若年性歯周病との診断で外科的手術済み。今後は専門医通院がよい？

相談者：しんばさん (30歳：女性)

投稿日時：2014-12-18 00:13:19

4年前に歯茎の痛みで歯医者へ行き、若年性歯周病と診断されました。

上下左右とも前から6～8番目の歯周ポケットが7～9mmあり、下前歯に至っては歯茎が下がって歯が全部見えている状態でした。

「典型的な若年性歯周病です」

と言われ、それからはスケーリング、ルートプレーニングを行ってもらい、歯茎の炎症が落ち着いたところで5ヶ所ともフラップ手術を行いました。
そのおかげで歯周ポケットも少し浅くなりました。
その他には就寝中のくいしばりで歯茎が痛かったのでマウスピースをしていた時期もあります。

それからは定期的に歯石取りのメンテナンスを行っていましたが、1年前に左の前から7番目は自然に骨から抜けてしまい、抜歯後に被せ物をしました。

現在はたまにどこかしらの歯茎が疼くことはありますが、1日くらいで落ち着くため4ヶ月前に歯石取りに行ったきりです。
先生からは

「歯周病は完治は難しいし、特にあなたは重度のためいつまた悪化してもおかしくないから、2ヶ月に1度くらいはメンテナンスに来てください」

と言われていたので、またメンテナンスに行こうと思っているところです。

そこで質問なんですが、少し遠方に歯周病を専門に扱っている歯医者があります。
今後の治療が長期的になることを踏まえると、歯周病も扱っている今の歯医者より、歯周病専門の歯医者に変えた方がいいのではと悩んでしまいます。

今の先生はとても親切に治療していただき、相談にものっていただいて信頼しているんですが、やはり専門的な歯医者の方が今後の歯の保存のためにはいいのか、ぜひアドバイスを下さい。

回答1

山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。

回答日時：2014-12-18 02:20:51

こんばんは。

４年前に若年性歯周病と診断されて治療を受けていたにもかかわらず左上の７番が抜けてしまったようですね。

治らない原因は歯磨き指導がうまくいっていないか指導そのものがなかったかのどちらかだと思います。

歯磨き指導で歯磨き技術の習得もせずいきなりスケーリング､ルートプレーニングをやっても治りません。

先ず歯磨きが上手にできるようになるまで歯磨き練習をすべきです、今同じような若年性歯周病の方の歯磨き練習を始めたので参考になさってください。

若年性歯周病　http://yamadashika.jugem.jp/?cid=242
毛先磨き　http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki

回答2

大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。

回答日時：2014-12-18 08:25:08

まず今の担当のドクターに、

１）今後の見通し
２）それに対するメンテナンス計画
３）それが成功する可能性

などについて話を聞くべき他と思います。
その上で、心配であれば歯周病専門医を受診して、話を聞いてみてもいいでしょう。

ただ歯周病専門医にも２通りあって、リスクの歯を敢えて保存することに長けているタイプと、リスクのある歯を積極的に抜歯して、インプラントへ置き換えて、メンテナンスしていくタイプがいます。

お大事にどうぞ。

3人の専門家がこの回答を支持しています

タイトル	若年性歯周病との診断で外科的手術済み。今後は専門医通院がよい？
質問者	しんばさん
地域	非公開
年齢	30歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	歯周病(歯槽膿漏)治療侵襲性歯周炎(若年性の歯周病)
回答者	山田　豊和先生大野　純一先生

歯科相談掲示板へ

上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。