女性で歯学部編入後、結婚出産をし安定した収入を得ることは可能?

相談者: あかつきさん (21歳:女性)
投稿日時:2015-01-23 00:48:05
初めて投稿させていただきます。

お忙しい中恐縮ですが、多くの歯科医の先生方からアドバイスをいただけたら幸いです。

私は現在都内の難関私立大学文系学部に通う学部3年の学生です。

就職活動を目前にし、自分自身の将来について見つめ直し、本当にやりたいことは何か、など見つめ直す中で、自分の心を決めきれず、非常に悩んでいます。

私は高校時代、歯学部を目指したいという話を家族にしたところ、”歯医者の数は増えすぎてせっかく卒業してもなかなか難しいからやめなさい”と言われ、一度諦めてしまいました。
関東の進学校であったこともあり、学校名で進路を決め、今の大学に通っています。

大学入学後は長期留学もし、民間企業への就職を考えておりました。

しかし、利益追求ではなく人々のために働きたいという思いが強いことに気づき、公務員受験も視野に入れることにしました。

そんな中、日々就活に向け自己分析を進める中で、自分のやりたいことを考えていると、やはり一番なりたいのは歯科医になることだと思ってしまうのです。
幼い頃から通い続け、身近な存在であること、お口の健康を推進し人々の生活を支え幸せにできること、専門性を身につけ手に職をつけられること、など理由は多々あります。

そのため、就活をするにも、公務員勉強をするにもどこか身が入らず、焦っています。

そもそも研究分野の全く異なる文系から国公立歯学部編入は非常に難しいのでしょうか。

運良く合格したとしても、24歳で編入、27歳で卒業。28歳で研修医。
女性として結婚、出産も考えると、無難に留学経験をアピールして民間に就職したり、公務員になる道を選ぶべきなのでしょうか。

国公立歯学部編入試験を実施している大学があまりなく、関東から離れた地方であることも正直結婚できる出会いがあるのか、など心配な気持ちにつながります。

実際に女性歯科医で上記のような経験を持つ歯科医の方はみなさまの周りにいらっしゃいますでしょうか。

また、歯科医増加における収入についても不安があります。

実家は歯医者ではないのでもし開業するなら自力ですが、安定した収入を得たい気持ちが強いです。
勤務医として生涯歯科医を続け、それなりの収入を得ることは可能なのでしょうか。

親は、結婚し子供を持つことは最も重要であり、幸せになれると言っています。
私も、結婚出産は重要だと思いますし、絶対にしたいと思っています。
だからといって、歯学部編入を応援していないわけではなく、自分がやりたいことをしなさい、頑張ってね、と応援してくれています。(母にしかまだ相談していませんが)

最後に、少し話がずれた質問になりますが、歯科医として英語など語学力を活かしてどんなことができるのでしょうか。
国際学会に出たり、他にはどんな活躍の場があるのでしょうか。


長文の相談になってしまい、大変申し訳ございません。

長い人生を、安定などを求めて周りと同様に民間就職することや公務員になること、逆に周りの多くとは異なる進路として今から歯科医を目指すこと、などの選択肢を女性であるということもふまえて考え日々悩み続けていたので今回相談させていただきました。

どうぞご回答のほどよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-01-23 01:16:30
こんばんは。

編入するにも微妙な時期というわけですね^^;


