下7番、根管治療で形成した隔壁を残してクラウンを被せることについて

相談者: さくら母さん (55歳:女性)
投稿日時:2015-01-24 11:59:05
アドバイスよろしくお願いします。

下7番の歯。
今後抜髄してクラウンを被せる計画になっています。

担当医からは、歯茎から歯がほとんど出ていない箇所があるため、レジンで隔壁を作って根管治療し、その隔壁を残したままクラウンを被せることになるだろう、と言われました。

帰宅してから疑問が生じましたので質問させていただきます。

「歯と隔壁の境目」は強固なのでしょうか?

歯茎とクラウンの間に「歯と隔壁の境目」を露出させても大丈夫なのですか?
境目部分が割れたりしてトラブルになりそうな不安があるのですが・・。

先生方は隔壁を作ってからクラウンまでの過程をどうされているのでしょうか?

お答えを、どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-01-24 12:23:44
>隔壁を残したままクラウンを被せることになるだろう、と言われました。

隔壁をレジンコアの一部だと考えですね、私もよくやります。

レジンコアの一部ですから、補綴物マージンは御自身の歯質になります。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくら母さん
返信日時:2015-01-24 13:33:04
細見先生、ありがとうございます。


>隔壁をレジンコアの一部だと考えですね

担当医からは、根管治療後「ファイバーコアを入れる」と言われました。

中心にファイバーコアを入れ、周囲のレジン隔壁もコアの一部にする、という解釈でよろしいのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 13:58:05
こんにちは。

>隔壁を作ってからクラウンまでの過程をどうされているのでしょうか?

隔壁で使う材料とコア(土台)との材料は同じものを使っているので、そのままレジンコアの一部として(というか同化させて)使います。


>「歯と隔壁の境目」は強固なのでしょうか?

通常では問題の起きないレベルで強固だと考えて良いです。
完全に同化してしまっていたら、コアのトラブルが歯に及びます。

なので、トラブルがもし起こるなら境目で起きて欲しいものです。
強固であれば強固である方が良い、とは思っていません。

グラスファイバーは、使うこともあれば使わないこともあります。
それは状況次第なので、どっちが良いとかではありません。

コアができたら、あとは形を整えて被せて治療終了ですね。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 18:27:18
僕は細見先生、吉岡先生と違い、基本的には隔壁とコアのレジンは違う材料で行っているので根管治療終了後は隔壁は全て除去します。

つまり、どちらが正解と言う事はありません。
(担当医の好みや考え方によって違うだけです)


なので、もし疑問に思われるのであれば、「なぜ隔壁を残したままクラウンを被せることになるのか?」を担当の先生に率直に聞かれた方がよろしいかと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくら母さん
返信日時:2015-01-24 20:44:16
吉岡先生、櫻井先生、ありがとうございます。
勉強になります。

考え方により隔壁を残す先生、除去する先生、それぞれいらっしゃるのですね。

さらに、質問ですが、隔壁を残しても除去しても、どちらのプロセスで行っても、最終的に被せたクラウンマージンは自分の歯質であると考えて宜しいのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 20:52:04
>最終的に被せたクラウンマージンは自分の歯質である

ということが一般的だと思いますよ。
それだけ十分に歯質が残っていれば、という条件付きです。

元々が『厳しい』状態であれば、そうとは限りません。

どれが正しいとか理想的かではなく、いかに状況に適しているか。
ここがポイントになると思いますよ。


「担当の先生に率直に聞かれた方がよろしいかと思います」

と、櫻井先生が書かれていますが、最終的にはコレなんですよね。
(って、ミもフタもないことを書いちゃいましたけど)

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくら母さん
返信日時:2015-01-24 21:29:09
吉岡先生、丁寧にありがとうございます。

私の場合、十分な歯質が残っているとは言い難い状態なので、もしかすると、クラウンマージンレジン(隔壁)になる可能性もあると思っていたほうがいいのでしょうか。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 22:26:40
こんばんは。

> もしかすると、クラウンマージンレジン(隔壁)になる可能性もあると思っていたほうがいいのでしょうか。

何か余程特別な理由があってわざとそうするのでもない限り、基本的にそれは無いと思います。
クラウンで歯質を囲まないのなら意味が薄いからです。

なので十分な歯質が残っていないのならば、私であればその歯質の幅が獲得できるように、歯周外科エクストルージョン等の何がしかの処置をすると思います。

それもしない場合には、その他何かの理由で元々予後に期待できない歯であるのだと考えます。
つまりは、そもそも抜歯の対象である可能性が高い場合はという意味です。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-01-24 23:53:55
さくら母 さんこんばんは

いくつか補足で。

>考え方により隔壁を残す先生、除去する先生、それぞれいらっしゃるのですね。

もちろんそういう場合もありますが、もっと細かい話をすると、同じメーカーの同様な材質であれば、あえて除去せずにそのままでも同質の素材になるので、隔壁を残しているけれども除去している先生と同じ考え方になります。

この辺は、使用している材料のシステムやそれぞれの先生の好み、また、システムの導入の仕方などさまざまなので一概にどれが一番とは言いにくいです。


>「歯と隔壁の境目」は強固なのでしょうか?

隔壁をきちっとつくられていて治療中に取れてしまうなどの問題が無いという事は歯質ときちっとついており、しっかりとした治療をされていると想像できます。


>もしかすると、クラウンマージンレジン(隔壁)になる可能性もあると思っていたほうがいいのでしょうか。

田中先生が、クラウンで歯質を囲まないのなら意味が薄いからです。
と言っている意味は、おそらくレジンと歯質の接合部がむき出しになるという事はそこから再び虫歯になりやすく、感染が根の先のほうにも行きやすくなるので、弱い部分をしっかりとクラウンで覆う必用があるという意味合いかと思います。


ご参考になれば

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくら母さん
返信日時:2015-01-25 17:28:50
田中先生、水川先生 お答えありがとうございます!

私が最も気になるのは、レジン歯質の接合部が露出するようなクラウンの被せ方になる場合、先々その歯は大丈夫か、ということでした。

先生方のお答えを拝読し「レジンと歯質の接合部は露出させずクラウンで覆う事が大切」だと理解できました。
どちらになるのか担当医に確認が必要ですね。

今後担当医と話をする前に、このサイトで色々な先生から予備知識を頂けたので、ようやく頭の整理がつき始めました。感謝いたします。


思い返すと、以前担当医が「クラウンレングスニングを・・・」という言葉を発せられた事があるのです!
これは田中先生の仰る、歯周外科で歯質の幅を獲得する手術かと思います。

もし私の場合、クラウンレングスニングを行ってこそ接合部をクラウンで覆うことが可能になるのであれば、クラウンレングスニングをしてもらいたい気になります、が、調べましたらクラウンレングスニングは歯肉や骨もを削るとのこと、それにも長所短所ありそうですね。

クラウンレングスニングでは何ミリ以上歯質を得る、とか基準があるのでしょうか?

注意すべきことがあればご教示よろしくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-01-28 19:25:09
クラウンレングスニングでは何ミリ以上歯質を得る、とか基準があるのでしょうか?

クラウンレングスニングを行う目的としては、「フェルール」を得る事にあります。

参考⇒フェルール 

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくら母さん
返信日時:2015-01-28 21:16:23
櫻井先生、お答えありがとうございます。

とても参考になりました。



タイトル 下7番、根管治療で形成した隔壁を残してクラウンを被せることについて
質問者 さくら母さん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
回答者




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