虫歯治療した前歯がインフルエンザだった時に痛みが出て抜髄になった

相談者: yuka0527さん (15歳:女性)
投稿日時:2015-01-18 08:41:59
私は最近、上前歯1番の歯の抜髄治療の1回目を終えました。

1週間程前に治療した虫歯のところに少し痛みを感じ、歯医者に行ったところ、「神経をいじるよー」と言われ、言われるがままに治療を進めました。

しかし、後からそれが抜髄であったことが分かり、とてもショックを受けてしまいました。

そのとき私はインフルエンザだったのですが、インフルエンザだった場合、特定の歯だけが痛む、ということはありえるのでしょうか?

また、抜髄した歯は、かなりの確率で変色してしまうのでしょうか?

人によると思いますが、変色の時期は、どれくらいの方が多いのでしょうか?

まだ15歳なのですが、15歳で抜髄はやはり珍しいことなのでしょうか?

また、適切なプラークコントロールを行えば、歯を長持ちさせることは可能ですか?

また、どれほど長持ちさせることができますか?

もし変色した場合は、どのような処置を行えば良いのでしょうか?

自分の歯の将来が心配で、自然と涙が出てくるほど、1週間程鬱状態です。

お手数かけますが、回答よろしくお願いします。m(__)m


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-01-18 10:48:28
yuka0527 さん、こんにちは。

>適切なプラークコントロールを行えば、歯を長持ちさせることは可能ですか?

それだけでは不足しているように思います。

間食や飲料を含む食品の摂り方など、生活習慣の見直しが必須かと、私は考えます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-01-18 12:46:03
通常、象牙質に限局した虫歯治療では神経をいじることはしませんから、「神経をいじるよー」といういい方はその医院では「抜髄します」ということになっているのでしょう。

一般の方にわかりやすい表現法で、専門用語は使用しないように心がけておられる医院だったのかもしれませんね。

残念ですが、深い虫歯になっている(痛みなどの症状が出ている虫歯)場合、かなりの確率で抜髄になる可能性は常にあります。
ですから、受診された歯科医院が神経を温存する治療法を積極的に取り入れている歯科医院でなければ、通常の治療の延長としてあっさりと抜髄されるケースは多々あります。

抜髄すればとりあえず痛みなどのリスクは確実になくなりますし、きちんと根管処置を行えば長期にわたって不快症状はなくなります。

小林先生もご指摘のように、前歯1番が深い虫歯になる理由は歯磨き(特にフロスの使用頻度)が上手く出来ていない場合が多いです。

新たな虫歯を作らないように生活習慣を見直して、歯磨きの仕方を定期的にチャックしてもらう必要があるように思います。


>インフルエンザだった場合、特定の歯だけが痛む、ということはありえるのでしょうか?

体調が悪い時に弱った歯が痛むことはあります。


>抜髄した歯は、かなりの確率で変色してしまうのでしょうか?

変色はします。


>変色の時期は、どれくらいの方が多いのでしょうか?

人によりますが、10年程度で変色してくると思います。


>15歳で抜髄はやはり珍しいことなのでしょうか?

歯磨き指導を歯科であまり行っていなかった時代もありますから、昔は前歯が虫歯という人は多かったですね。
今は外傷以外、抜髄に至ることは稀になっていると思いますが、時々お見かけします。


>適切なプラークコントロールを行えば、歯を長持ちさせることは可能ですか?
>また、どれほど長持ちさせることができますか?

最終修復物が何になるかで異なってくると思います。
虫歯の部位や広がり方、噛みあわせなどで異なってきますから、担当の先生によくご相談ください。


>もし変色した場合は、どのような処置を行えば良いのでしょうか?

変色は歯冠だけではなく、歯根部に及びます(つまり歯全体です)から、どの部位の変色が気になるかで対応は異なります。


歯冠部だけが気になられる場合は、歯冠修復でカモフラージュできます。
最終的に歯根の変色が気になるようでしたら、リスクを覚悟でウォーキングブリーチを行ったり歯肉移植術で唇側の歯肉の厚みを足して隠すなど方法があります。

>自分の歯の将来が心配で、自然と涙が出てくるほど、1週間程鬱状態です。

お気持ちは大変よくわかります。
痛みや不快症状があるような大きな虫歯の治療は歯科医院をよく選択されたほうが無難ですが、痛みがないような早期の虫歯の段階ですぐに修復して、正しい歯磨き指導を受けて毎日歯を上手に磨いていけば、抜髄に至るような虫歯になることはまずありません。

しかし、痛みや不快症状がない状態で虫歯をご自身で発見することは出来ないと思いますから、歯科医院との付き合い方を今後、変えられることをお勧めしたいです。

綺麗に治るように頑張って治療を継続し、歯の正しい磨き方もしっかりマスターしてください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuka0527さん
返信日時:2015-01-19 09:40:09
小林先生、船橋先生、お忙しい中、ご回答ありがとうございます。


小林先生、やはり、プラークコントロールだけでは、歯の保存は難しいんですね…

船橋先生、とても詳しい回答ありがとうございます。
ほとんどのことを知ることができました。

インフルエンザで歯が痛む可能性がえったのだとしたら、抜髄する必要はなかったかもしれないということですか?

それと、抜髄する前にレントゲンをとりませんでした。
このことは関係あるんですかね??

ついでなのですが、今まで気づかなかったのですが、普段の噛み合わせなら痛くないのですが、あごを少し右にずらしたりして噛むと、奥歯が痛みます。

冷たいものなどは特にしみません。
また、叩いたりしてもいたくはないです。

この歯も、抜髄しなければならないんですかね??

お忙しいなかすみません…
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuka0527さん
返信日時:2015-01-19 09:43:22
説明が足りないかもしれないので、補足させていただきます。

奥歯には、虫歯があります。
それほど大きくは見えないのですが、大きく見えなくても虫歯が広がっていることがあると聞き、不安です。

また、この痛みは1年間ほど放置していたものなので、悪化していますでしょうか…



タイトル 虫歯治療した前歯がインフルエンザだった時に痛みが出て抜髄になった
質問者 yuka0527さん
地域 非公開
年齢 15歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
回答者




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