歯根に膿があり切開して出してもまた膿がたまる
相談者:
けろちゃんさん (30歳:女性)
投稿日時:2014-11-18 23:33:03
去年10月に左上2番の歯茎に激痛を感じたため歯科に行ったところ、膿がたまってるとのことで歯茎を切開してもらい膿を出してもらいました。
とても楽になりそれからしばらくは痛みも全く感じることもなく過ごしていましたが、今月また同じ個所に痛みを感じ、同じ歯科に行ったところ再度切開して膿を出してもらいました。
去年切開してもらった時はすぐ痛みもひいてそのあとも全く違和感もなかったのですが、今回はなんとなくいまだにじくじくします。
今の歯科では、差し歯の土台が外せないために、今回は歯根端切断か抜歯と紹介された口腔外科に言われたのですが、前者は成功率が50%と言われ、それならインプラントにしようと考え始めました。
自分で色々調べ、ある歯医者に予約をしたのですが12/3まであいてなく、それまでにまた膿がたまるのではと不安です。
一応口腔外科でサワシリンという抗生物質を処方されてますが、もう明日の分までしかありません。
前回は切開してから1年もったのですが、予約した3日までにまた膿がたまるということはありますでしょうか。
口腔外科の先生には今月10日に切開した歯茎を押され、腫れてないようなので膿は今はないようだとは言われました。(レントゲンでは黒い影はありました)
それとその歯をインプラントにする際は根管治療をするのか、完全にもう膿は発生しなくなると考えてよいのか合わせて教えて頂けたらと思います
とても楽になりそれからしばらくは痛みも全く感じることもなく過ごしていましたが、今月また同じ個所に痛みを感じ、同じ歯科に行ったところ再度切開して膿を出してもらいました。
去年切開してもらった時はすぐ痛みもひいてそのあとも全く違和感もなかったのですが、今回はなんとなくいまだにじくじくします。
今の歯科では、差し歯の土台が外せないために、今回は歯根端切断か抜歯と紹介された口腔外科に言われたのですが、前者は成功率が50%と言われ、それならインプラントにしようと考え始めました。
自分で色々調べ、ある歯医者に予約をしたのですが12/3まであいてなく、それまでにまた膿がたまるのではと不安です。
一応口腔外科でサワシリンという抗生物質を処方されてますが、もう明日の分までしかありません。
前回は切開してから1年もったのですが、予約した3日までにまた膿がたまるということはありますでしょうか。
口腔外科の先生には今月10日に切開した歯茎を押され、腫れてないようなので膿は今はないようだとは言われました。(レントゲンでは黒い影はありました)
それとその歯をインプラントにする際は根管治療をするのか、完全にもう膿は発生しなくなると考えてよいのか合わせて教えて頂けたらと思います
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2014-11-19 07:46:10
歯根端切除術の成功率は、口腔外科医あるいは一般の歯科医が肉眼で行うと50%ぐらいの成功率です。
マイクロスコープを併用すると、かなり成功率が上がると思います。
術前にCTを撮って行う事はより良い結果に繋がると思います。
マイクロスコープを併用すると、かなり成功率が上がると思います。
術前にCTを撮って行う事はより良い結果に繋がると思います。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-11-19 09:10:23
けろちゃん さん、こんにちは。
切開を繰り返しても、薬剤の服用を続けても、根本的な解決には繋がらないように思います。
>今の歯科では差し歯の土台が外せないために、今回は歯根端切断か抜歯と紹介された口腔外科に言われたのです
実際の状況が判りませんし、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法の専門医でご相談になってみるのも、一法かもしれません。
土台が外せる可能性や、歯根尖切除術の成功率が、少し高まるかもしれません。
切開を繰り返しても、薬剤の服用を続けても、根本的な解決には繋がらないように思います。
>今の歯科では差し歯の土台が外せないために、今回は歯根端切断か抜歯と紹介された口腔外科に言われたのです
実際の状況が判りませんし、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法の専門医でご相談になってみるのも、一法かもしれません。
土台が外せる可能性や、歯根尖切除術の成功率が、少し高まるかもしれません。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-11-19 20:12:19
>それとその歯をインプラントにする際は根管治療をするのか、完全にもう膿は発生しなくなると考えてよいのか