まず先に「安定」を求めるのであれば、今のご自身の能力を生かして公務員なり企業就職などする方が賢明であるように感じます。

またご両親や周囲の希望に沿うという事も、一生の中ではとても大切な事柄のひとつであります。


逆に結婚・出産などの事を後回しにした選択をした場合には、歯科医師として活躍する事は年齢には関係なく可能であると思います。

またそういった志を持ってその職に着くという事は、そこに打ち込めるモチベーションにつながります。悪い事ではないと考えます。


実際にそういった在学中に結婚や出産を経験した方も少数ではありますがおられるという現実もあります。

しかしその事がその後の歯科医師人生にどのように影響するのかは個人の環境によって違ってくるでしょうから、これが一概に良い悪いでは判断できないでしょう。



> 勤務医として生涯歯科医を続け、それなりの収入を得ることは可能なのでしょうか。

ある意味これに含まれるような回答をつけたご質問があったので、ちょっとご参考までにこちらも見てみて下さい。

参考⇒歯学部の大学受験、どの道に進めばいいか分からなくなりました


> 歯科医として英語など語学力を活かしてどんなことができるのでしょうか。
>国際学会に出たり、他にはどんな活躍の場があるのでしょうか

たくさんあると思います。

カタコトの英語でも(すみません、ボクはニガテなほうですので...)治療は可能ですが、きちんと英語圏の方とコミュニケーショが取れつつ治療をすすめてゆける事だけでも、自分のためにではなくて患者様にとって非常に大きなメリットだと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-01-23 01:23:49
もうひとつ。。

まずは今通っておられる学問をまずは終わらせ、その直後から次を目指してもよいのではないでしょうか。

ここでさらに1年時間がずれる事にはなりますが、そのつもりで今の学業をまっとうする事もかなりの価値があるように感じます。

4年間の中での3年を費やしてそこでやめてしまったら中退した事になります。
「大学中退」という学歴は存在しません。

また同じ歯科医師でも、そういった他の知識や経験が豊富であればあるほどずっと先になった時にとてもメリットを感じられる事と思います。

個人的な考えですが、往々にして人生経験や知識の豊富な方ほど思いやりのあるやさしい先生になれる気がしています。
人と触れ合う機会をより多く持っていたという意味からです。

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回答 回答3
  • 回答者
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2015-01-23 01:38:26
あかつきさん、こんにちは。


1.国立大学歯学部編入(学士入学)について

あかつきさんもご存じのとおり、現在、国立大学で歯学部の学士入学を行っているところは、極めて少なくなりました。

実は数年前まで、多くの国立大学で学士入学が行われていたのですが、廃止・休止となってしまいました(私の母校の長崎大学でも、2002年から学士入学を行っていましたが、2010年を最後に廃止されました)。

これは、理由は複数考えられますが、要は「需要に乏しい」と判断されたといっても過言ではありません。

個人的な感想ですが、国立大学歯学部学士入学制度は、入学者サイドからも大学サイドからも、「こんなハズではなかった…」という結果になってしまった、という感を持ちます。

そういった点から、なんとしても歯科医師になって歯科医療に携わりたいという極めて強い気持ちがない限り、歯学部学士入学はお勧めしません。



2.生涯、勤務医として収入を得ることは可能か?

>実家は歯医者ではないのでもし開業するなら自力ですが、安定した収入を得たい気持ちが強いです。

>勤務医として生涯歯科医を続け、それなりの収入を得ることは可能なのでしょうか。

本相談室でも、また実際の学生さんからも、多く頂く質問です。

結論からいうと、「極めて厳しい」ということになります。

少なくとも、「安定」とは正反対のルートだと思います。

実は、こういった話が歯学部学士入学を検討される学生さんに正確なところが十分に伝わっておらず、前記の通り、入学後に「こんなハズではなかった…」という結果になってしまった一つの要因となっています。



3.国立歯学部学士入学後の結婚について

学士入学後に相手を見つけることを前提としてコメントします。

学士入学の場合は、かなり詰め込み型のスケジュールとなります。
バイトをする時間等は、ほとんど取れないと思います。

そうすると、必然的に出会いは歯学部の中に限られてきます。

したがって、

>私も、結婚出産は重要だと思いますし、絶対にしたいと思っています。

ということを考えておられるのであれば、このまま民間企業や公務員に就職されるルートと比較すると、歯学部学士入学というルートは、かなり特殊な状況におかれるのではないかと、個人的には思います。



以上、かなりネガティブな要素ばかり書いてしまった感があります。

しかし、あかつきさんのご質問の内容を拝見する限りは、もう少し慎重に考えられた方がいいのでは、という感想を抱きました。

というのも、

>日々就活に向け自己分析を進める中で、自分のやりたいことを考えていると、やはり一番なりたいのは歯科医になることだと思ってしまうのです。

>幼い頃から通い続け、身近な存在であること、お口の健康を推進し人々の生活を支え幸せにできること、専門性を身につけ手に職をつけられること、など理由は多々あります。

という志望動機が、高校生に近いものであり、学士入学を考えている方のものとしては、かなり弱々しく感じられるからです。

なにより、この志望動機では、面接で落ちてしまいます。

学士入学で歯学部入学を検討されるならば、より綿密な将来設計が必要だと思います。

厳しいことばかり書いてしまい申し訳ありません。
一意見としてご参考になれば幸いです。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-01-23 01:41:57
はじめまして。

