2歳7ヶ月児、臼歯部開咬。提示された治療方針が適しているか不安
相談者:
ゆきyさん (2歳:女性)
投稿日時:2014-12-14 23:17:52
こんばんは。
2歳7ヶ月の女の子の母親です。
子供の噛み合わせ(臼歯部開咬)について相談です。
現在、前歯は噛み合っています(下の前歯に上の前歯が少し被さっていて丁度いいくらいみたいです)が、奥歯が全く噛み合っておらず、隙間が開いている状態です。
生まれた時から、上より下の歯茎が出ていました。
前歯だけ生えてた時期は、下顎を出すような仕草がよく見れ、どう押さえても下の前歯の方がでていました。
現在は、上の一番奥の歯(E)が2本生えていないだけで、他は全て生えていて、下顎を出すような仕草は減りました。
外見上は問題ありません。
食事では固いものも何でも食べますが、下顎を出して食べているようです。
最近歯科受診し、先生は、まだ幼いからまずは、3歳になるまで顎だして食べる癖を治すために、食べる時に顎を出さないように声を掛けるようにして、3歳になったら受け口の治療で使う下顎の成長を抑える帽子のようなものをつけましょうか ということを言っていました。
しかし、私は幼いので顎を出さないようにと言っても、理解するのは難しいですし、実際に顎を出さず噛むということは、奥歯が噛み合っていないので実際には困難なことではないのかなと思います。
そして、先生は珍しいねと言ってずっと、悩んでいました。
幼いのもあると思いますが、その反応を見ていると、本当にその治療が適しているのだろうかと不安です。
また後日他の歯科でも、相談予定です。
このような場合は、どのような治療をするのでしょうか。
住んでいるところが、島でとても田舎なので本当に適した治療を行ってもらえるのか、不安もあり相談させていただきました。
長くなりましたが、よろしくお願いします。
2歳7ヶ月の女の子の母親です。
子供の噛み合わせ(臼歯部開咬)について相談です。
現在、前歯は噛み合っています(下の前歯に上の前歯が少し被さっていて丁度いいくらいみたいです)が、奥歯が全く噛み合っておらず、隙間が開いている状態です。
生まれた時から、上より下の歯茎が出ていました。
前歯だけ生えてた時期は、下顎を出すような仕草がよく見れ、どう押さえても下の前歯の方がでていました。
現在は、上の一番奥の歯(E)が2本生えていないだけで、他は全て生えていて、下顎を出すような仕草は減りました。
外見上は問題ありません。
食事では固いものも何でも食べますが、下顎を出して食べているようです。
最近歯科受診し、先生は、まだ幼いからまずは、3歳になるまで顎だして食べる癖を治すために、食べる時に顎を出さないように声を掛けるようにして、3歳になったら受け口の治療で使う下顎の成長を抑える帽子のようなものをつけましょうか ということを言っていました。
しかし、私は幼いので顎を出さないようにと言っても、理解するのは難しいですし、実際に顎を出さず噛むということは、奥歯が噛み合っていないので実際には困難なことではないのかなと思います。
そして、先生は珍しいねと言ってずっと、悩んでいました。
幼いのもあると思いますが、その反応を見ていると、本当にその治療が適しているのだろうかと不安です。
また後日他の歯科でも、相談予定です。
このような場合は、どのような治療をするのでしょうか。
住んでいるところが、島でとても田舎なので本当に適した治療を行ってもらえるのか、不安もあり相談させていただきました。
長くなりましたが、よろしくお願いします。
回答1
回答日時:2014-12-14 23:48:23
少し想像するのが難しいですね。
確かに珍しい、骨格の強い個性が出ているのかも知れませんし、歯が生えきってないだけかも知れませんし、それか単なる癖なのかも知れませんね。
ご家族に受け口の方とかはいらっしゃるのでしょうか?
