セラミック矯正をして仮歯を装着したが歯肉が赤く炎症している
相談者：
あやまいさん (45歳：女性)
投稿日時：2014-11-13 23:28:55
回答1
回答日時：2014-11-14 01:23:42
セラミック矯正というのは、いわゆるクイック矯正のことでしょうか？
これは厳密には矯正ではないのですが、歯を動かすことなく被せ物の形だけであたかも歯が綺麗に並んだ様に見せる手法ですね。
その場合、形状がどうしても天然の歯と比べて不自然に膨らんだり細くなったりしてしまいます。
つまり口腔を健康に保つために最も重要な、歯と歯茎の境目の部分の形状が悪くなり、そこにプラークを溜め込んでしまうリスクがつきまといますので、健康維持を優先するなら一般的には避けた方が良いと思います。
今回の歯肉の炎症も形態の不良が関係しているかも知れません。
ですが仮歯を作る時に歯と歯茎の間に細い糸を押し込んで（歯肉圧排と言います）行ってその刺激が残っていたり、仮歯を止めるセメントが取り残っていたりして、それのせいでの炎症というのも考えられます。
個人的にはクイック矯正については嫌なイメージが強いのですが、出来れば今の段階で、真面目な歯科医、出来れば歯周治療に力を入れていそうな先生にも見てもらってはいかがでしょうか。
正確な知識がある歯科医が見れば一目で判断がつくと思いますよ。
お大事にどうぞ。
参考→クイック矯正 （補綴矯正）に関する歯科相談
これは厳密には矯正ではないのですが、歯を動かすことなく被せ物の形だけであたかも歯が綺麗に並んだ様に見せる手法ですね。
その場合、形状がどうしても天然の歯と比べて不自然に膨らんだり細くなったりしてしまいます。
つまり口腔を健康に保つために最も重要な、歯と歯茎の境目の部分の形状が悪くなり、そこにプラークを溜め込んでしまうリスクがつきまといますので、健康維持を優先するなら一般的には避けた方が良いと思います。
今回の歯肉の炎症も形態の不良が関係しているかも知れません。
ですが仮歯を作る時に歯と歯茎の間に細い糸を押し込んで（歯肉圧排と言います）行ってその刺激が残っていたり、仮歯を止めるセメントが取り残っていたりして、それのせいでの炎症というのも考えられます。
個人的にはクイック矯正については嫌なイメージが強いのですが、出来れば今の段階で、真面目な歯科医、出来れば歯周治療に力を入れていそうな先生にも見てもらってはいかがでしょうか。
正確な知識がある歯科医が見れば一目で判断がつくと思いますよ。
お大事にどうぞ。
参考→クイック矯正 （補綴矯正）に関する歯科相談
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2014-11-20 08:49:56
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答通り、セラミック矯正という名前は、医学的に認められた名前でもなく、とうぜんながら、まったく矯正治療ではありません。
健全さを守る本当の矯正という甘い言葉で、実体は矯正治療とは全く違う不健全と言えなくもない治療を意味しています。
したがって、セラミックで歯並びを変える事が目的のようですから、歯肉の健康まで治療目的に入っていない事は当然考えられます。
もし普通の考えでセラミックを入れる場合を想定すると、仮歯を入れる目的の一つに歯肉の健康を守る事も計画します。
当然ながら、もともと歯周病があって赤かったのであればピンク色になりますし、ピンク色であったのであればピンクのまま守る結果、仮歯でもセラミックでもピンク色です。
そのタイミングで赤くなったのであれば待っているだけでは変わらない可能性が多いと思います。
もし歯周病であれば歯周病治療を受けましょう。
ピンク色になってからセラミックに変えると安全です。
歯周病を治しておかないと、また近々セラミックのやり直しにも繋がり、最悪は歯そのものを失います。
まぁそれでも健康を目指さないポリシーであれば、抜歯後にまたセラミックのブリッジとかインプラントとか入れ歯とかで白い歯並びができるよ、という計画なのかもしれません。
歯周病対策も、歯を削らない矯正治療も、神経を抜かない前歯治療も、すべて一生きれいな歯を残すためです。
歯を残す事を真剣にお考えになる事をお勧めいたします。
先生方の回答通り、セラミック矯正という名前は、医学的に認められた名前でもなく、とうぜんながら、まったく矯正治療ではありません。
健全さを守る本当の矯正という甘い言葉で、実体は矯正治療とは全く違う不健全と言えなくもない治療を意味しています。
したがって、セラミックで歯並びを変える事が目的のようですから、歯肉の健康まで治療目的に入っていない事は当然考えられます。
もし普通の考えでセラミックを入れる場合を想定すると、仮歯を入れる目的の一つに歯肉の健康を守る事も計画します。
当然ながら、もともと歯周病があって赤かったのであればピンク色になりますし、ピンク色であったのであればピンクのまま守る結果、仮歯でもセラミックでもピンク色です。
そのタイミングで赤くなったのであれば待っているだけでは変わらない可能性が多いと思います。
もし歯周病であれば歯周病治療を受けましょう。
ピンク色になってからセラミックに変えると安全です。
歯周病を治しておかないと、また近々セラミックのやり直しにも繋がり、最悪は歯そのものを失います。
まぁそれでも健康を目指さないポリシーであれば、抜歯後にまたセラミックのブリッジとかインプラントとか入れ歯とかで白い歯並びができるよ、という計画なのかもしれません。
