左下7番、抜歯か保存かで歯科医の意見が異なる

相談者: とまこさん (56歳:女性)
投稿日時:2014-12-14 12:01:10
左下7番を抜歯するか、保存するかで2つの歯科で意見が異なりご相談します。

抜髄クラウンをかぶせている左下7番が、その下で化膿したので、近所の歯科で治療中です。
抜歯になるかもしれないと言われて、別の歯科でも診てもらいました。

詳しく診てもらうためマイクロスコープを備えている歯科を受診しました。
結論は抜歯が適当であるとのこと。

理由は、レントゲンだと保存可能に見えるがマイクロスコープでは、歯根に穴が開いている。
穴を塞ぎ、再根管治療を試みることは可能だが成功率が低い。
歯冠部分にも穴があり、こちらを塞いでも早晩歯が割れる可能性が高い。
骨がとけてくるので、できるだけ早く抜くことが望ましいとのことでした。

抜歯後の処置については、本人の意思もあるから話し合って決めるが、自分としてはブラキシズムがひどいのでインプラントは勧めない、延長ブリッジを提案するとのことでした。

その後、近所の歯科で抜歯するか再度尋ねたところ、薬を詰めてまた被せる治療をする、抜歯はしないと答えられました。

別の歯科の意見を話しましたが、その先生は自分は抜くつもりはないと繰り返され話は打ち切りになりました。

再根管治療の難度が高いと思われるのに、その説明はなく、抜かないで済むのはありがたいですが、すぐに不具合がおこり、結局抜歯になるかもしれないと不安です。

二番目の先生は、保存治療が不可能なわけではないが、時間とお金を使って保存しても比較的短期間でダメになるだろうという予測をして抜歯を勧めるとのことでした。

化膿してひどく痛み出してから、3週間ほど経ちますが、強い痛みは収まったものの歯を軽く叩くと痛みがあり、化膿は続いていると思われます。

二番目の先生の勧めに従って、抜歯すべきではないかと考えているのですが専門家の先生方はどうお考えになりますか? 

アドバイスをいただけると大変ありがたく思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 12:16:31
ご相談ありがとうございます。


歯科医療の進歩も著しく、穴が開いてもそこを塞ぐ新しい方法も出ています。

確かに健康な時よりも弱くなりますが、今よりも良くなる可能性があります。
根管治療の専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

7番はとても大事な歯です。
ブラキシズムがあれば7番があっても無くても治療は難しく、噛み合わせの問題を解決できないと、延長ブリッジをするとその為に6番も早く失う危険も出てきます。

痛みが治まっている今、少し調べても良いかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-12-14 14:36:41
こんにちは。

文面拝見いたしました、もしパーフォレーションがあって歯冠部分にも欠損があるとのことですが、個人的には意図的再植の手法を使えばパーフォレーションリペアも欠損歯質の再建も可能です。

引き受けていただけるDrを探されて、相談なされば抜歯せずに済むように思います。

パーフォレーションリペアその1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3109
パーフォレーションリペアその2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2836
歯質の再建その1 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3247
歯質の再建その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3244

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とまこさん
返信日時:2014-12-19 19:41:49
さがら先生
山田先生

早速のアドバイスをいただき、ありがとうございます!
返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

両方の歯科医に、他方の診療方針を話してみましたが、どちらも自分としては、抜歯、保存で治療するという回答でした。

マイクロスコープを備えた歯科医院のほうで、再根管治療と再建をお願いできないか尋ねてみたのですが、NOでした。

さがら先生も山田先生も、保存の方針で治療してくれる歯科医を探してみてはということでしたので、サードオピニオンをとることにしました。

年末は予約がとれず、年明けそうそうに診ていただくよう予約を入れました。

私の住む地域ではなかなか評判の歯科医なので、この方の判断を聞いて決めようと思います。

残念なことにこの先生の医院は、住まいからかなり遠いので治療をお願いするのは無理なのが、残念なのですが。

抜歯するか保存かの判断は最終的には自分で決めなくてはならないので、このサイトはとても勉強になります。

適切なアドバイス、どうもありがとうございました。



タイトル 左下7番、抜歯か保存かで歯科医の意見が異なる
質問者 とまこさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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