やはり実際に診察を受けて相談されるのがお勧めですが、理屈の上では硬い物をよく食べると奥歯はよく使う様になりますし、咀嚼や呼吸に関連する様な悪い癖なども治りやすくなるはずです。
年齢的に限度もあるかと思いますが、様子を見ながら出来るだけ硬い食事を与える様にするというのは日頃から意識してみてもいいのかなと思いますよ。
食事を小さく切って与えているなら少しずつ大きくしたり、おやつにスルメ等をすすめたり、すぐに飲み込む癖があるなら大人がお手本を見せて、味付けの薄いものをたくさん噛んで味わってから飲み込む練習をするとか、などなど・・。
あと3歳ごろの受け口の矯正であれば、下顎の成長を抑える帽子のようなものもありますが、寝るときに使用するマウスピースタイプのものも選択肢としてあります。
先生ごとで好みや経験値があるかと思いますのでよく相談してみて下さいね。
確かに珍しい、骨格の強い個性が出ているのかも知れませんし、歯が生えきってないだけかも知れませんし、それか単なる癖なのかも知れませんね。
ご家族に受け口の方とかはいらっしゃるのでしょうか?
やはり実際に診察を受けて相談されるのがお勧めですが、理屈の上では硬い物をよく食べると奥歯はよく使う様になりますし、咀嚼や呼吸に関連する様な悪い癖なども治りやすくなるはずです。
年齢的に限度もあるかと思いますが、様子を見ながら出来るだけ硬い食事を与える様にするというのは日頃から意識してみてもいいのかなと思いますよ。
食事を小さく切って与えているなら少しずつ大きくしたり、おやつにスルメ等をすすめたり、すぐに飲み込む癖があるなら大人がお手本を見せて、味付けの薄いものをたくさん噛んで味わってから飲み込む練習をするとか、などなど・・。
あと3歳ごろの受け口の矯正であれば、下顎の成長を抑える帽子のようなものもありますが、寝るときに使用するマウスピースタイプのものも選択肢としてあります。
先生ごとで好みや経験値があるかと思いますのでよく相談してみて下さいね。
相談者からの返信
相談者:
ゆきyさん
返信日時:2014-12-15 00:20:17
渡辺先生回答ありがとうございます。
周りに受け口の人はいません。
硬いものを食べさせたりして咀嚼を促すのは顎の成長などにとても重要なことだと思います。
しかし、普段の噛み合わせだと奥歯は噛み合いません。
下顎を出すと奥歯は噛み合います。
奥歯が噛み合わないと硬いものを咀嚼することは難しいことなのではないかと思ったのですが、そうではないのでしょうか。
もし、そうであれば今の噛み合わせだと下顎を出さなきゃ咀嚼はできませんし、そのようにして食べていると、今は受け口ではありませんが、将来受け口になるのでないかと不安があります。
現在、声掛して意識させてますが、硬いものほど下顎を出して食べます。
先生の言う通り、実際に診察しなければ分からないかもしれませんが、文章で分かることがありましたらまたお返事をいただけると嬉しいです。
それから、臼歯部開咬は基本的に受け口と同じような治療になるのでしょうか。
周りに受け口の人はいません。
硬いものを食べさせたりして咀嚼を促すのは顎の成長などにとても重要なことだと思います。
しかし、普段の噛み合わせだと奥歯は噛み合いません。
下顎を出すと奥歯は噛み合います。
奥歯が噛み合わないと硬いものを咀嚼することは難しいことなのではないかと思ったのですが、そうではないのでしょうか。
もし、そうであれば今の噛み合わせだと下顎を出さなきゃ咀嚼はできませんし、そのようにして食べていると、今は受け口ではありませんが、将来受け口になるのでないかと不安があります。
現在、声掛して意識させてますが、硬いものほど下顎を出して食べます。
先生の言う通り、実際に診察しなければ分からないかもしれませんが、文章で分かることがありましたらまたお返事をいただけると嬉しいです。
それから、臼歯部開咬は基本的に受け口と同じような治療になるのでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ゆきyさん
返信日時:2014-12-15 00:40:03
渡辺先生回答ありがとうございます。
周りに受け口の人はいません。
硬いものを食べさせたりして咀嚼を促すのは顎の成長などにとても重要なことだと思います。
しかし、普段の噛み合わせだと奥歯は噛み合いません。 下顎を出すと奥歯は噛み合います。
奥歯が噛み合わないと硬いものを咀嚼することは難しいことなのではないかと思ったのですが、そうではないのでしょうか。
もし、そうであれば今の噛み合わせだと下顎を出さなきゃ咀嚼はできませんし、そのようにして食べていると、今は受け口ではありませんが、将来受け口になるのでないかと不安があります。
