子供の頃からの歯ぎしりは治りますか

相談者: tarotarotarouさん (30歳:男性)
投稿日時:2014-11-12 12:41:40
子供の頃から歯ぎしりが癖で、数年前に奥の下の歯がすり減っているのに気づきここ3,4年歯ぎしり用のマウスピースをはめて寝ています。

それから歯ぎしりで悩むことなく、特に不自由はしていないのですが、旅行等で家以外の場所で寝る時に持参し忘れてしまうことがあり、その時に「歯ぎしりはしてたのか?」が自分でわからず、これからもこの状態が続くのか少し不安です。

昔からの癖のため、この歯ぎしりは治るものなのか、マウスピースをつけずに眠れる日はいつか来るのか、ご回答いただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-11-12 13:01:10
科学的な裏付けはありませが、当院の患者さんでTCH是正を行った患者さんからは「夜間の歯ぎしりが減った」「今はナイトガードの必要が無い」と言うメールをいただく事があります。

参考まで。


また、日本経済新聞にもこのような記事が載っていましたので、参考にされても良いかも知れませんね。

参考
歯ぎしり、寝汗…潜む意外な原因「夜間低血糖」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74975690Q4A730C1000000/

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-11-12 17:29:53
こんばんは。

マウスピースに関しては、歯ぎしりを止める装置ではなく、歯を保護するためのものだと私は認識しています。

歯ぎしりそのものを減らしたり、程度を軽くするには、櫻井先生が仰っておられるTCHの是正や自己暗示療法等が有効な場合があります。

また歯ぎしりはただの癖のようなもので、多少歯がすり減ってはいても、しみる、噛むと痛い等の日常生活に支障をきたす症状が出ていないのであれば、神経質になって治そうとしなくても良いのではないかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-11-12 18:54:24
博多の児玉です。

口周囲の筋肉を治療するとマウスピースは必要なくなるようです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-11-12 19:57:31
西山です

 睡眠中の歯ぎしりや歯ぎしりを総称して「睡眠時ブラキシズム:SB」といいます.

 SBは睡眠障害の一種とされていて,中枢(脳)性に生じるものです.ですから癖とは異なります.

 多少のSBは誰にでも起こりうるもので,害がなければ特に対応する必要はありません.
ただ,歯が極端に削れたり被せものが取れやすかったり,顎が痛くなるようだとそれを防ぐための対応が必要になってきます.

 SBは若年期に比べて歳をとってゆくと発生率が低下してゆくといわれています.

また,ストレスやアルコール,睡眠時無呼吸などによって増加することもありますので,これらについて対応すると,多少軽減する可能性はあります. 

 現在のところ,中枢性であることからSBを効率よく減少させる治療法は確立していませんので,歯を守るという視点からはマウスピースの使用が一般的になります.

 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tarotarotarouさん
返信日時:2014-11-12 23:03:00
様々な角度からのご意見、ありがとうございます。

大変参考になったのと同時に、全く自分が知らないキーワードをいただき歯ぎしり一つとってみても色々と考えられることがあるんだなと思いました。

ご回答いただきありがとうございました。



タイトル 子供の頃からの歯ぎしりは治りますか
質問者 tarotarotarouさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯軋り(歯ぎしり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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