確かに上顎2番(側切歯)は発生学的理由から、歯根嚢胞はできやすいと言えますから、歯根嚢胞があるという前提にします。
<インプラントにするは>、抜歯するということですが、抜歯することにより普通はそれだけで嚢胞は縮小していき消失しますが、顎骨内に嚢胞が残留し続けることもあります。
そのため抜歯と同時に抜歯窩から、あるいは大きい嚢胞の場合には唇側の歯肉を切開して骨を開窓し、嚢胞をくり抜くようにして除去します。
膿は多くの場合、抜歯するだけでできなくなります。
確かに上顎2番(側切歯)は発生学的理由から、歯根嚢胞はできやすいと言えますから、歯根嚢胞があるという前提にします。
<インプラントにするは>、抜歯するということですが、抜歯することにより普通はそれだけで嚢胞は縮小していき消失しますが、顎骨内に嚢胞が残留し続けることもあります。
そのため抜歯と同時に抜歯窩から、あるいは大きい嚢胞の場合には唇側の歯肉を切開して骨を開窓し、嚢胞をくり抜くようにして除去します。
膿は多くの場合、抜歯するだけでできなくなります。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2014-11-20 14:19:19
けろちゃんさん、こんにちは
>口腔外科の先生には今月10日に切開した歯茎を押され、腫れてないようなので膿は今はないようだとは言われました。(レントゲンでは黒い影はありました)
残念ながら小林先生が回答しているように、切開しても根本的な治療にはなりえません。
膿が出るということは何かしらその膿の原因があるはずです。
その原因を除去しない限りは膿は出続けるでしょう。
原因を除去する方法として、再根管治療あるいは歯根端切除という方法があるのだと思います。
>それとその歯をインプラントにする際は根管治療をするのか、完全にもう膿は発生しなくなると考えてよいのか合わせて教えて頂けたらと思います
インプラントにするということはその歯を抜歯して、人工歯根を埋めこむ手術を行うということです。
もし抜歯して膿の原因が除去できれば、インプラントを入れてから膿が出るということはなくなるはずです。
参考になれば幸いです。
>口腔外科の先生には今月10日に切開した歯茎を押され、腫れてないようなので膿は今はないようだとは言われました。(レントゲンでは黒い影はありました)
残念ながら小林先生が回答しているように、切開しても根本的な治療にはなりえません。
膿が出るということは何かしらその膿の原因があるはずです。
その原因を除去しない限りは膿は出続けるでしょう。
原因を除去する方法として、再根管治療あるいは歯根端切除という方法があるのだと思います。
>それとその歯をインプラントにする際は根管治療をするのか、完全にもう膿は発生しなくなると考えてよいのか合わせて教えて頂けたらと思います
インプラントにするということはその歯を抜歯して、人工歯根を埋めこむ手術を行うということです。
もし抜歯して膿の原因が除去できれば、インプラントを入れてから膿が出るということはなくなるはずです。
参考になれば幸いです。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-11-21 05:20:49
こんばんは。
歯根嚢胞が治らず抜歯してインプラントを考えていらっしゃるようですね、根人的にはコアを外して根管治療を行い歯根端切除をせず、根管充填のみしたほうが予後はいいと考えています。
この術式は歯根長が短くならなないので、歯根端切除より有利だと思います。
歯根嚢胞摘出 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=0&y=0
この術式は私のところでは今のところ100%成功しています、インプラントが避けられるといいですね、参考になさってください。
歯根嚢胞が治らず抜歯してインプラントを考えていらっしゃるようですね、根人的にはコアを外して根管治療を行い歯根端切除をせず、根管充填のみしたほうが予後はいいと考えています。
この術式は歯根長が短くならなないので、歯根端切除より有利だと思います。
歯根嚢胞摘出 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%BB%F5%BA%AC%C7%B9%CB%A6&x=0&y=0
この術式は私のところでは今のところ100%成功しています、インプラントが避けられるといいですね、参考になさってください。
タイトル | 歯根に膿があり切開して出してもまた膿がたまる |
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質問者 | けろちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 歯根端切除術 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。