ほぼ全ての歯が欠損もしくは虫歯、総入れ歯を検討してます
相談者:
はるか5さん (24歳:女性)
投稿日時:2014-12-04 11:48:07
質問失礼します。
幼少の頃より虫歯と歯並びの悪さが酷く、かつ定期的に治療に通うことができない家庭であったこともあり、成人してからも金銭的な面で治療に通うことができず、恥ずかしながら24歳という年齢でほぼ全ての歯が穴が開いている状態であります。
左上1〜右上4まではほぼ折れてしまった為、成人してから差し歯にしたのですが、根本が割れてしまいそれも不安定な状態にあり、現在連結している仮歯を入れている状態です。
左上2番と左下3番は口を開けると見える部分でありながら目に見えて欠けており、それ以降の歯にもほぼ全てが神経を露出する形で大きく欠けており、そういった状態ですので口臭も気になり人目を気にしてマスクを手放せない日々を送っております。
もちろん継続的に歯科にかからなかった自身が招いた現状だというのは、痛感しております。
しかし経済的な面を見て、全ての歯をブリッジもしくはインプラント等の治療にあたることを考えると、定期的な調整や使いづらさの面を考慮しても抜歯ののち保険適用による総入れ歯の作成を望みたいと考えております。
幼少の頃より歯並びの事などで対人のコンプレックス等も強く、歯並びを一新できたら良いのにと考えておりました。
このような歯の状態にあってもやはり歯科医師の方は、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
幼少の頃より虫歯と歯並びの悪さが酷く、かつ定期的に治療に通うことができない家庭であったこともあり、成人してからも金銭的な面で治療に通うことができず、恥ずかしながら24歳という年齢でほぼ全ての歯が穴が開いている状態であります。
左上1〜右上4まではほぼ折れてしまった為、成人してから差し歯にしたのですが、根本が割れてしまいそれも不安定な状態にあり、現在連結している仮歯を入れている状態です。
左上2番と左下3番は口を開けると見える部分でありながら目に見えて欠けており、それ以降の歯にもほぼ全てが神経を露出する形で大きく欠けており、そういった状態ですので口臭も気になり人目を気にしてマスクを手放せない日々を送っております。
もちろん継続的に歯科にかからなかった自身が招いた現状だというのは、痛感しております。
しかし経済的な面を見て、全ての歯をブリッジもしくはインプラント等の治療にあたることを考えると、定期的な調整や使いづらさの面を考慮しても抜歯ののち保険適用による総入れ歯の作成を望みたいと考えております。
幼少の頃より歯並びの事などで対人のコンプレックス等も強く、歯並びを一新できたら良いのにと考えておりました。
このような歯の状態にあってもやはり歯科医師の方は、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
回答1
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-12-04 12:27:17
はるか5 さんこんにちは
>このような歯の状態にあってもやはり歯科医師の方は、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
そうですね、残せるのであれば出来るだけ天然の歯を残そうと考えます。
それは、天然の歯がある事により顎の骨が減らない、噛んだときの感覚が残るなどなど利点をあげればきりがありません。
歯をすべて抜いてしまうと骨が吸収して顔貌が変わってしまうかもしれませんよ。
>患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
可能だとは思いますが、決しておすすめできません。
はるか5さんのお歳を考えても総入れ歯と言うのは…。
私の経験ですが、やもう得ずに総入れ歯になってしまった患者さんはほぼ100%歯が無くなってしまった事を後悔されていました。
そういったことを生で聞いていますからなおさらおすすめ出来ないです。
ご参考になれば
>このような歯の状態にあってもやはり歯科医師の方は、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
そうですね、残せるのであれば出来るだけ天然の歯を残そうと考えます。
それは、天然の歯がある事により顎の骨が減らない、噛んだときの感覚が残るなどなど利点をあげればきりがありません。
歯をすべて抜いてしまうと骨が吸収して顔貌が変わってしまうかもしれませんよ。
>患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
可能だとは思いますが、決しておすすめできません。
はるか5さんのお歳を考えても総入れ歯と言うのは…。
私の経験ですが、やもう得ずに総入れ歯になってしまった患者さんはほぼ100%歯が無くなってしまった事を後悔されていました。
そういったことを生で聞いていますからなおさらおすすめ出来ないです。
ご参考になれば
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2014-12-04 12:38:12
保険改正により虫歯がある状態の歯が残っていたとすると、その上に入れ歯を作ることは禁止されたと思います。
抜歯するか金属かレジンで被覆してからでないと義歯を作れないと思います。
また多数歯の抜歯後の状態の安定を待ってからの義歯製作が一番良いかと思いますが、何分にも時間がかかり過ぎるかもしれないと思います。
そこで即時義歯という保険で認められた製作法があります。
これは要抜歯の歯を残したまま義歯を製作していき、義歯完成装着時にわざと残したままの歯の抜歯を行う方法です。
もう一つは歯周治療装置床形態の応用です。
こちらは厳密な適応条件がありますので必ずしもできると限りません。
どちらにしても歯科医院での相談が大事かと思います。