人生に関わる重要なご相談ですからあまり軽率なことも言えませんが、よく考えた末で、「逃げ」ではなくて「挑戦」だと思えるのでしたら、決断されれば良いのではないでしょうか。

どんなに恵まれた環境に行こうと、逆に厳しい環境に行こうと、チャンスを掴めるかどうかは本人次第だと思います。
環境要因というのはすべて本人の解釈次第ですからね。



で、歯科相談掲示板ですので業界的なお話をするとするなら、現在は女性の割合は非常に増えています。
歯科医師数を抑制する目的とも噂されていますがどうなんでしょう。

歯科医になった(なる予定の)女性は歯科医の男性と結婚するケースが多いですが、そうでない人も当然います。
大学で知り合った人と結婚、というのはよくある話ですし、特別なことではないと思いますが、やや閉鎖的な職業柄かその傾向は強い方なのかも知れませんね。

相手があってのことなので何とも言えませんけど、今は普通に結婚する年齢も出産をする年齢も上がってきていますから、27歳卒業なら普通に独身なのが平均的なのではないでしょうか。

学生の年齢層は男性に比べれば女性の方が全体的に若い印象もありますが、私のかつての同級生には40代の方もいた様な気がしますし、それが例え50代でも60代でも、本人に夢があるのなら全く問題ないと思います。
アラフォーの自分から見れば24歳の研修医も27歳の研修医も、見分けがつきませんよ。



>歯科医として英語など語学力を活かしてどんなことができるのでしょうか。国際学会に出たり、他にはどんな活躍の場があるのでしょうか。

信頼性の高い論文は全て英語で書かれています。
今日も東京まで文献抄読会に出かけていたところですけど、英語が弱いとハンデだなぁとは思います。
論文読むぐらいでしたら特別高い語学力までは必要ないのですが、出来ないよりは出来た方がいいですよね。
欧米のドクターの来日講演には通訳がつきますので英語が出来なくても困りませんが、海外の学会に出向いていくのは語学力が必要ですし、とても楽しいことだと思います。

あとは英語圏の方の患者さんをターゲットにした仕事の仕方もあるかとは思いますが、日本の歯科医師免許で海外で治療をするというのはハードルも高いですし、日本国内で、となると健康保険の関係等もありますが、外国人の多い地域での診療とかでしょうか・・
決定的に有利、という場面は正直少ないかなとは思います。

対患者さん、という点だけで言えば語学力よりは性別の方が生かせる方法がありそうな気がします。



あとこれから先、おそらくチェーン展開的な大きな法人と、マニアックな個人商店的個人医院とにゆっくり二極化していきそうな感じがあります。
前者を選べば自分で大きなリスクを背負って開業しなくても生涯勤務医という道も開けてくるかも知れませんし、後者は画一的ではない自分らしい個性的な仕事が出来るかも知れません。

少し前だと歯科医が少なく、地域には患者さんが溢れていたので儲かったかも知れませんがその分選択肢も少なく、裁量権や自由度は低かったのではないでしょうか。

そして疾病は減り、健康や予防、美容への関心があがってきていますし、超高齢化で歯科領域の重要性も脚光を浴び(?)、歯科医にとっては自分はいい時代だと思いますよ。

もちろん気の持ちようで公務員でも会社勤めでも幸せな人生は送れると思います。
十分に考えてみて下さいね。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-01-23 16:47:03
臨床医になるだけでなく、歯科医師免許を取った上で、行政へ進む道もあるのではないでしょうか。

進学校を出て難関私立大学に入られて海外留学もされているようですので、行政を担当する道へ進まれることはそう難しいことではないと思います。
多くは公務員なので安定しているでしょうし。

またそれだけの能力があるならば、欧米の歯科大学・歯科大学へ進まれるのもいいと思います。
北欧の大学で学部教育に携わったことがありますが、欧米のトップスクールの学部教育はうらやましい限りです。

