知覚過敏悪化。神経を抜くことについて教えてください

相談者: あーちゃん621さん (15歳:女性)
投稿日時:2015-01-29 00:42:13
知覚過敏だった私は、それが悪化し、神経が死にかけています。
そこで歯の神経を抜く治療について聞きました。

詳しくどんなものなのか、抜いた後は歯はどのように変化するのか、詳しく教えてください。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-01-29 00:50:05
あーちゃん621 さんこんばんは

知覚過敏だった私は、それが悪化し、神経が死にかけています。

どのような状況か実際に拝見してないので何とも言えませんが、もし神経が死にかけていれば全くしみなくなるなどの状態になると思います。
実際のところどうでしょうか?

もし、冷たいものにしみているのであれば神経が正常な可能性もあります。

日頃の、噛み締めや、TCHなどによって知覚過敏が悪化する可能性があります。
神経を取る前にTCHの是正などをされてみるもの良いかもしれませんね。

参考
TCH、歯列接触癖

基本的に、不可逆的な治療はできるだけ慎重にしていただいてくださいね。

ご参考になれば

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あーちゃん621さん
返信日時:2015-01-29 01:07:58
水川先生

回答ありがとうございます。

お言葉通り、慎重に治療は選びたいと思っています。

現在冷たいものはシミず、常にジーンとした痛みが続いている状態です。
あと圧力や振動にとても敏感で、よく痛みます。

まだ神経を取ることなく治す余地はありますか。

歯を診ていただいた先生には割と簡単にさらっと神経を抜くだけと言われた印象を持ちましたが、そんなに簡単なことなのでしょうか。

再度質問申し訳ございません。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-01-29 08:19:00
ご相談ありがとうございます。


神経を抜く治療について、詳しくどんなものなのか、


ふつう、麻酔をして、歯のてっぺんに削って穴を空け、張りのように細いヤスリを中に差し込んで、神経を細かく削り取ります。
その後神経が入っていた空洞をゴムのようなもので塞ぎ、最後にてっぺんの穴を埋めます。



>抜いた後は歯はどのように変化するのか、


痛みが止まり、良く噛めるようになり、快適となるはずです。

しかし、それは理想のゴールであり、神経の治療は綱渡りのように危うい治療であり、痛みが辛ければしなけれならない、やむを得ない処置ですから、うまくいかない事もあります。


もし、うまくいかなければ、歯の痛みが止まらないだけではなく、顎まで痛くなったり化膿して腫れる悪化を引き起こす事があります。
そして全身に影響が出る事もあります。

目が充血する、脾臓が腫れる、子宮がんの原因となったなどの報告もあります。

まれに、根の治療をくり返すようになるとこじれてしまいますから、抜歯へと急降下してしまう事も珍しくありません。


それほど神経の治療とは大事であり、また難しい治療です。
ただし保険では極めて安く治療できる建前になっていて、世の中では簡単に神経を抜いている事が多いようです。

痛みを止めるだけではなく、歯を一生残せる治療をしてもらえる歯科医師を選びましょう。
それが全身の病気予防にもなります。


ちなみに、神経の治療はそういった重い合併症を完全に防ぐ事ができないために、いろいろ研究されています。

最新の方法では、神経の再生医療が脚光を浴びています。
生きた神経を再生できれば、そのような重い病気を防ぐ事もできます。

神経の再生治療は2年後には実用化されるそうです。
神経を抜く治療が世の中から無くなると良いですね。

それまでは虫歯を作らないように本当の予防をしておきましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あーちゃん621さん
返信日時:2015-01-29 15:35:04
さがら先生

ご回答ありがとうございます。

神経治療について詳しい知識がなかったので、どのようなことをするのかわかり治療をするか検討しやすくなりました。
難しい治療だと聞き、本当のことがわかった安心感と治療への不安を抱きました。

しかし痛みが止まり、よく噛めるようになるならやはりやるべき治療なのかなと思います。
全身に影響を及ぼすなら、どこの医院で治療してもらうか、という点から慎重に考えなければなりませんね。

皆さん割と簡単に治療しているイメージがありましたが、そうではなかったのですね。
神経の再生治療に期待して、その方向で話を進めたいと思います。

御回答本当にありがとうございました。



タイトル 知覚過敏悪化。神経を抜くことについて教えてください
質問者 あーちゃん621さん
地域 神奈川
年齢 15歳
性別 女性
職業 高校生・中学生・小学生
カテゴリ 根管治療その他
知覚過敏
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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