親知らずに大きな虫歯。歯科により抜歯か保存か診断が異なり迷う
相談者:
はちまろさん (19歳:男性)
投稿日時:2014-12-17 17:42:12
閲覧ありがとうございます。
右上の親知らずが大きな虫歯になってしまいました。
抜歯すべきかどうか、いくつかの歯医者に相談に行ってみたところ、意見が分かれており、正直悩んでいます。
抜歯した方が良いという歯医者は
・大きな虫歯であるし、歯ブラシもよく届いていないようなので、治療してもまた虫歯になる可能性が高い。
.抜歯するならば若いうちに抜いておいた方がいい。
今は抜歯すべきでないという歯医者は
・真っすぐ生えているし、上下の歯がきちんと噛み合っている。
・歯を抜くと脳が萎縮する。
(歯の本数とアルツハイマー病には深い関係があるらしい)
と言っておりました。
また、上の親知らずを抜歯したら、下の親知らずが斜めに傾いてくるということはあるんでしょうか?
助言を頂けると嬉しいです。
右上の親知らずが大きな虫歯になってしまいました。
抜歯すべきかどうか、いくつかの歯医者に相談に行ってみたところ、意見が分かれており、正直悩んでいます。
抜歯した方が良いという歯医者は
・大きな虫歯であるし、歯ブラシもよく届いていないようなので、治療してもまた虫歯になる可能性が高い。
.抜歯するならば若いうちに抜いておいた方がいい。
今は抜歯すべきでないという歯医者は
・真っすぐ生えているし、上下の歯がきちんと噛み合っている。
・歯を抜くと脳が萎縮する。
(歯の本数とアルツハイマー病には深い関係があるらしい)
と言っておりました。
また、上の親知らずを抜歯したら、下の親知らずが斜めに傾いてくるということはあるんでしょうか?
助言を頂けると嬉しいです。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2014-12-17 18:30:00
はちまろ さん、こんにちは
私は抜歯派ですね。
その先生のおっしゃる通りで親知らずの虫歯は意外と速く進んでしまうことが多いです。
あと、歯を抜くと脳が委縮するというのは効いたことがありません。
私が考える親知らずの抜歯基準について転記しておきますね
-----------------
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいですから・・・。
私は抜歯派ですね。
その先生のおっしゃる通りで親知らずの虫歯は意外と速く進んでしまうことが多いです。
あと、歯を抜くと脳が委縮するというのは効いたことがありません。
私が考える親知らずの抜歯基準について転記しておきますね
-----------------
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。もし妊娠を予定されている方は自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいですから・・・。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-12-17 18:36:26
はちまろ さんこんにちは
実際の細かい状況がわからないのでハッキリどちらとは言いにくいのですが、私の個人的な意見としては 抜歯をおすすめしています。
その理由は
>大きな虫歯であるし、歯ブラシもよく届いていないようなので、治療してもまた虫歯になる可能性が高い。
また、隣の健全な歯も巻き添えになって虫歯になる可能性もある。
という理由もありますし、器具が入りにくかったりしてきちっとした虫歯の治療が出来ない可能性があるからです。
きちっと治療が出来なければまた虫歯になりますよね。
もちろん、きちっと治療が出来てプラークコントロールがで来て、きちんと噛み合わさっているのであれば残す場合もあります。
>上の親知らずを抜歯したら、下の親知らずが斜めに傾いてくる
と言うよりは、延びてくる可能性はありますね。
そのままの場合もあります。
延びてきて噛み合わせに影響がでるなどした場合には抜く可能性もあります。
ご参考になれば
実際の細かい状況がわからないのでハッキリどちらとは言いにくいのですが、私の個人的な意見としては 抜歯をおすすめしています。
その理由は
>大きな虫歯であるし、歯ブラシもよく届いていないようなので、治療してもまた虫歯になる可能性が高い。
また、隣の健全な歯も巻き添えになって虫歯になる可能性もある。
という理由もありますし、器具が入りにくかったりしてきちっとした虫歯の治療が出来ない可能性があるからです。
きちっと治療が出来なければまた虫歯になりますよね。
もちろん、きちっと治療が出来てプラークコントロールがで来て、きちんと噛み合わさっているのであれば残す場合もあります。
>上の親知らずを抜歯したら、下の親知らずが斜めに傾いてくる
と言うよりは、延びてくる可能性はありますね。
そのままの場合もあります。
延びてきて噛み合わせに影響がでるなどした場合には抜く可能性もあります。
ご参考になれば
回答3
ハシモトデンタルオフィス 花園分院(東大阪市)の鈴木です。
回答日時:2014-12-17 18:55:55
はちまろさん こんばんは
大阪で勤務している鈴木と申します。
親知らずを抜歯するかどうかで悩まれているようですね。
虫歯になってしまっているようなら抜歯をオススメします。
理由としては磨きにくいため普段から清掃がしっかりできておらず虫歯になってしまった可能性が高いため、治療してもまた虫歯になってしまう可能性が高く、他の先生方が言われているように隣の歯まで虫歯になってしまうことがあるからです。
参考になれば幸いです。
大阪で勤務している鈴木と申します。
親知らずを抜歯するかどうかで悩まれているようですね。
虫歯になってしまっているようなら抜歯をオススメします。
理由としては磨きにくいため普段から清掃がしっかりできておらず虫歯になってしまった可能性が高いため、治療してもまた虫歯になってしまう可能性が高く、他の先生方が言われているように隣の歯まで虫歯になってしまうことがあるからです。
参考になれば幸いです。
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-12-17 19:05:38
>歯を抜くと脳が萎縮する。
>(歯の本数とアルツハイマー病には深い関係があるらしい)
おそらく、下記のリンク先のようなことを言いたいのかと思いますが、ここで言う臼歯に、親知らずは含まれていないはずです。
虫歯になってしまうような親知らずなのでしたら、私も抜歯していただくことをお勧めします。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/koho_press/press/h2501-12/p_kaicm9.html
>(歯の本数とアルツハイマー病には深い関係があるらしい)
おそらく、下記のリンク先のようなことを言いたいのかと思いますが、ここで言う臼歯に、親知らずは含まれていないはずです。
虫歯になってしまうような親知らずなのでしたら、私も抜歯していただくことをお勧めします。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/koho_press/press/h2501-12/p_kaicm9.html
相談者からの返信
タイトル | 親知らずに大きな虫歯。歯科により抜歯か保存か診断が異なり迷う |
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質問者 | はちまろさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 19歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずの虫歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。