[写真あり] 歯の痛みを伴う上顎洞内粘液貯留嚢胞について

相談者: よし22さん (37歳:男性)
投稿日時:2015-01-23 17:37:29
はじめまして。

歯の痛みを伴う上顎洞内粘液貯留嚢胞についてご相談させてください。
よろしくお願いいたします。

ここまで様々な流れがあったのでざっと説明します。

@
約1ヶ月前から左奥から2番目の歯が食事の時だけ(噛むときや温冷刺激など)痛み始める。

A
年明け早々かかりつけの歯科を受診しレントゲンで左上顎洞に影が見られたため副鼻腔炎の疑いがあり、歯の方には問題なさそうだから痛みはそこからであろうということでその日のうちに耳鼻科を受診。

B
耳鼻科の診断では現在膿などが溜まって炎症が起こっている状態ではなく、これは副鼻腔炎ではなく、水溶の袋の粘液貯留嚢胞であろうと診断され、特にこれに関しては治療の必要性がないとのことでさらにそこから口腔外科を紹介される。

C
数日後口腔外科を受診し、CT診断などで上顎洞内粘液貯留嚢胞と診断され、これは取ってしまった方が良いという先生とほっといても大丈夫をいう先生に分かれると聞かされ、その先生からは取ることを勧められる。

※しかしここでの手術方法が内視鏡でやる手法ではないので、内視鏡でやりたければ耳鼻科の病院を受診するよう紹介される。

D
内視鏡の手術設備が整っている耳鼻科を受診したものの、最初の耳鼻科の先生同様膿が溜まって炎症を起こしている状態ではなく、水の溜まった袋があるだけだから特に手術の必要性がないと言われました。

結果上顎洞内粘液貯留嚢胞が原因で歯が痛いとははっきりわからず、手術して嚢胞を取っても歯の痛みが消えるかはわからないと言われ少し検討してみることに。

E
その日のうちにかかりつけの歯科医に相談しにいったところ、じゃあ手術を決断する前に一度左奥から2番目の痛い歯の被せ物を取って薬を埋め込みそれで経過を見ましょうとなったのですが、帰宅し麻酔が切れた頃から今まで以上の痛みが出てしまいました。


これが今日までの流れです。
歯の痛みは現在もあります。



前置きが長くなってしまいましたが本題です。

被せ物を取って中を少しいじった結果症状が悪化ということは、やはり歯の方に問題があるということなのでしょうか??

なんか少し過敏になった感じがし、寝ていたものを起こしたようなそんな感じすらありました。

昨日治療し、次回診察が来週なのですが、薬が効いてくるまでもう少しかかるでしょうか??


また歯科医と耳鼻科医で取った方がいい、取らなくていいと別れたので正直自分でも迷っています。

その辺の意見も聞けたら助かります。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-01-23 19:23:08
歯の痛みと粘液貯留嚢胞が関係あるのかという判断(診断ではなくあえて判断)が重要です。
上顎洞粘液粘液貯留嚢胞は多くの場合無症候性です。

歯科でのパノラマ撮影で、それらしき陰影が認められても放置するのが普通であると承知しています。

粘液貯留嚢胞下の骨の厚みが臼歯根尖部までどのくらいあるかが関係するかもしれませんが、それに関して記述がないのでコメント出来ません。

上顎洞粘液粘液貯留嚢胞の発生基部は必ずしも洞底ではなく、前壁の場合もあるようです。
歯性上顎洞炎のように、歯が原因の上顎洞炎となれば、歯科からも耳鼻科からもアプローチが必要となるかもしれません。

炎症が起こっている状態ではなく」と言うことですから、副鼻腔である上顎洞に関する判断は、専門である耳鼻科の先生の判断に委ねてよいのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-01-23 22:46:07
粘液貯留嚢胞は自然に自壊してしまう事もあり、その時は大量の鼻水が出てくると30年以上前に習いました。
処置方針は経過観察という名の放置とも習いました。今でもその処置方針は変えていません。


>左奥から2番目の痛い歯の被せ物を取って薬を埋め込みそれで経過を見ましょうとなったのですが、帰宅し麻酔が切れた頃から今まで以上の痛みが出てしまいました。

虫歯を削って歯髄保護を図ったのかもしれないと思いますが、結果は反対に出てしまったように思います。
処置内容がはっきりしないので今後の経過にはコメントしづらい状況です。

痛みの原因はまだはっきりしないと思いますが、まずは通院されてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よし22さん
返信日時:2015-01-23 22:55:02
松山先生

ありがとうございます。

>粘液貯留嚢胞下の骨の厚みが臼歯根尖部までどのくらいあるかが関係するかもしれませんが、それに関して記述がないのでコメント出来ません。

これに関しては特に説明がなかったのでよくわかりません。
なので一応画像を添付しておきます。

画像1画像1 画像2画像2
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よし22さん
返信日時:2015-01-23 23:03:43
柴田先生

ありがとうございました。

>処置方針は経過観察という名の放置とも習いました。
>今でもその処置方針は変えていません。

耳鼻科の先生の説明もそのような感じでした。
特に治療することないと。


虫歯を削って歯髄保護を図ったのかもしれないと思いますが、結果は反対に出てしまったように思います。

神経の炎症を抑えるような薬を埋め込んだみたいですが、反対に出てしまったということはどういうことなんでしょうか?

一応口腔外科でいただいた画像を上に添付しておきました。
もしよろしかったらみてください。

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 19:46:39
歯髄炎を起こして抜髄の可能性があるという事です。
歯科医としては、努力はしたけど思ったような結果にならなかったという事だと思います。




タイトル [写真あり] 歯の痛みを伴う上顎洞内粘液貯留嚢胞について
質問者 よし22さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい