左上2番、石灰化により根管治療できない場合の歯根端切除術について
相談者:
たたたぁこさん (33歳:女性)
投稿日時:2015-01-16 22:18:15
こんにちは。
初めて相談させていただきます。
左上2番の歯が歯根嚢胞で、痛みはないですがうずく感じがあり、かかりつけの先生から市の大きな病院の口腔外科へ、歯根端切除の依頼紹介を書いていただき、診察をうけました。
その際のレントゲン撮影で、膿んでいる部分が根に対してやや深いため、のこる歯根が少なくなることから、術中抜歯になる可能性や、予後が悪い可能性などをあげられました。
歯根端切除をしない場合は抜歯、とかかりつけ医からも市の病院の先生からも言われています。
一度は抜歯を考えましたが、歯を残すことを諦めきれず、歯内療法などをおこなっておられる専門医にセカンドオピニオンをとるか悩んでおります。
そこで心配なのが、この2番の歯なのですが、数年前に虫歯になり、神経を処置したのですが、当時かよっていた歯科医が古かった為か根幹治療はなく、穴がそのままで石化しているとのことです。
なので、根幹治療はできません。
根幹治療が併用出来ない場合の歯根端切除は、治る確率が低くなるなどするのでしょうか?
セカンドオピニオンをとるまえに少しでも情報をとって可能性を見極めたいです。
よろしくおねがいします。
初めて相談させていただきます。
左上2番の歯が歯根嚢胞で、痛みはないですがうずく感じがあり、かかりつけの先生から市の大きな病院の口腔外科へ、歯根端切除の依頼紹介を書いていただき、診察をうけました。
その際のレントゲン撮影で、膿んでいる部分が根に対してやや深いため、のこる歯根が少なくなることから、術中抜歯になる可能性や、予後が悪い可能性などをあげられました。
歯根端切除をしない場合は抜歯、とかかりつけ医からも市の病院の先生からも言われています。
一度は抜歯を考えましたが、歯を残すことを諦めきれず、歯内療法などをおこなっておられる専門医にセカンドオピニオンをとるか悩んでおります。
そこで心配なのが、この2番の歯なのですが、数年前に虫歯になり、神経を処置したのですが、当時かよっていた歯科医が古かった為か根幹治療はなく、穴がそのままで石化しているとのことです。
なので、根幹治療はできません。
根幹治療が併用出来ない場合の歯根端切除は、治る確率が低くなるなどするのでしょうか?
セカンドオピニオンをとるまえに少しでも情報をとって可能性を見極めたいです。
よろしくおねがいします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-01-17 07:54:35
たたたぁこ さん、こんにちは。
>一度は抜歯を考えましたが、歯を残すことを諦めきれず、歯内療法などをおこなっておられる専門医にセカンドオピニオンをとるか悩んでおります。
歯根尖切除が想定されるのでしたら、私だったら、口腔外科ではなく、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法の専門医にご相談になってみてはと思います。
口腔外科の専門医と、歯内療法の専門医とでは、歯根尖切除の成功率に有意差があるという統計もあるようです。
ご参考まで。
>一度は抜歯を考えましたが、歯を残すことを諦めきれず、歯内療法などをおこなっておられる専門医にセカンドオピニオンをとるか悩んでおります。
歯根尖切除が想定されるのでしたら、私だったら、口腔外科ではなく、自費での受診になるかとは思いますが、歯内療法の専門医にご相談になってみてはと思います。
口腔外科の専門医と、歯内療法の専門医とでは、歯根尖切除の成功率に有意差があるという統計もあるようです。
ご参考まで。
相談者からの返信
相談者:
たたたぁこさん
返信日時:2015-01-17 12:50:50
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-01-17 12:57:55
>以前の市立病院では、歯根切除後は切りっぱなしだといわれました。
>今度相談にいく医院で切除後はMTA をつめている、とネットに記載がありました。
>そういった点でも予後がちがってくるようですが、
歯根端切除術の予後の違いに関しては、東京医科歯科大学のデータによると
顕微鏡不使用 54.2%
顕微鏡使用 74.0〜79.2%
歯科用CT併用 83.3%
先進医療(術前カンファレンス) 92.1%
となっております。
歯内療法専門医がマイクロスコープとCTを併用して行われる事が望ましいと考えます。
注意)
術前カンファレンスとは、複数の専門医が治療計画時に手術をするべきか否かをふるい分けする事で、「ダメかもしれない」と言うケースは排除してしまいますので必然的に成功率は上がります。
>今度相談にいく医院で切除後はMTA をつめている、とネットに記載がありました。
>そういった点でも予後がちがってくるようですが、
歯根端切除術の予後の違いに関しては、東京医科歯科大学のデータによると
顕微鏡不使用 54.2%
顕微鏡使用 74.0〜79.2%
歯科用CT併用 83.3%
先進医療(術前カンファレンス) 92.1%
となっております。
歯内療法専門医がマイクロスコープとCTを併用して行われる事が望ましいと考えます。
注意)
術前カンファレンスとは、複数の専門医が治療計画時に手術をするべきか否かをふるい分けする事で、「ダメかもしれない」と言うケースは排除してしまいますので必然的に成功率は上がります。
相談者からの返信
相談者:
たたたぁこさん
返信日時:2015-01-20 10:33:07
櫻井先生、回答いただきありがとうございます。
やはり、データーからもより専門性のたかい、設備も充実したところで治療をおねがいしたいとの思いが強くなりた。
一度は抜く決断をしましたが、こちらのページを拝見し相談させていただき、セカンドオピニオンを受けて、再度歯がのこる道を模索しようとおもうことができました!
先生方、たいへんありがとうございました。
やはり、データーからもより専門性のたかい、設備も充実したところで治療をおねがいしたいとの思いが強くなりた。
一度は抜く決断をしましたが、こちらのページを拝見し相談させていただき、セカンドオピニオンを受けて、再度歯がのこる道を模索しようとおもうことができました!
先生方、たいへんありがとうございました。
タイトル | 左上2番、石灰化により根管治療できない場合の歯根端切除術について |
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質問者 | たたたぁこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療に関するトラブル 歯根端切除術 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。