歯周病対策も、歯を削らない矯正治療も、神経を抜かない前歯治療も、すべて一生きれいな歯を残すためです。
歯を残す事を真剣にお考えになる事をお勧めいたします。
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-20 12:30:27
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時：2014-11-20 19:21:37
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-21 10:48:31
松山先生、ありがとうございます。
削ってしまた歯が今、1本痛いです。
たぶん、神経がやられていると思います。
後悔して、落ち込んでます。
削ってしまた歯が今、1本痛いです。
たぶん、神経がやられていると思います。
後悔して、落ち込んでます。
回答4歯科医師の松山です。
回答日時：2014-11-22 09:32:02
自発痛か、冷熱反応か、隙間から刺激を受けるかなどの状態を調べて、歯髄の状態を推定しますが、なかなか難しいものです。
仮歯にて長期観察を要すときもありますし、見切り千両で仕方なく歯髄除去療法をすることになるかもしれません。
仮歯を除去した状態で、歯の型を採り石膏模型にしたうえで、その上に歯科用のワックスを盛り付けて予想歯型を作って形態等の検討をするのですが、、。
仮歯にて長期観察を要すときもありますし、見切り千両で仕方なく歯髄除去療法をすることになるかもしれません。
仮歯を除去した状態で、歯の型を採り石膏模型にしたうえで、その上に歯科用のワックスを盛り付けて予想歯型を作って形態等の検討をするのですが、、。
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-24 17:57:08
松山先生、ご丁寧にありがとうございます。
相変わらず痛みます。
痛みが増してきてしまいました。
神経を取らなくてはならないのかもしれないんですね。
仕方ないです。
自業自得です。
根の処置は今度はちゃんと慎重にやっていただけるお医者様を探したいと思います。
相変わらず痛みます。
痛みが増してきてしまいました。
神経を取らなくてはならないのかもしれないんですね。
仕方ないです。
自業自得です。
根の処置は今度はちゃんと慎重にやっていただけるお医者様を探したいと思います。
回答5歯科医師の松山です。
回答日時：2014-11-24 18:28:58
神経（歯髄）を除去した後は、根管充填という処置をするのですが、根尖部まで薬剤がきちんと入っていることを、レントゲンで見せてくれたり、根管治療の予後を確かめるためにある程度観察期間を設けてくれるようなことが、望ましいです。
ワックス模型は、仕上がりの参考にするために見せてくれて相談できるのが望ましいです。
歯科医側もクラウンの厚みなどを見て切削量を検討したり、形態を確認したりします。
高い買い物？でしょうから、慎重にやってください。
ワックス模型は、仕上がりの参考にするために見せてくれて相談できるのが望ましいです。
歯科医側もクラウンの厚みなどを見て切削量を検討したり、形態を確認したりします。
高い買い物？でしょうから、慎重にやってください。
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-24 18:38:59
松山先生、ありがとうございます。
高い買い物がさらに高くなってしまいましたが、仕方ないです。
先生のアドバイスに従ってこれからお医者を探そうと思います。
高い買い物がさらに高くなってしまいましたが、仕方ないです。
先生のアドバイスに従ってこれからお医者を探そうと思います。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2014-11-24 20:19:00
術前の石膏模型が、まだ捨てずに歯科医院で保管されているとしたら、必ずご自身で保管なさってください。
もし将来、一から治療をやり直すとしたら、一旦、その術前の状態に戻してから治療再開するようになる可能性がありますから。
もし将来、一から治療をやり直すとしたら、一旦、その術前の状態に戻してから治療再開するようになる可能性がありますから。
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-24 20:59:50
回答7藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2014-11-25 13:47:53
相談者からの返信相談者：
あやまいさん
返信日時：2014-11-25 14:20:42
| タイトル | セラミック矯正をして仮歯を装着したが歯肉が赤く炎症している |
|---|---|
| 質問者 | あやまいさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 45歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯茎(歯ぐき)の腫れ 審美歯科治療(人工の歯) クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
