前歯8本、ラミネートベニアのやり直しリスクについて

相談者: さるりさん (28歳:女性)
投稿日時:2014-12-01 13:10:45
先日、上顎左右1〜4番の計8本にラミネートベニアをしましたが、色も形もリクエスト通りでなく、かなり白くて四角く不自然です。

また当日、価格が低くなるという理由で左右4番をベニア型のアンレーにされました。
確認してみると歯の半分くらいを削られており愕然としました。

また、フロスを通す度に出血し、歯茎が少し痛みます。

模型での事前確認をお願いすれば良かったのはかなり反省しています。
症例数の多さで信用しているところがありました。
削った歯はもとに戻らないので、毎日精神不安定な状態です。

もうその先生に歯を触られるのが怖く、他院でのやり直しを検討しています。
今よりもっと削る必要があると思いますし、歯へのダメージが心配です。

象牙質まで削らないといけないかもしれませんが、その際の接着はエナメル質よりかなり劣るのでしょうか。

通常、ベニアのやり直しだとクラウンの方が多いのでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-12-01 13:30:57
さるりさん、こんにちは。

装着した修復物が期待どおりでなかったという事ですね。

他院にてやり直しを行なう場合、現状どのくらい歯を削ってあるかで修復物の選択を行なうと思われます。

また一般的にラミネートベニアは、象牙質よりもエナメル質の方が接着力は高いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さるりさん
返信日時:2014-12-05 17:52:35
飯田先生、ありがとうございます。

現在、他院で診てもらっています。

ベニアでやり直し可能と言われましたが、実際今のものを削らないとわからないので、神経を抜く処置をして被せる手法もあるかもと言われました。

見た目にすごくこだわりはあるのあるのですが、神経は絶対抜きたくないです。
他院の先生からは、今のベニアは分厚くフロスが通りにくいため、このままだと歯周病になり歯を失うと言われています。

このような症例のご経験はありますでしょうか。

文面だけで分かりにくいと思いますが、ご意見お聞かせください。
よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-12-07 15:19:11
>今よりもっと削る必要があると思いますし、歯へのダメージが心配です。
象牙質まで削らないといけないかもしれませんが、その際の接着はエナメル質よりかなり劣るのでしょうか。
>通常、ベニアのやり直しだとクラウンの方が多いのでしょうか。


通常の歯を削るタイプのべニアのやり直しの際、べニアも接着性セメント歯質を温存しながら取り除いてもらうことは可能です。

拡大鏡下で時間をかけて除去してもらえば界面は見えますから、歯を削られずにべニアだけ除去してもらえると思います。

象牙質が露出すると接着力はかなり落ちますから、丁寧な除去には時間がかかるので費用負担も必要だと思いますが、慎重に行ってもらうとよいでしょう。


べニアの形や色などの出来が不満足であっても、エナメル質をちゃんと温存していれば何度でもやりかえは可能です。

何度も外れるという場合はクラウンにされたほうがよいでしょうが、そうでなければ再製してもらえると思います。

ご参考にしてください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さるりさん
返信日時:2014-12-07 15:55:31
船橋先生、ありがとうございます。

本日、恐怖感はありましたが、もとの歯医者さんに行き、トラブルについて話しました。
歯茎の出血については歯磨きをしっかりすることで安定するらしいので、しばらく様子見になりました。

形は犬歯を四角から少しセラミック部分を削ってもらい尖らせてもらうことができ、少し自然になりました。
また何かあったら相談してくださいとのことです。

ここ最近ずっとやり直しをすることばかり考えて、歯医者さんを悪者にしているところもありました。
少なからずやり直しすることで歯の寿命も短くなるかもしれないので、これから50年くらいは使う歯ですし、じっくり解決策を考えていきたいです。

そして、周りの人には私の経験談を踏まえて、審美目的で歯を簡単に削らないこと、もし何か治療をする場合は、事前確認・信頼できる歯医者さんかどうかなどを話していきたいです。

私のような思いをする人が増えませんように。
これからも知識は増やしていきたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-12-07 16:32:41
さるりさん。

もとの歯科医院で対応してもらえてよかったですね。

審美目的で歯を簡単に削らないこと

通常のべニアでは歯を削る必要がありますけど、極薄べニアでは歯を削る必要はありません。

施術法がより繊細で高度ですから日本ではあまり普及していませんが、審美治療のために従来のべニアほど歯を削る必要はない時代になってきています。

取り返しのつかない治療を受ける前に、後戻り可能な治療を選択されるように今後はしっかり勉強されるとよいと思います。

審美治療で歯の形を変える際は、モックアップというステップをきちんと踏んでもらい、実際のお口の中で出来上がりのイメージを作ってもらうとよいのですけどね。。

セラミックでの治療でしたらフロスが通って、きちんと歯ブラシの毛先を当てる歯磨き法をされれば炎症は次第になくなってくると思います(なくならなければ何等かの問題があると思われますから歯科医院で対応してもらいましょう)から、頑張って歯磨きをマスターしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さるりさん
返信日時:2014-12-08 14:34:56
船橋先生、お忙しいところありがとうございます。

こちらでの相談により心が落ち着きました。

本当にありがとうございました。



タイトル 前歯8本、ラミネートベニアのやり直しリスクについて
質問者 さるりさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 審美歯科治療(人工の歯)
ラミネートベニア
審美歯科に関するトラブル
回答者




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