現在、声掛して意識させてますが、硬いものほど下顎を出して食べます。
先生の言う通り、実際に診察しなければ分からないかもしれませんが、文章で分かることがありましたらまたお返事をいただけると嬉しいです。
それから、臼歯部開咬は基本的に受け口と同じような治療になるのでしょうか。
周りに受け口の人はいません。
硬いものを食べさせたりして咀嚼を促すのは顎の成長などにとても重要なことだと思います。
しかし、普段の噛み合わせだと奥歯は噛み合いません。 下顎を出すと奥歯は噛み合います。
奥歯が噛み合わないと硬いものを咀嚼することは難しいことなのではないかと思ったのですが、そうではないのでしょうか。
もし、そうであれば今の噛み合わせだと下顎を出さなきゃ咀嚼はできませんし、そのようにして食べていると、今は受け口ではありませんが、将来受け口になるのでないかと不安があります。
現在、声掛して意識させてますが、硬いものほど下顎を出して食べます。
先生の言う通り、実際に診察しなければ分からないかもしれませんが、文章で分かることがありましたらまたお返事をいただけると嬉しいです。
それから、臼歯部開咬は基本的に受け口と同じような治療になるのでしょうか。
回答2
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2014-12-15 09:08:24
>普段の噛み合わせだと奥歯は噛み合いません。
>下顎を出すと奥歯は噛み合います。
このことから、むしろ普段が反対咬合(受け口)なのではないかと推測されます。
もしそうであれば必然的にものを食べるときに下顎が前に出ると思いますので、それをやめさせるのは問題があると考えられます。
いずれにしても具体的な治療に入るのは早くても3歳過ぎくらいからになると思います。
それまでは下顎を前に出すことについてはあまり意識せず、
・よく噛んで食べる
・正しい姿勢で食べる
・できるだけ仰向けで寝るようにする(うつぶせ寝をさせない)
・お口がポカンとあいていたら指摘してあげる
などを心掛けると良いでしょう。
>下顎を出すと奥歯は噛み合います。
このことから、むしろ普段が反対咬合(受け口)なのではないかと推測されます。
もしそうであれば必然的にものを食べるときに下顎が前に出ると思いますので、それをやめさせるのは問題があると考えられます。
いずれにしても具体的な治療に入るのは早くても3歳過ぎくらいからになると思います。
それまでは下顎を前に出すことについてはあまり意識せず、
・よく噛んで食べる
・正しい姿勢で食べる
・できるだけ仰向けで寝るようにする(うつぶせ寝をさせない)
・お口がポカンとあいていたら指摘してあげる
などを心掛けると良いでしょう。
回答3
回答日時:2014-12-15 09:21:48
なるほどですね。
文面からの話ですが、いわゆる「機能性の反対咬合」と呼ばれる状況っぽいです。
つまり、前歯の位置関係のために、自然な位置(顎は後ろに引いた状態)で噛もうとすると前歯がぶつかってしまって、それを避けて顎を前に出さないと奥歯で噛めない、という状況が疑われます。
(奥歯が低い訳ではなくて前歯が邪魔して奥歯で噛みにくい状態)
それで堀先生も、上の前歯が更に引っ込まない様にうつ伏せ寝など警戒されているのだと思います。
この場合、奥歯で噛もうと思っても前歯がそこにある限り無理ですから、食事の時に顎が前に出てしまうのは仕方がないですね。
いくつか可能性はあると思いますが、このままの状態で成長していってしまえば顎そのものが前に出て「骨格性の反対咬合」になる可能性もおそらくありますので、他の不正咬合の場合と違って早めの治療介入は正当性があると考えられます。
その場合もやはり3歳以降が目安ですから、やはり現在の予定通り、もう少し時間を置いてから何らかの装置を利用して改善を促していく形になると思います。
とても良いタイミングで発見出来たのではないでしょうか。
適当な時期になるまでは、堀先生が回答された様に下顎を前に出すことは意識せずに一般的なことだけ注意しておけばいいと思いますよ。
文面からの話ですが、いわゆる「機能性の反対咬合」と呼ばれる状況っぽいです。
つまり、前歯の位置関係のために、自然な位置(顎は後ろに引いた状態)で噛もうとすると前歯がぶつかってしまって、それを避けて顎を前に出さないと奥歯で噛めない、という状況が疑われます。
(奥歯が低い訳ではなくて前歯が邪魔して奥歯で噛みにくい状態)
それで堀先生も、上の前歯が更に引っ込まない様にうつ伏せ寝など警戒されているのだと思います。
この場合、奥歯で噛もうと思っても前歯がそこにある限り無理ですから、食事の時に顎が前に出てしまうのは仕方がないですね。
