衛生士学生、リン酸酸性フッ化ナトリウム製剤のレジン歯への使用
相談者:
leboさん (21歳:女性)
投稿日時:2015-01-08 09:50:39
歯科衛生士学校の学生です。
国家試験の昨年の過去問に、疑問点があるので、質問させていただきます。
学校の担当指導教官には質問したのですが、明確な回答が得られなくて。
2014年歯科衛生士国家試験過去問 問題96 です。
問 リン酸酸性フッ化ナトリウム製剤の繰り返し使用を避けるのはどれか?2つ選べ。
a 金合金
b ジルコニア
c ポーセレン
d コンポジットレジン
で、答えは cとdです。
自分なりに色々調べたのですが、<フッ化物をめぐる誤解を解くための12章、医歯薬出版、2014>にフッ化物応用の注意点に チタンインプラント、ポーセレンジャケットクラウン、コンポジットレジンは、高濃度で酸性化したフッ化物の応用による、変色や劣化を考慮しなければならず、このような歯科材料を口腔内に有する患者への対応について、適切な方法を考える必要がある。
と記載がありました。
しかし、実際に臨床実習の現場では、大学病院でも開業医さんでも、定期検診の度に子ども達などにフッ素塗布を行っているのを良く見かけましたし、定期検診の度に塗ることは、繰り返しの使用だとも思います。
ほとんどの人の口腔内にレジンは充填されてる気がするし、結局どれくらいのペースで使ったら、フッ素は大丈夫なのでしょうか?
混乱しています。
よろしくお願い致します。
国家試験の昨年の過去問に、疑問点があるので、質問させていただきます。
学校の担当指導教官には質問したのですが、明確な回答が得られなくて。
2014年歯科衛生士国家試験過去問 問題96 です。
問 リン酸酸性フッ化ナトリウム製剤の繰り返し使用を避けるのはどれか?2つ選べ。
a 金合金
b ジルコニア
c ポーセレン
d コンポジットレジン
で、答えは cとdです。
自分なりに色々調べたのですが、<フッ化物をめぐる誤解を解くための12章、医歯薬出版、2014>にフッ化物応用の注意点に チタンインプラント、ポーセレンジャケットクラウン、コンポジットレジンは、高濃度で酸性化したフッ化物の応用による、変色や劣化を考慮しなければならず、このような歯科材料を口腔内に有する患者への対応について、適切な方法を考える必要がある。
と記載がありました。
しかし、実際に臨床実習の現場では、大学病院でも開業医さんでも、定期検診の度に子ども達などにフッ素塗布を行っているのを良く見かけましたし、定期検診の度に塗ることは、繰り返しの使用だとも思います。
ほとんどの人の口腔内にレジンは充填されてる気がするし、結局どれくらいのペースで使ったら、フッ素は大丈夫なのでしょうか?
混乱しています。
よろしくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-01-08 10:18:21
・http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2790822Q1066_1_03/2790822Q1066_1_03?view=body
此処に
**in vitro試験において、本剤との接触により、チタン、チタン合金(Ti-6A1-4V)又はケイ素含有材料(歯科用グラスアイオノマーセメント、歯科用コンポジットレジン充填材等)が変色したり表面性状に影響を及ぼすとの報告がある
これが解答の元になっていると思いますが。
in vitroつまり試験管の中での話です、実際の臨床とは違います。
蛇足ですが、試験問題の解答と実際の臨床も違う事が多いです。
此処に
**in vitro試験において、本剤との接触により、チタン、チタン合金(Ti-6A1-4V)又はケイ素含有材料(歯科用グラスアイオノマーセメント、歯科用コンポジットレジン充填材等)が変色したり表面性状に影響を及ぼすとの報告がある
これが解答の元になっていると思いますが。
in vitroつまり試験管の中での話です、実際の臨床とは違います。
蛇足ですが、試験問題の解答と実際の臨床も違う事が多いです。
相談者からの返信
相談者:
leboさん
返信日時:2015-01-08 10:35:33
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-01-08 10:39:38
相談者からの返信
相談者:
leboさん
返信日時:2015-01-08 13:12:27
タイトル | 衛生士学生、リン酸酸性フッ化ナトリウム製剤のレジン歯への使用 |
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質問者 | leboさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 衛生士関連 詰め物、インレーの変色・着色 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。