いずれにせよ幸せになるには別の能力も大切なんですけどね。

希望あふれる道が見つかることをお祈りしております。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あかつきさん
返信日時:2015-01-25 18:24:40
田中先生

お忙しい中、お返事ありがとうございます。

先生のアドバイスを読み、両親や周囲の希望に沿うという事も一生の中ではとても大切な事柄のひとつである、という点もよりしっかりと考慮すべきだと感じました。

将来のことを考えつつ、より良い卒業論文を書き、成果が残せるよう勉学によりいっそう励みたいと思います。

また、これまで培ってきたいろいろな知識、経験は分野が違えど、歯科医として活かしていけるんだと先生のアドバイスを読んで感じました。
貴重なご意見ありがとうございました。



中本先生

お忙しい中お返事ありがとうございます。

先日の志望理由についてですが、確かに志望理由があれでは弱いと自分自身も読み直して思いました。
具体的に書くと長くなってしまうと思い、かなり簡易的なものを載せてしまいました。
反省しております。

もしよろしければ、先生が面接官でしたらどんな動機を持った人を編入試験合格にしたいとお考えになるか、教えていただきたく思います。
例えばで構わないのでもしよろしければお聞きできたらと思います。
よろしくお願い致します。



渡辺先生

お忙しい中貴重なご意見、ありがとうございます。

まず、”チャンスを掴めるかは自分次第”、まさにそうだと思います。この言葉忘れません。

語学力を活かす場面はたくせんあるのですね。
国際学会などで発表するのは想像以上に大変かと思いますが、歯科医になった暁には挑戦したいです。

最後に、歯科医の今後の展開についてのお話ですが、大変興味深く読ませていただきました。
超高齢化社会や美意識が高まる時代だからこそ、ニーズが今まで以上に増えるという考え、納得しました。

貴重なアドバイス、お考えを誠にありがとうございます。



大野先生

お忙しい中、お返事ありがとうございます。

行政へ進む道、についてですが、地方自治体の職員や国家公務員として検診などする、という考えでよろしかったでしょうか。
知識不足で申し訳ないのですが、教えていただけたら幸いです。
また、行政で歯科医として活躍するためには試験などがあると思うのですが、やはり狭き門なのでしょうか。

欧米の歯科大、調べてみようと思います。新たな考えをお教えいただき、ありがとうございます。

また、先生の歯科医院のWebサイトを大変興味深く拝見させていただきました。

国内だけでなく、北欧スタイルの歯科医療など海外の歯科医療を幅広く学ぶことは重要であり、同時にとても面白そうだと感じました。

重ね重ねになりますが、誠にありがとうございます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あかつきさん
返信日時:2015-01-25 18:38:17
先生方のアドバイスを参考に、悔いの無い選択をしたいと思います。

泣いても笑っても人生は一度きりですし、自分のやりたいことを仕事にできることは非常に素晴らしく、幸せなことだと私は考えます。

自分の進路についてこんなにも考え込むことは今までになかったので不安ですが、将来の自分のために悩む時間は決して無駄ではなく、今後の自分自身のために大変重要な時間だと思いますし、何より将来の自分が後悔しないためにも、今たくさん悩み、心を決めたいと思います。

自分自身だけで悩むだけでなく、今回投稿することを通して先生方から新たな意見をいただけて本当に良かったです。
誠にありがとうございます。
大変感謝しております。



*一人でも多くの先生からご意見をいただけたらと思いますので、他の先生でこちらを読んでいる方がおられましたら、ぜひアドバイスよろしくお願い致します。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-01-26 01:07:25
こんにちは。

行政職に関してですが、私の大学の同級生で一人、厚生労働省歯科保健課長を務めている者がいます。
彼は大学を卒業してそのまま旧厚生省に就職しました。
また、先輩の二人が保健所長を務めています。
他にも県の医療行政に携わっている後輩などがいるようです。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-01-26 08:44:16
ご相談ありがとうございます。

どの道へ進もうとも、女性としての幸福と職業人としての成功と、両方とも手に入れる事はいつの時代でも大変なはずです。
逆にどちらかをあきらめる事は簡単な選択です。

歯科以外の分野でも両立させている人は少なくないはずです。
一番大事な事は悔いを残さないように、他の事も大切にしながら一番やりたい事をいつも忘れずに優先する事です。