いくつか可能性はあると思いますが、このままの状態で成長していってしまえば顎そのものが前に出て「骨格性の反対咬合」になる可能性もおそらくありますので、他の不正咬合の場合と違って早めの治療介入は正当性があると考えられます。
その場合もやはり3歳以降が目安ですから、やはり現在の予定通り、もう少し時間を置いてから何らかの装置を利用して改善を促していく形になると思います。
とても良いタイミングで発見出来たのではないでしょうか。
適当な時期になるまでは、堀先生が回答された様に下顎を前に出すことは意識せずに一般的なことだけ注意しておけばいいと思いますよ。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-12-15 10:42:22
2歳から永久歯列に変化するまでにはかなりの期間を要しますから、その間に修正できればよい程度の認識でよいと思います。
前歯の被蓋関係が反対咬合やクロスバイトになっていれば上顎骨の前方への発育を抑制しますから咬合関係を改善したほうがよいでしょうが、そうでなければ現時点で歯を矯正する必要はないでしょう。
主治医が言われるように乳歯列が完成する3歳まで様子を見ておけばよいのではないかと思います。
>、3歳になったら受け口の治療で使う下顎の成長を抑える帽子のようなものをつけましょうか ということを
この時点で成長抑制具を使用するのはどうかな?と思います。
上顎の前方発育を促進させた方がよいのではないかと思いますし、ムーシールドやインファンとトレーナーなど上顎発育を促進するような無理のない装置もあるので今の期間にしっかり矯正治療について勉強してみらてはいかがでしょう?
それよりも口呼吸になっていないか?鼻が詰まっていないか?
睡眠時に口が開きやすかったり、うつ伏せや仰向けになりやすくないか?
ゴロゴロ寝返ることはないか?姿勢がぐにゃぐにゃしていないか?
食事の時にちゃんと足をついて姿勢よく食事できているか?
滑舌は悪くないか?
そういう基本的なことがちゃんと身体の成長に伴って獲得できているかどうかのほうが心配です。
基本的な生活を見直してお子様の成長発育を促進してあげてください。
前歯の被蓋関係が反対咬合やクロスバイトになっていれば上顎骨の前方への発育を抑制しますから咬合関係を改善したほうがよいでしょうが、そうでなければ現時点で歯を矯正する必要はないでしょう。
主治医が言われるように乳歯列が完成する3歳まで様子を見ておけばよいのではないかと思います。
>、3歳になったら受け口の治療で使う下顎の成長を抑える帽子のようなものをつけましょうか ということを
この時点で成長抑制具を使用するのはどうかな?と思います。
上顎の前方発育を促進させた方がよいのではないかと思いますし、ムーシールドやインファンとトレーナーなど上顎発育を促進するような無理のない装置もあるので今の期間にしっかり矯正治療について勉強してみらてはいかがでしょう?
それよりも口呼吸になっていないか?鼻が詰まっていないか?
睡眠時に口が開きやすかったり、うつ伏せや仰向けになりやすくないか?
ゴロゴロ寝返ることはないか?姿勢がぐにゃぐにゃしていないか?
食事の時にちゃんと足をついて姿勢よく食事できているか?
滑舌は悪くないか?
そういう基本的なことがちゃんと身体の成長に伴って獲得できているかどうかのほうが心配です。
基本的な生活を見直してお子様の成長発育を促進してあげてください。
相談者からの返信
相談者:
ゆきyさん
返信日時:2014-12-16 21:58:43
渡辺先生、堀先生、船橋先生 回答ありがとうございます。
今後、上手く治療したり、改善すべき点を改善して噛み合わせがよくなるまでは不安は消えませんが、今回先生方に回答をいただき少し安心できました。
また何かあったら相談させて下さい。
ありがとうございました。
今後、上手く治療したり、改善すべき点を改善して噛み合わせがよくなるまでは不安は消えませんが、今回先生方に回答をいただき少し安心できました。
また何かあったら相談させて下さい。
ありがとうございました。
タイトル | 2歳7ヶ月児、臼歯部開咬。提示された治療方針が適しているか不安 |
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質問者 | ゆきyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 2歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 噛み合わせ(咬合)その他 子供の歯列矯正 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。