密検査を受けられても良いと思います。
初診相談だけでは、レントゲンなどの資料がないため、ベテランの矯正医でも、おおまかな推測をお伝えすることしかできないと思います。
なお、14歳で、1期治療で終了する可能性は低いと思いますし、叢生であれば、小臼歯抜歯についても詳細に、説明を受ける可能性が高いと思いますが、相談文からは、そのような雰囲気を感じません。
相談文の文面からは、小児歯科や一般歯科を専門とする歯科医院へ、初診相談されているのではないかと懸念されます。
もし、まだ矯正歯科専門医院に行かれていないのでしたら、矯正歯科専門医院での相談をお薦めします。
相談者からの返信
相談者:
おごじょおごじょさん
返信日時:2014-10-28 21:56:33
小林先生、加藤先生、戸苅先生、大原先生、ありがとうございます。
初めての投稿でしたが、返信をいただけるとこんなに嬉しいものだと知りました!
そして、今、返信を書いていたら、堀内先生からも詳しいご意見をいただき、本当にありがとうございます。
抜歯については、A先生もB先生も、経過を見ながら必要が生じた場合には考える、というご意見は共通で、私もそれは納得のいくご意見だと感じ、必要があれば抜歯も受け入れようと思いました。
A先生は一般歯科と小児歯科、矯正歯科を標榜されており、B先生は矯正専門です。
素人として気になっていることは、二つあります。
@
B先生が
「右下7番が生えていないのは原因があるはずで、原因究明、治療は歯並び以上の問題で、簡単ではなく難しいが、まずやらなければならない。
大変だが、矯正以上に重要なことです。」
とおしゃったことで、素人には実感がわかないが、専門家にとっては大変なことなのだろうと想像=理解したつもりなのですが、A先生は何もおっしゃらなかったので、(お口の中を見ていただいたのですから7番だけ永久歯ががないことに気づかぬはずはないと思いますが)専門家でも、永久歯が3本は生えているのに1本だけ出てきていないことを重要視される場合と、そうではない場合があるのだろうか?
そのあたりを、こちらの歯科の先生方にご意見をお聞きしてみたい、ということがひとつ。
A
A先生は
「まだ十分に顎が広がる可能性が高いと思います。」
とおっしゃいました。
骨の質や筋肉の質などにより、個人差もあるのでしょうが、第2期は大人になってからでもできるのであれば、現時点で第1期をやっていただけるのは、チャレンジだとしても、デメリットはないだろうと素人の私は感じました。
ただ、右下の7番が「重大な問題」なのだとしたら、そこを重大視する先生に真っ先にお願いするべきなのだろうか?
また、治療を進めるにあたって、奥歯がないと、器具を装着したり、歯を奥にずらしたりする際に不都合があるのだろうか?という疑問です。
もう1軒相談してみるのが良策かとも思ったのですが、やはりきちんと精密検査を受けないと、現実的具体的な指針は出てこないと思いますので、まずはどちらかの先生に精密検査をお願いしてみることにします。
長々とすみません。
@Aについて、何か感想、コメントがございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
初めての投稿でしたが、返信をいただけるとこんなに嬉しいものだと知りました!
そして、今、返信を書いていたら、堀内先生からも詳しいご意見をいただき、本当にありがとうございます。
抜歯については、A先生もB先生も、経過を見ながら必要が生じた場合には考える、というご意見は共通で、私もそれは納得のいくご意見だと感じ、必要があれば抜歯も受け入れようと思いました。
A先生は一般歯科と小児歯科、矯正歯科を標榜されており、B先生は矯正専門です。
素人として気になっていることは、二つあります。
@
B先生が
「右下7番が生えていないのは原因があるはずで、原因究明、治療は歯並び以上の問題で、簡単ではなく難しいが、まずやらなければならない。
大変だが、矯正以上に重要なことです。」
とおしゃったことで、素人には実感がわかないが、専門家にとっては大変なことなのだろうと想像=理解したつもりなのですが、A先生は何もおっしゃらなかったので、(お口の中を見ていただいたのですから7番だけ永久歯ががないことに気づかぬはずはないと思いますが)専門家でも、永久歯が3本は生えているのに1本だけ出てきていないことを重要視される場合と、そうではない場合があるのだろうか?
そのあたりを、こちらの歯科の先生方にご意見をお聞きしてみたい、ということがひとつ。
A
A先生は
「まだ十分に顎が広がる可能性が高いと思います。」
とおっしゃいました。
骨の質や筋肉の質などにより、個人差もあるのでしょうが、第2期は大人になってからでもできるのであれば、現時点で第1期をやっていただけるのは、チャレンジだとしても、デメリットはないだろうと素人の私は感じました。
ただ、右下の7番が「重大な問題」なのだとしたら、そこを重大視する先生に真っ先にお願いするべきなのだろうか?
また、治療を進めるにあたって、奥歯がないと、器具を装着したり、歯を奥にずらしたりする際に不都合があるのだろうか?という疑問です。
もう1軒相談してみるのが良策かとも思ったのですが、やはりきちんと精密検査を受けないと、現実的具体的な指針は出てこないと思いますので、まずはどちらかの先生に精密検査をお願いしてみることにします。
長々とすみません。
@Aについて、何か感想、コメントがございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
回答6
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時:2014-11-01 12:40:42
@生えていない原因はいろいろありますし、原因によって難易度もまったく変わってきます。
ただ遅いだけで待てば生えてくるような状況かも知れませんし、そもそも歯がない可能性もあります。
「レントゲンを撮らないと確かなことはわかりません」僕ならそう説明します。
Aこれもやっぱり見ないと分かりません。
ただ遅いだけで待てば生えてくるような状況かも知れませんし、そもそも歯がない可能性もあります。
「レントゲンを撮らないと確かなことはわかりません」僕ならそう説明します。
Aこれもやっぱり見ないと分かりません。
相談者からの返信
相談者:
おごじょおごじょさん
返信日時:2014-11-07 02:16:59
先生方、ご多忙の中、本当にありがとうございます。
まずは精密検査を受けてみます!
また新たに質問させていただくこともあると思います。
よろしくおねがいいたします。
まずは精密検査を受けてみます!
また新たに質問させていただくこともあると思います。
よろしくおねがいいたします。
タイトル | 14歳、二つの歯科で矯正相談したら開始時期等が違い迷っている |
---|---|
質問者 | おごじょおごじょさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 14歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) 子供の歯列矯正 永久歯が生える時期・順番 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。