ちなみに開業医の立場として親しい友人の話をしましょう。

経済学部を卒業したあと画家を目指してヨーロッパを放浪し、歯学部を受験し直して結婚育児をして歯科医院を2軒開業もし、歯科の得意分野で全国から講演に呼ばれ、市民レクチャーもこなし、エッセーを書き、趣味についてテレビ雑誌取材も頻繁に受け、毎年海外へ何度も長期間出かけて遊びまくり、いつも人を元気にしている超元気な女性歯科医師がいます。
いつでも紹介して引き合わせますよ^^

昔の同級生にも東大の経済学部を卒業して再受験した人が、歯科開業でも成功しているようです。

文科系と違う理系の歯科ですが、両方の長所を発揮できれば強みとなります。
社会に出れば卒業する事に大した意義は特にありませんが、学問を身につける事はとても重要です。

英語力は視野を広めるために必須アイテムです。

ご自身次第で際限なく、青空高く大きく羽ばたく夢を実現できるはずです。
天井を自分で低めてしまったら人生それまでです。

歯科医療は歯だけではなく、心身の健康の基礎として重要な役割が課せられており、いずれ世の中もそれに気がつく時を迎えようとしています。
歯科医師には生と死と、命に関わる大きな裁量権が与えられており、そのパワーは人生の舵取りにも応用できるともいえます。
当然ながら大きな義務もあります。

このサイトの田尾先生も日本の歯科を世界一にしようといつも言っています。

また女性としての歯科医師はどう受け止められているかというと、現代では男性よりも女性歯科医師に治療を受けたいという声が大きい事も知ってください。

歯科医療は間口も広く奥も深い分野です。
本当に好きならば一生楽しめるはずです。
なんでもしっかり勉強しましょう。

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回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2015-01-26 12:54:08
一般論で言えば今から歯科医師を目指すより、公務員を選んだほうが遥かに安定していると思います。

一番の理由は歯科医師の場合、一生勤務医でいるということは決して安定しているとは言えず、開業する場合も通常は大きなリスクを伴います。

ただ、自分の力を試したい、本当に自分がやりたいことをやりたい、さらにそれが許される環境にあるということであれば、歯学部編入も大いにありだと思います。

要は、何を優先するのかということだと思います。

個人的にはどんなことでも真剣になって本気で取り組めば、不正解は無いと思っています。

ちなみに、渡辺先生も書かれていましたが、女性歯科医師自体は本当に増えてきていて、僕の母校の歯学部も今は約半数が女性です。

これが女性の歯科界進出の追い風となるか、ライバルが増えると受け取ることになるかはまだよくわかりません。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2015-01-26 14:07:32
当たり前に様々な方向からの意見が出てくるわけですが、要はその中で自分の生活様式やこれからの人生観においてどの意見が合致していそうなのか。

あるいはいくつかの中でもその部分部分を抜き出して、自身の人生スタイルにマッチさせて考えてゆくようになると思います。

お話から受ける私の個人的な印象ですが、普通に1箇所を見つめるよりも比較的広い視野で物事を捉えたいという思いがあるように感じます。

それでいて周囲の事も考えようとするお気持ちがあるので悩むのでしょうね^^;

先に進んでから悩むよりは良い事ではないでしょうか。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2015-01-26 14:30:20
>大学入学後は長期留学もし、民間企業への就職を考えておりました。
>しかし、利益追求ではなく人々のために働きたいという思いが強いことに気づき、公務員受験も視野に入れることにしました。

この考えなんか変じゃないですか。

企業の経営者は利益を追求しても、大多数の社員は利益の追求ではなくて人々のために働いているはずです。

また、警察や自衛官、教員といった公務員ならともかく、(公務員といって連想しやすい)行政の人って少なくとも「人のために働きたい」と思って就職してはいないんじゃないでしょうか。

それを悪く言う気は毛頭ありませんが、多くは「自分自身の安定した生活のため」だと思いますよ

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タイトル 女性で歯学部編入後、結婚出産をし安定した収入を得ることは可能?
質問者 あかつきさん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科医師関連)
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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