保険銀歯の二次虫歯治療後、メタルボンドか銀歯かで迷う
相談者:
しげしげさん (55歳:男性)
投稿日時:2015-01-04 17:36:09
こんにちは。
相談させていただきます。
右下5番、現在保険の銀クラウン+メタルコアです。
定期検診で歯茎が下がり虫歯が出来ているといわれ治療予定です。
クラウンは作り直しますが、土台はそのまま使いたい(歯が折れる可能性があるので)とのことです。
銀歯にするか、メタルボンドにするかの二通りの選択肢がありますが迷っています。
メタルボンドにする場合、
@土台を削ることになるが問題はないのでしょうか。
A現在奥の6番が部分入れ歯で、対象の5番の歯は入れ歯の支えとなる歯なので、着脱時を含めバネとレストで常時負荷がかかることになります。
そのために、セラミックが割れたりするのではないかと心配です。
B割れるリスクがあるのなら、やり直し等でクラウンをはずすことになれば多少なりとも削ることになり、歯を残せなくなるのではと心配になります。
Cまた、食いしばりもあるため、メタルボンドは硬いということも聞くので使い慣れた銀歯のほうがよいのではと迷ってしまいます。
総合的にどちらのほうがよいのかアドバイスをいただければありがたいです。
相談させていただきます。
右下5番、現在保険の銀クラウン+メタルコアです。
定期検診で歯茎が下がり虫歯が出来ているといわれ治療予定です。
クラウンは作り直しますが、土台はそのまま使いたい(歯が折れる可能性があるので)とのことです。
銀歯にするか、メタルボンドにするかの二通りの選択肢がありますが迷っています。
メタルボンドにする場合、
@土台を削ることになるが問題はないのでしょうか。
A現在奥の6番が部分入れ歯で、対象の5番の歯は入れ歯の支えとなる歯なので、着脱時を含めバネとレストで常時負荷がかかることになります。
そのために、セラミックが割れたりするのではないかと心配です。
B割れるリスクがあるのなら、やり直し等でクラウンをはずすことになれば多少なりとも削ることになり、歯を残せなくなるのではと心配になります。
Cまた、食いしばりもあるため、メタルボンドは硬いということも聞くので使い慣れた銀歯のほうがよいのではと迷ってしまいます。
総合的にどちらのほうがよいのかアドバイスをいただければありがたいです。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-01-05 09:06:20
ご相談ありがとうございます。
>@土台を削ることになるが問題はないのでしょうか。
土台が信頼できる物であれば問題ありません。
信頼できない土台ならば、折れるリスクを負いながら外さなければなりません。
信頼できない土台も、折れる事も、歯を失うリスクは遅かれ早かれ同じだからです。
ちなみに私は土台を外さなければならない事にとても頻繁に遭遇しました。
治療を受ける方がもし長期の成功を望まれている場合は、信頼できない土台という砂上の楼閣を築く意味がありませんから、折れても良いと許可を頂いた場合は信頼できない土台を全部外します。
結果的に1本も折れた事はありませんでした。
知識と技術と慣れがあればふつう大丈夫だからです。
>A現在奥の6番が部分入れ歯で、対象の5番の歯は入れ歯の支えとなる歯なので、着脱時を含めバネとレストで常時負荷がかかることになります。
>そのために、セラミックが割れたりするのではないかと心配です。
適切な設計と製作であれば、全く問題ありません。
ただ1本の歯を作るだけとは難しさが違います。
入れ歯の設計と総合的に治療すれば、5番も入れ歯も20年30年と使える事は不可能ではありません。
>B割れるリスクがあるのなら、やり直し等でクラウンをはずすことになれば多少なりとも削ることになり、歯を残せなくなるのではと心配になります。
くり返せば当然歯の寿命は縮まります。
歯を入れるだけではなく、一生歯を残す目標も同時にお話しすると良いと思います。
お話ししないと、またくり返しは承知の上という治療となるでしょう。
その結果、入れ歯がだんだん大きくなり総入れ歯になるのは時間の問題となります。
理想のゴールは、一生歯が残る事、治療のくり返しは終わりになる事です。
それは可能です。
>Cまた、食いしばりもあるため、メタルボンドは硬いということも聞くので使い慣れた銀歯のほうがよいのではと迷ってしまいます。
関係ありません。
食いしばりはそれ自体が異常です。
かぶせなければ行けない5番も異常です。
それぞれ別の二つの異常はそれぞれに対応して、両方が総合的に働くようにすればうまくいくはずです。
>@土台を削ることになるが問題はないのでしょうか。
土台が信頼できる物であれば問題ありません。
信頼できない土台ならば、折れるリスクを負いながら外さなければなりません。
信頼できない土台も、折れる事も、歯を失うリスクは遅かれ早かれ同じだからです。
ちなみに私は土台を外さなければならない事にとても頻繁に遭遇しました。
治療を受ける方がもし長期の成功を望まれている場合は、信頼できない土台という砂上の楼閣を築く意味がありませんから、折れても良いと許可を頂いた場合は信頼できない土台を全部外します。
結果的に1本も折れた事はありませんでした。
知識と技術と慣れがあればふつう大丈夫だからです。
>A現在奥の6番が部分入れ歯で、対象の5番の歯は入れ歯の支えとなる歯なので、着脱時を含めバネとレストで常時負荷がかかることになります。
>そのために、セラミックが割れたりするのではないかと心配です。
適切な設計と製作であれば、全く問題ありません。
ただ1本の歯を作るだけとは難しさが違います。
入れ歯の設計と総合的に治療すれば、5番も入れ歯も20年30年と使える事は不可能ではありません。
>B割れるリスクがあるのなら、やり直し等でクラウンをはずすことになれば多少なりとも削ることになり、歯を残せなくなるのではと心配になります。
くり返せば当然歯の寿命は縮まります。
歯を入れるだけではなく、一生歯を残す目標も同時にお話しすると良いと思います。
お話ししないと、またくり返しは承知の上という治療となるでしょう。
その結果、入れ歯がだんだん大きくなり総入れ歯になるのは時間の問題となります。
理想のゴールは、一生歯が残る事、治療のくり返しは終わりになる事です。
それは可能です。
>Cまた、食いしばりもあるため、メタルボンドは硬いということも聞くので使い慣れた銀歯のほうがよいのではと迷ってしまいます。
関係ありません。
食いしばりはそれ自体が異常です。
かぶせなければ行けない5番も異常です。
それぞれ別の二つの異常はそれぞれに対応して、両方が総合的に働くようにすればうまくいくはずです。
相談者からの返信
相談者:
しげしげさん
返信日時:2015-01-05 14:08:18
さがら先生 ありがとうございます。
主治医の先生に治療のくり返しにならないように相談してみます。
また自分でも歯を残す努力を続けたいと思います。
主治医の先生に治療のくり返しにならないように相談してみます。
また自分でも歯を残す努力を続けたいと思います。
タイトル | 保険銀歯の二次虫歯治療後、メタルボンドか銀歯かで迷う |
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質問者 | しげしげさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のクラウン(奥歯:銀歯) メタルボンド クラウンの作り直し・再治療 部分入れ歯 その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。