抜歯するか金属かレジンで被覆してからでないと義歯を作れないと思います。
また多数歯の抜歯後の状態の安定を待ってからの義歯製作が一番良いかと思いますが、何分にも時間がかかり過ぎるかもしれないと思います。
そこで即時義歯という保険で認められた製作法があります。
これは要抜歯の歯を残したまま義歯を製作していき、義歯完成装着時にわざと残したままの歯の抜歯を行う方法です。
もう一つは歯周治療装置床形態の応用です。
こちらは厳密な適応条件がありますので必ずしもできると限りません。
どちらにしても歯科医院での相談が大事かと思います。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-12-04 13:49:27
ご相談ありがとうございます。
>総入れ歯を検討しております。
とても良い考えです。
故河邊清治先生という総入れ歯の大家は、裏打ちもしないですむような、40年間使える総義歯を作った実績とその方法をお残しになっています。
それには条件をクリアしなければなりません。
1.35才前に全部抜歯すること
2.抜歯理由はむし歯であること
3.ひどい化膿や歯周病が無いこと
4.健康で強い身体であること
5.お一人ずつに合わせた正確な型取りができること
6.正確な噛み合わせを再現できること
7.定期的なチェックを続けること
などですが、そのうちの患者さんの数少ない条件に当てはまりそうだからです。
あとは残り後半の歯医者の腕前という条件がそろえば良いからです。
しかし、かなり腕前が必要ですからとても少ないし、保険では治療を受けられないでしょう。
また40年以上長生きした場合は、その後はそれまでとは状況が変わってしまうことは覚悟が必要です。
>、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
歯科医師ごとに考えは全く違います。
ちなみに私は本当の健康を目指している考えなので、医学的に残すべき歯は残す、という基本方針です。
>患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
ありえます。
それは医学的に正しいと診断した時です。
決して患者さんが望んだだけでは決定しません。
治療方針は医療の専門家が決めることだからです。
またお互いに望みが一致すれば良い治療になり得るからです。
ちなみに私は、歯科医師は歯だけを診る仕事では無くて、歯とつながっている口、それから身体も、そして健全な精神は健全な身体に宿るといわれるように、気持ちも診ることで本当の歯科医療ができると思っています。
その上経済的な状況は、まさに気持ちや身体に大きな影響を与えます。
また時期的な課題もあり、将来のホップ・ステップ・ジャンプという計画もあり得ます。
それらを全て総合的に、客観的に判断した結果が一番ふさわしいと思っています。
従って全ての条件をフェアーに検討して、お一人ずつがご自身に合った一番良い方法を選択すれば、総入れ歯も立派の治療となるからです。
ただ私はもし頼まれても、そういった総合的に健康と思われる歯を抜歯する気にはなれないだけです。
>総入れ歯を検討しております。
とても良い考えです。
故河邊清治先生という総入れ歯の大家は、裏打ちもしないですむような、40年間使える総義歯を作った実績とその方法をお残しになっています。
それには条件をクリアしなければなりません。
1.35才前に全部抜歯すること
2.抜歯理由はむし歯であること
3.ひどい化膿や歯周病が無いこと
4.健康で強い身体であること
5.お一人ずつに合わせた正確な型取りができること
6.正確な噛み合わせを再現できること
7.定期的なチェックを続けること
などですが、そのうちの患者さんの数少ない条件に当てはまりそうだからです。
あとは残り後半の歯医者の腕前という条件がそろえば良いからです。
しかし、かなり腕前が必要ですからとても少ないし、保険では治療を受けられないでしょう。
また40年以上長生きした場合は、その後はそれまでとは状況が変わってしまうことは覚悟が必要です。
>、根本が残っている状態や神経をとるなどの治療で済む歯が残っていることを優先的にして治療にあたられるのでしょうか?
歯科医師ごとに考えは全く違います。
ちなみに私は本当の健康を目指している考えなので、医学的に残すべき歯は残す、という基本方針です。
>患者が望むからと入れ歯の作製ができる可能性はございますか?
ありえます。
それは医学的に正しいと診断した時です。
決して患者さんが望んだだけでは決定しません。
治療方針は医療の専門家が決めることだからです。
またお互いに望みが一致すれば良い治療になり得るからです。
ちなみに私は、歯科医師は歯だけを診る仕事では無くて、歯とつながっている口、それから身体も、そして健全な精神は健全な身体に宿るといわれるように、気持ちも診ることで本当の歯科医療ができると思っています。
その上経済的な状況は、まさに気持ちや身体に大きな影響を与えます。
また時期的な課題もあり、将来のホップ・ステップ・ジャンプという計画もあり得ます。
それらを全て総合的に、客観的に判断した結果が一番ふさわしいと思っています。
従って全ての条件をフェアーに検討して、お一人ずつがご自身に合った一番良い方法を選択すれば、総入れ歯も立派の治療となるからです。
ただ私はもし頼まれても、そういった総合的に健康と思われる歯を抜歯する気にはなれないだけです。
タイトル | ほぼ全ての歯が欠損もしくは虫歯、総入れ歯を検討してます |
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質問者 | はるか5さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 総入れ歯 その他 その他(歯科医師関連) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。